リチャード・ギア

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リチャード・ギアの詳細情報・プロフィール

生年月日

1949/8/31

身長

178cm

出身地

アメリカ/ペンシルヴェニア州

活動期間

1973年 -

詳細

“Mr.セクシー”とも呼ばれた、ロマンティックでダンディな魅力たっぷりのベテラン俳優。フルネームはリチャード・ティファニー・ギア。保険外交員を父に、5人兄弟の2番目に生まれる。アイリッシュ系の厳格なメソジストの家庭だったが家族全員歌うことが大好きで、少年の頃のリチャードは楽器が得意で作曲もしていたという。マサチューセッツ大学では哲学と映画を専攻するが、2年で中退して演技の道を選び、シアトルやNYの舞台で経験を積んだ。73年にロンドンでミュージカル「グリース」に主演。また、アメリカ人はほとんど受け入れられなかったヤング・ヴィック・シアターでシェイクスピア劇に出演する栄誉にも浴した。アメリカに戻り、75年に犯罪ドラマ「ニューヨーク麻薬捜査線」で映画デビュー。その後はオフ・ブロードウェイでサム・シェパードの舞台などに出演していたが、77年に「ミスター・グッドバーを探して」でマッチョな女たらしを演じて注目を浴び、テレンス・マリック監督の秀作「天国の日々」(78)に主演、貧しくも陰のある青年を熱演して高く評価される。8 年の「アメリカン・ジゴロ」ではアルマーニのスーツを颯爽と着こなしセックスシンボルに。「愛と青春の旅立ち」(82)の白い軍服姿も女性たちのハートを捉える。若きギャングを演じたフランシス・フォード・コッポラ監督の「コットンクラブ」(84)は興行的に失敗するが、コールガールのシンデレラ物語「プリティ・ウーマン」(9 )ではまさに白馬の王子様を体現して、その人気は決定的に。「ノー・マーシイ/非情の愛」(86)、製作総指揮も兼ねた「愛という名の疑惑」(92)ではキム・ベイシンガーとのコンビで、大人のサスペンスに取り組む。91年には敬愛する黒澤明監督の「八月の狂詩曲」に出演。また、製作総指揮を兼ねた西部劇「ジャック・サマースビー」(93)では謎めいた男、「心のままに」(93)では躁鬱病の男役に挑戦、「真実の行方」(96)では殺人事件の謎を追求する弁護士役で硬派な顔を見せ、“Mr.セクシー”のイメージから脱却を図ったが、ゲイリー・マーシャル監督＆ジュリア・ロバーツと再タッグの「プリティ・ブライド」(99)とウィノナ・ライダー共演の「オータム・イン・ニューヨーク」( )でロマンティック・ヒーローに返り咲いた。5 歳を過ぎてロマンスグレイに変貌した彼は、セクシーさは相変わらずだが、力の抜けた円熟の演技を見せてくれるように。女たちに翻弄され疲弊する産婦人科医を演じた「Dr.Tと女たち」( )、歌って踊ってゴールデン・グローブ賞を受賞した「シカゴ」( 2)、珍しく地味で冴えない寝取られ夫を演じている「運命の女」( 2)、満たされない思いを抱える中年男性が社交ダンスを習い始めるという日本映画のリメイク「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス？」( 4)など、最近のギア様はすっかり角がとれて、若い頃とは違う渋い魅力を発揮している。私生活では、91年にスーパーモデルのシンディ・クロフォードと結婚したが95年に離婚し、元ボンドガールのキャリー・ローウェルと 2年に結婚、息子が誕生している。チベット仏教の熱心な信者で、人権活動家としても有名。「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス？」で来日した記者会見でも、フォトセッションの途中で政治声明を発してマスコミを驚かせた。

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