『地球外少年少女』メインキャストに藤原夏海、和氣あず未ら 主題歌収録の本予告解禁
磯光雄の15年ぶりの最新作となるオリジナルアニメ『地球外少年少女』より、メインビジュアルと本予告が解禁。メイン声優キャストを藤原夏海、和氣あず未らが務めることも発表された。
【動画】春猿火の主題歌収録『地球外少年少女』本予告
本作は、2007年にテレビアニメ『電脳コイル』で原作・脚本・監督デビューした磯が、15年ぶりに原作・脚本・監督を務める2作目のオリジナルアニメ作品。キャラクターデザインに吉田健一(『交響詩篇エウレカセブン』シリーズほか)が参加する。
メインキャラクターを演じるキャスト陣は、月で生まれた地球嫌いの厨二(ちゅうに)病ハッカー・登矢役に藤原夏海、同じく月で生まれた登矢の幼なじみ・心葉役に和氣あず未、「あんしん宇宙旅行ツアー」でステーションへやってきた正義感の強い優等生・大洋役に小野賢章、宇宙規模で有名になりたいネットアイドル・美衣奈役に赤崎千夏、宇宙が大好きな美衣奈の弟・博士役に小林由美子、宇宙ステーション「あんしん」の看護士・那沙役に伊瀬茉莉也。
メインビジュアルは、キャラクターデザインを担当する吉田健一の描き下ろしで、メインキャラクター6人と、セーラー服を着た謎のマスコットキャラクターが描かれている。本作の舞台となる日本製商業宇宙ステーション「あんしん」の一角から望む広大な地球と、美しく光り輝くオーロラが印象的だ。中央に描かれる月生まれの少年・登矢と心葉は真っすぐに前を見つめ、その足元は空中を浮遊しているかのように見える。本ビジュアルの撮影処理は監督の磯自らが担当し、背後の謎の記号など物語のキーワードが随所にちりばめられた幻想的なビジュアルとなっている。
本予告では、誰もが気軽に宇宙旅行を楽しめるようになった2045年に、月生まれの子供たちと、地球から初めて宇宙旅行にやってきた子供たちとの出会い、にぎやかな宇宙での日常風景が描かれる。しかし後半から状況は一変。ステーションと彗星(すいせい)が衝突する事故に遭遇し、大人たちとはぐれた子供たちは暗い閉鎖空間へ投げ出されることに。さまざまな困難に立ち向かう冒険感のある展開とともに、史上最高知能といわれるAIが残した「セブンポエム」と呼ばれる謎の予言が語られる。物語の魅力を凝縮した映像内で、キャラクターボイスや主題歌も初解禁となった。
主題歌はバーチャルラップシンガー・春猿火の「Oarana」。まるで宇宙空間を旅しているかのような壮大かつ神秘的な楽曲で、春猿火のパワフルな歌声が作品の世界観を表現している。
オリジナルアニメ『地球外少年少女』は、2022年1月28日より前編「地球外からの使者」、2月11日より後編「はじまり物語」を各2週間限定で新宿ピカデリーほかにて劇場上映。Netflixにて1月28日より全6話を世界同時配信。