ウディ・アレン 関連記事

  • ケイト・ウィンスレットが主演を務める、ウディ・アレン最新作『女と男の観覧車』

    ケイト・ウィンスレット主演のウディ・アレン最新作『女と男の観覧車』公開決定

    映画

     名匠ウディ・アレン監督の最新作『女と男の観覧車』が、ケイト・ウィンスレット主演で6月23日に全国公開されることが分かった。@@cutter 1950年代、元女優の主人公ジニー(ケイト)は、息子と、遊園地で働く再婚相手のハンプティ(ジム・ベルーシ)と平凡に暮らしながら、海岸で監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と秘密の交際をしていた。脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見るジニーだが、夫の連れ子で、ギャングと駆け落ちして以来音信不通だったキャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたことで全てが狂い始める。  安定を願いながら刺激を求め、真実の愛に憧れながら刹那の恋に溺れ、切ない夢にその身を投げ出す主人公について、アレン監督は「最高峰の演技力を誇る女優でないと成立しない」と断言。「最初はどうすればいいのかわからなかった」としながらも新境地を開拓したケイトの演技には、各方面から称賛の言葉が寄せられている。  撮影監督は、『地獄の黙示録』などで3度アカデミー賞を受賞したヴィットリオ・ストラーロが務め、遊園地のシンボル的存在の観覧車“ワンダーホイール”を背景に詩情豊かな映像を捉えている。  『女と男の観覧車』は、6月23日より全国公開。

  • ジュード・ロウ、ウディ・アレン新作でエル・ファニング&セレーナ・ゴメスと共演

    ジュード・ロウ、ウディ・アレン新作でエル・ファニング&セレーナ・ゴメスと共演

    映画

     映画『シャーロック・ホームズ』シリーズや『グランド・ブダペスト・ホテル』の俳優ジュード・ロウが、ウディ・アレン監督の新作に出演するとVarietyが伝えた。同作にはすでに映画『ネオン・デーモン』のエル・ファニングや歌手・女優のセレーナ・ゴメスの出演が決まっている。@@cutter タイトル未定の新作はアマゾン・スタジオが製作。同社は、アレンがメガホンを取った『カフェ・ソサエティ』(17)、北米では12月1日(現地時間)に公開予定の『Wonder Wheel(原題)』に続いて、アレン監督とタッグを組むことになる。  現時点であらすじやログラインは明らかになっていないが、情報筋の話では、大人への階段を歩き始める若者たちのラブストーリーである可能性があるとか。また、ジュードをはじめ、エル・ファニングやセレーナ・ゴメスを含むキャストの役柄も、はっきりとはわかっていない。  そのジュードは現在、『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編を撮影中。同作では、主人公のハリーが通うホグワーツ魔法魔術学校の校長であるアルバス・ダンブルドアの若かりし頃を演じる。

  • 『カフェ・ソサエティ』場面写真

    ウディ・アレン監督最新作『カフェ・ソサエティ』公開! ミューズ2人のドレス姿解禁

    映画

     ウディ・アレン監督最新作『カフェ・ソサエティ』が日本公開されることがわかった。今回解禁された場面写真では、キャストのクリステン・スチュワートとブレイク・ライヴリーのトップ女優2人がシンプルながらも美しいドレス姿を披露。特にクリステンはシャネルのミューズとして、ファインジュエリーと、この映画のために作られたオフホワイトのシルクとレースのドレスを堂々と着こなしている。@@cutter 本作の舞台は1930年代のハリウッド。映画産業で働くことを夢見てニューヨークからやってきた青年が美しい女性と恋に落ち、そして時代の象徴とも言える映画スターや著名人が集まるきらびやかな上流階級社会“カフェ・ソサエティ”の熱狂に巻き込まれていく姿を描く。ウディにとっては、『さよなら、さよならハリウッド』、『ミッドナイト・イン・パリ』に続き史上初の3度目のカンヌ国際映画祭のオープニング上映作品となった。  キャストには、『ソーシャル・ネットワーク』で2010年アカデミー主演男優賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。“シャネル”の美しい衣裳を身にまとい、ヒロインを演じたのは『トワイライト』シリーズのクリステン。その他、ブレイク・ライヴリー、スティーヴ・カレル、パーカー・ポージーなど華やかなスター俳優が顔を揃えた。またアレンはナレーションも務めている。撮影監督は、アカデミー賞撮影賞に3度輝く、“生ける伝説”ことヴィットリオ・ストラーロが担当する。  映画『カフェ・ソサエティ』は2017年5月より TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開。

  • ウディ・アレン監督の新作『教授のおかしな妄想殺人』公開決定

    ウディ・アレン監督最新作、公開決定! エマ・ストーンがヒロイン続投

    映画

     ウディ・アレン監督・脚本最新作『教授のおかしな妄想殺人』の日本公開が決定した。主演は『her/世界でひとつの彼女』の個性派俳優ホアキン・フェニックス。ヒロイン役には、前作『マジック・イン・ムーンライト』からの続投となるエマ・ストーンが務める。@@cutter 本作は、人生の不条理をウディ独特の哲学で描いたダーク・コメディ。人生の意味を見いだせないでいる哲学科の中年大学教授エイプ(ホアキン)は、ある日、迷惑な悪徳判事の噂を耳にしたことから、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪に夢中になっていく。すると、“奇妙な目的”を見つけたエイプはなぜか身も心も絶好調になっていく。一方、エイプの教え子ジル(エマ)は彼の頭の中におかしな妄想殺人が渦巻いているとはつゆ知らず、エイブへの燃え上がる恋心を抑えられなくなっていく…。  世界中で大ヒットした『ミッドナイト・イン・パリ』、ケイト・ブランシェットをアカデミー賞主演女優賞に輝かせた『ブルージャスミン』など、欧米各地を身軽に行き来し多くの珠玉作を生み出しているウディ。過去にも『マッチ・ポイント』や『ウディ・アレンの夢と犯罪』のような重大な決断を迫られる男が登場している。“実存の危機”ともいえる状況から生み出されるストーリーに期待大だ。  映画『教授のおかしな妄想殺人』は、6月11日より丸の内ピカデリー&新宿ピカデリーほかで全国公開。

  • マイリー・サイラス、ウディ・アレン監督TVドラマに出演

    マイリー・サイラス、ウディ・アレン監督“初”のTVシリーズ出演へ

    海外ドラマ

     歌手で女優のマイリー・サイラスが、ウディ・アレン監督の新作テレビドラマシリーズに出演することが決まった。テレビドラマ初挑戦となるアレン監督は、本作で脚本も担当する。@@cutter 1960年代を舞台に繰り広げられる同シリーズには、『おいしい生活』のエレイン・メイの出演も決定しているが、役どころなどに関しては一切明かされていない。  マイリーは、2006年から全米で放送スタートした大ヒット海外ドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』に主演し、一躍人気ティーンアイドルに。その後、アーティストとしてアルバムも発売。  私生活では、映画『ラスト・ソング』で共演したリアム・ヘムズワースと婚約するものの2013年に解消。最近では、リアムと再び熱愛が報じられている。

  • ブルース・ウィリスに代わりウディ・アレン最新作に出演するスティーヴ・カレル

    ブルース・ウィリスがクビ!? ウディ・アレン最新作、代役はスティーヴ・カレルか

    映画

     映画『アニー・ホール』(78)や『ミッドナイト・イン・パリ』(12)、『ブルー・ジャスミン』(14)など、話題作を作り続けているウディ・アレン監督がタイトル不明の最新作に取り掛かっている中、クビになったと言われている俳優ブルース・ウィリスに代わり、『フォックスキャッチャー』(15)のスティーヴ・カレルの出演が決まったという。VarietyやDeadlineなどが伝えた。@@cutter あらすじなどの詳細もベールに包まれているアレン監督の新作。ブルースは当初、映画にもなったスティーヴン・キング原作『ミザリー』のブロードウェイ版に出演が決まり、アレン監督の新作を降板することになったと伝えられたが、衣装を身に着け撮影現場にいる姿を目撃されており、The Wrapなどはブルースが台詞を覚えられずクビになったと報じた。  以前にも撮影が始まってから役者を変えたことがあるというアレン監督だが、スティーヴの出演により撮影に遅れが出ることはないという。スティーヴはアレン監督の2004年作品『メリンダとメリンダ』に出演している。  新作の出演者はスティーヴのほか、海外ドラマ『ゴシップガール』のブレイク・ライヴリーや、映画『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワート、『ソーシャルネットワーク』(11)のジェシー・アイゼンバーグなど。撮影はニューヨークとロサンゼルスで行われる。

  • 大御所ウディ・アレン監督、次回作はロサンゼルスで撮影

    L.A.嫌いのウディ・アレン監督、79歳にして心境の変化?

    映画

     『ミッドナイト・イン・パリ』『ブルージャスミン』などを手掛けた映画監督ウディ・アレンは、昔からL.A.嫌いで有名。「L.A.の唯一良いところは、赤信号でも右折できることくらい」とまで言っていた彼だが、79歳の今、少し態度を和らげ始めたようだ。@@cutter まもなく撮影に入るタイトル未定の次回作で、アレンは、なんとL.A.でロケをする。長年、ずっとニューヨークで映画を撮り続け、近年はロンドンやパリなどヨーロッパでロケをしてきた彼が、L.A.を舞台に選んだことに、映画業界はずいぶん驚いた。出演は、ブレイク・ライヴリー、クリステン・スチュワート、ブルース・ウィリスら。  来月は、L.A.オペラのシーズンオープニング作品として、プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」を演出する。2008年にアレンがL.A.オペラで演出したもののリバイバルで、時代設定を変え、アレンらしくコメディのニュアンスをプラスしたものだ。2008年にはイギリスのバリトン、トーマス・アレンが主演したが、今回はL.A.オペラのディレクターを務めるプラシド・ドミンゴが主演するとあり、さらに話題を集めている。  さらに今月は、L.A.のダウンタウンのシアターで、ジャズのコンサートを行った。アレンがL.A.でジャズを演奏するのは、この5年間で3度目。  だが、アレンがL.A.を気に入り始めたとは、誰も信じていない。コンサートの後、その質問を受けると、アレンは、「すごく好きとは言わないが」と苦笑し、言葉を濁したらしい。アレンについてのドキュメンタリー『映画と恋とウディ・アレン』を監督したロバート・B・ウィードは、アレンが少しノスタルジアを感じているのかもしれないとコメントしている。  アレンに本気で好かれることはこれからもないとしても、L.A.のほうは、昔からずっとアレンのことが好きだ。77年に『アニー・ホール』で監督賞、脚本賞に輝いて以来、アレンは何度もオスカーにノミネートされてきている。しかし、映画同士を比べることなど不可能だと主張するアレンが、実際にL.A.まで来て、授賞式でオスカー像を受け取ったことは、いまだかつて一度もない。それでもきっと、ハリウッドはこれからもアレンにラブコールを送り続けることだろう。(文:猿渡由紀)

  • 初のテレビシリーズを手掛けることになったウディ・アレン

    ウディ・アレン、テレビドラマに初挑戦! Amazon製作で脚本&監督

    海外ドラマ

     アカデミー賞受賞作『アニー・ホール』や『ミッドナイト・イン・パリ』、『ブルージャスミン』など、数々の名作を送り出してきた巨匠ウディ・アレンが、アマゾン・スタジオズのもと、初のテレビドラマシリーズを手掛けることが明らかになった。Varietyなどが報じた。@@cutter アマゾン・スタジオズの発表内容によると、Amazon Primeのインスタント・ビデオとして配信されるドラマは30分枠。『Untitled Woody Allen Project(原題)』=「タイトルのないウディ・アレン・プロジェクト」というタイトルらしい。エピソード数は不明だが、アレンは脚本と監督を務める。アメリカ、イギリス、ドイツのみでのリリースとのことだ。  アマゾン・スタジオズの副社長ロイ・プライスは「ウディ・アレンは映画史に残る数々の最高傑作を世に送り出してきた、明確なビジョンを持ったクリエイターです。彼が手掛ける最初のテレビシリーズに共に携われることができて光栄です」と語り、詳しい時期は不明だが同ドラマが2015年にリリースされることを明かした。  アレンは脚本家・監督として名を馳せる前はコメディ作家であり、テレビの放送作家を務めていたこともあったが、テレビシリーズを手掛けるのは今回が初めて。「何をどうしてこんなことになったのか、僕には分かりません。何のアイデアもなく、どこから始めていいのかも分かりません。僕が思うに、ロイ・プライスはこのことをいずれ後悔しますね」と彼らしいコメントを発表した。

  • ウディ・アレン監督最新作『マジック・イン・ムーンライト』2015年4月公開!

    ウディ・アレン監督最新作、2015年4月公開! マジシャンと占い師の極上ロマコメ

    映画

     名匠ウディ・アレン監督の最新作『マジック・イン・ムーンライト』が、2015年4月11日より全国公開されることが分かった。『英国王のスピーチ』でオスカーを獲得したコリン・ファース、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのエマ・ストーンが共演する。@@cutter 19世紀と現代のパリを行き来する喜劇を描き、世界中で大ヒットした『ミッドナイト・イン・パリ』、ケイト・ブランシェットにアカデミー主演女優賞をもたらした『ブルージャスミン』など、様々な土地や時代を背景に男女の愛やもつれを数多く描いてきたアレン監督だが、本作の舞台は1920年代南仏のリゾート地。  他人を騙し騙されまいとする皮肉屋の人気マジシャンと、他人の心を見透かし見透かされまいとする占い師の対照的な男女の恋をユーモア満載に描く、まさにアレン監督の“魔法とトリック”に心躍る2015年度注目の一作が誕生した。  この世に魔法や超能力など絶対に存在しないと信じる英国人マジシャン・スタンリー(コリン)は、ある大富豪が入れあげている米国人占い師の真偽のほどを見抜いてほしいと友人に頼まれる。すぐさま自信満々にコート・ダジュールの豪邸に乗り込むスタンリーだったが、その占い師ソフィー(エマ)が連発する驚くべき透視能力に圧倒され、人生観を根底からひっくり返されてしまう。しかも容姿も性格も抜群にチャーミングな彼女に、不覚にも魅了されてしまい…。  映画『マジック・イン・ムーンライト』は2015年4月11日、全国公開。

  • ウディ・アレン監督の性的虐待批判について初コメント

    スカーレット・ヨハンソン、W・アレン監督の性的虐待疑惑で「推測にすぎない」

    セレブ&ゴシップ

     先月2月に映画俳優・監督のウディ・アレンが養女のディラン・ファローから7歳の時に性的虐待を受けたと、今年2月に公開書簡で非難され、性的虐待疑惑が再燃。本件について、映画『マッチポイント』(06)をはじめウディ・アレン作品3作に出演したスカーレット・ヨハンソンが初めて発言した。@@cutter Varietyによると、スカーレットはアレン監督の最新作『ブルージャスミン』(14)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットや、同じく本作に出演したアレック・ボールドゥインなどに続き、アレン監督の養女性的虐待疑惑について言及。実際の事情を知らない俳優らが、ネット上でちょっと目にした情報を基にコメントするのは無責任だと、The Guardianとのインタビューで話したそうだ。  「どんな事情なのかは彼(ウディ・アレン)が今後も分かっているでしょうし、他の当事者たちもそれぞれ自分なりの経験をしているでしょう。起訴されているわけでもないし、有罪になったわけでもない。そうなったら“そんなライフスタイルは支持できない”と意見するのは自由だと思う。でも今は全てが推測に過ぎない状況よ」とスカーレット。  「私は本件について何も知らない。どちらの意見にせよ、私が憶測を立てるのは馬鹿げている」と、勝手な推測をしないことで公正さを保ちたいとコメントした。  アレン監督は今回の非難について、「事実ではない」と否定している。

  • 7歳の時に性的虐待を受けたと公開書面で養女がウディ・アレンを非難

    ウディ・アレン、養女ディランから公開書簡で性的虐待を非難される

    セレブ&ゴシップ

     俳優・監督のウディ・アレンが、公私にわたるパートナーだった女優ミア・ファローとの養女で現在28歳のディラン・ファローから、7歳の時に性的虐待を受けたと公開書簡で非難された。@@cutter ディランの公開書簡は現地時間2月1日にニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたもの。ディランの告発に対し、ウディの代理人は「アレン氏は記事を読みましたが、真実ではなく不名誉な内容と受け取りました。彼は早急に対応する予定です」とUS Weeklyに話しているそうだ。  ディランの書簡には「私が7歳の時、ウディ・アレンは私の手を取り、家の2階にある薄暗い、クローゼットのような屋根裏に連れて行きました。彼は私に腹ばいになって兄の電車セットで遊ぶように言いました。それから私に性的暴行を加えたのです」と記されている。  「行為に及んでいる間、私に話しかけ、私はいい子で、これは私たちの秘密。一緒にパリに行き、私を映画に出演させてくれると囁きました。私は電車を見つめ、電車が屋根裏部屋の中をぐるぐる回っていることに気を集中させました。今になってもオモチャの電車を見ることが苦痛です」。  本件に関して、「当時、裁判所が任命した専門家により徹底的な調査が行われ、性的虐待を裏付ける証拠はないと、専門家は結論づけています。その際にディラン・ファローには空想と現実を識別する力がなく、母親であるミア・ファローに指導された可能性があるという結果が出ました。起訴されることはありませんでした」と代理人は話している。  ウディは先月12日に行われたゴールデン・グローブ賞で功労賞のセシル・B・デミル賞を受賞しているが、その直後にもミアとの実子とされるローナン・ファローが怒りを露わにしている。ローナンは会場に流れるウディへのトリビュート映像に触れ、「『アニーホール』の前後に女性が7歳の時に性的虐待を受けたことを公表する画は入れたのか」とツイートした。  現在は代理人からのみで、ウディから正式なコメントが出ていないが、どのような対応に出るのか。3月に開催されるアカデミー賞では、ウディの監督作『ブルージャスミン』からケイト・ブランシェットが主演女優賞、サリー・ホーキンスが助演女優賞にノミネートされていることもあり、ウディの言動に注目が集まりそうだ。

  • 勢い増すポルトガル映画の巨匠、105歳の誕生日を迎える

    ポルトガル映画の巨匠、105歳の誕生日を迎え現役最高齢監督の記録更新

    映画

     ポルトガル映画の巨匠、マノエル ・ド・オリヴェイラ監督が12月11日に105歳の誕生日を迎え、現役最高齢監督の記録を更新した。@@cutter “世界で最も偉大な映画作家”として敬愛されるオリヴェイラ監督。90歳を超えてからも、毎年1本に近い驚異的なペースで映画を作り、老いや衰えを感じさせることなく、むしろ映画へのさらなる情熱や瑞々しさを感じさせる。  オリヴェイラ監督の新作『家族の灯り』(2014年2月15日公開)は、ポルトガルの戯曲映画に翻案、ある家族の愛の姿を崇高な芸術として見事なまでに描く。キャストには、『クロワッサンで朝食を』がロングランヒットとなった世界の大女優ジャンヌ・モローと、フェデリコ・フェリーニやルキノ・ヴィスコンティなどイタリア界の巨匠たちに愛されたクラウディア・カルディナーレの2大女優が夢の競演を果たしている。  ある街で帳簿係として働くジェボは、妻ドロテイアと義理の娘ソフィアとともにつましく暮らしていた。彼らの息子のジョアンは8年前に忽然と姿を消している。ジェボは息子の失踪した秘密を知っていたが家族には隠していた。一家はジョアンの帰りを待ちわびながら、悲しみに暮れる日々を過ごしていた。そんなある日、突然ジョアンが帰ってきた…。長い間不在だった息子の突然の帰宅に動揺する家族の姿をとおして、家族愛の普遍の姿と人間としての誇りを描いた至高の物語。  オリヴェイラ監督以外の高齢監督では、ロバート・レッドフォード(77歳)、ウディ・アレン(78歳) 、クリント・イーストウッド(83歳)などの大物も新作が待機中。2014年の映画界は、高齢の現役監督の活躍ぶりが期待できそうだ。

  • 『ウォーム・ボディーズ』ジョナサン・レヴィン監督

    『ウォーム・ボディーズ』監督、ゾンビ映画の暗黙ルールを破った理由を明かす

    映画

     ゾンビと人類が敵対する終末世界を舞台に、イケメン・ゾンビと人間の美少女との純愛をユーモアとロマンスたっぷりに描いた映画『ウォーム・ボディーズ』。ゾンビ版『ロミオ&ジュリエット』といえそうな本作を監督したのが、前作『50/50 フィフティ・フィフティ』が高い評価を得たジョナサン・レヴィンだ。@@cutter 人間の思考を持ったゾンビという新たな設定を打ち出し、世のゾンビファンの間で賛否両論を巻き起こしたレヴィン監督にその狙いを聞くとともに、ゾンビになってしまった場合の自分の未来を語ってもらった。そこからは同作のテイストに繋がるレヴィン監督の映画嗜好と意外な人間性が見えてきた。  ゾンビには暗黙のルールがある。のろのろ歩き、脳を破壊しないと死なず、人間を襲い、その肉を食らう。近代に入って走るゾンビも登場したが、ゾンビは人間であって人間ではない生きる屍、というゾンビの父・ジョージ・A・ロメロ監督が創造した共通認識は常に根底にあった。それを本作に登場するゾンビのR(ニコラス・ホルト)はものの見事に破る。人間時代の感情を持ち合わせ、ゾンビである自らを憂い、金髪美女ジュリー(テリーサ・パーマー)に恋までする。しかも女子に優しいのだ。  「ゾンビは社会に対するメタファーだと思うし、僕とロメロ監督のスピリットは同じはずだよ。ロメロ監督は映画『死霊のえじき』でバブという人間の思考を持ち合わせたようなゾンビを登場させた。同時に、常に新しい設定や解釈が生まれるからこそ、ゾンビ映画というジャンルが廃れることはないんだ」と説明するレヴィン監督。確かに映画『バイオ・ハザード』以降、ゾンビ映画はそれまでのサブジャンルから一つのジャンルとして確立するほどの本数が製作され、市民権を得ている。「僕もたくさんのゾンビ映画を観て勉強してきたけれど、ゾンビ映画というものの定義も変化し、拡大している。技術的変化によって、ロメロ監督の『ゾンビ』時代には考えられないくらいの変化が与えられているんだ」と分析する。  本作の原作小説も、そんな変化が与えられた時代が生んだ産物だった。「数あるゾンビものの中でも、特出してユニークだった。ゾンビが蔓延る終末世界を舞台にしながら、ひねりがあり、知的。ポップカルチャーと古典文学を盛り込んだ作風に新鮮味を感じた」と出会いを振り返る。中でもユーモアに惹かれたそうで「超自然的な題材を扱うティーン小説は大体シリアスになりがちだけれど、とにかく笑えた。だって美女がゾンビに恋をするんだよ?」とお気に入りポイントを挙げる。  レヴィン監督によるスラッシャー映画『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』もそうなのだが、レヴィン監督は主眼をホラーではなくロマンチックな青春ドラマに置いている。「僕の一番好きな作品はウディ・アレン監督の『マンハッタン』で、近代の青春映画の礎を作ったジョン・ヒューズ作品にも強い影響を受けた。今回の映画で使用している楽曲は、ヒューズ作品を意識したものがほとんどなんだ」とその嗜好を裏付けるエピソードを披露。  ホラーを選びながらもロマンスを求め、時にストレートな人間ドラマもしっかりと描く。捉えどころのない監督でもある。しかしそれこそがレヴィン監督の狙いだった。「映画監督としてレッテルを貼られたくないんだ。一つのレッテルがあることによって、新たな挑戦ができなくなるからね。僕が望んでいるのは『この監督は一体何系なの?』という観客の反応だよ」と嬉しそうに笑う。  映画監督として作品を作るとき「自分のビジョンは52%ほどしか映像化できていない」とストイックに言い切るレヴィン監督。「でもそれを残念には思っていないよ。現場でのハプニングは毎回起こるし、予定通りにいかないことも多い。でもそれを楽しみつつ、臨機応変に対応することで生き生きとした映像が生まれるからね」と映画作りの魅力を明かす。しかしその満足しないマインドが、次から次へと新たな作品を作る為のモチベーションに繋がっているのだろう。そんな真面目なレヴィン監督に「もし自分がゾンビになったら何をすると思う?」と聞いた。もちろん「映画を作っているだろう」という答えを期待して……。しかし即答されたのは「僕の場合は、一日中携帯電話をいじっているだろうね」という地味すぎるゾンビの姿だった。  映画『ウォーム・ボディーズ』は9月21日より全国公開

  • 不倫に略奪愛に三角関係~愛に揺れるセレブたち フォト特集

    不倫に略奪愛に三角関係~愛に揺れるセレブたち フォト特集

    セレブ&ゴシップ

    日本の芸能界でもなにかと話題となった“浮気騒動”。でもハリウッドも負けてない!役の取り合いだけでなく色恋沙汰でも激しくぶつかり合うセレブたち。華やかな舞台の裏で繰り広げられたセレブたちの愛憎劇を写真でご紹介します。中には常習犯の有名女優も!?

  • 「ローマでアモーレ」

    ウディ・アレン新作「ローマでアモーレ」公開決定 次の舞台はローマ!

    映画

     ウディ・アレン監督の最新作「To Rome with Love」の邦題が「ローマでアモーレ」に決定し、6月8日から日本公開されることがわかった。@@cutter ウディ・アレンは、映画「ミッドナイト・イン・パリ」で世界中から高い評価を受けた名匠。パリを舞台にした前作に続いて、次はローマを舞台に様々な男女が繰り広げるコミカルで愛あふれる人間模様を描く。  アレン監督は、「ただ散歩しているだけでも驚くような街。街そのものが芸術品なんだ」とローマの街についてコメントしており、映画ではコロッセオやトレヴィの泉をはじめとした人気観光スポットはもちろんのこと、知る人ぞ知る素敵な路地裏でもロケを敢行している。  物語は、音楽プロデューサーのジェリー(アレン)と妻(ジュディ・デイヴィス)が、イタリア人と婚約した娘(アリソン・ピル)の滞在するローマにやってきたことから始まる。フィアンセの実家に招かれたジェリーは、バスルームから聞こえてくるフィアンセの父親の歌声があまりの美声だったことに驚愕。一方、同じ頃に田舎からローマに出てきた純朴なカップル。ホテルに到着した後に、妻は美容室へ向かうものの迷子になってしまう。夫が待つ部屋にはなぜかコールガール(ペネロペ・クルス)が現れ…。   5作品ぶりにアレン自身が自作品に出演するほか、映画「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグや「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジも出演。アレン監督が撮った映画「それでも恋するバルセロナ」でアカデミー助演女優賞に輝いたペネロペ・クルスも異色の役柄で登場する。また、イタリア映画界を代表する俳優で「ライフ・イズ・ビューティフル」の好演が印象的なロベルト・ベニーニも出演しており、豪華俳優陣の共演が思う存分に楽しめる。  映画「ローマでアモーレ」は、6月8日から新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほかで公開

  • 無料の映画上映プロジェクト「中目黒シネマズ」

    中目黒に無料映画館が誕生、無料の映画上映プロジェクト「中目黒シネマズ」始動

    映画

     映画館のない中目黒に、無料の映画上映プロジェクト「中目黒シネマズ」が2013年1月よりスタートすることが明らかになった。@@cutter 「中目黒シネマズ」では“中目黒の街”全体を映画館として、月に1度、移動映画館「中目黒シネマズ」を設営し、無料で誰でも映画を鑑賞できる場を提供。良質な作品との出会い、野外上映をはじめとした特別な映画体験を通じて、映画が本来持つ楽しさや感動を、中目黒を訪れる人々に伝えていくという。  来年2013年1月の本格開始に向けて、まず11月24日(土)、12月下旬(予定)にはプレイベントとして小規模な無料上映を実施。訪れた人からの意見・リクエスト・アドバイスを反映させ、2013年1月より本格的にプロジェクトスタートを迎える。  プレ開催となる11月24日(土)は、ウディ・アレン監督・主演、ダイアン・キートンが共演した傑作ラブストーリー「アニー・ホール」の上映および映画解説者による作品解説トークショーを開催する。場所は目黒区青少年プラザ7Fレクリエーションホール。プレイベントvol.2は12月下旬を予定。  「中目黒シネマズ」は、街全体を映画館と捉え、映画という娯楽体験を街のいたるところで定期的に無料上映することでイベント化し、映画と街を相乗的に活性化していく新たな“町おこし&映画おこしプロジェクト”として推進していくという。  また本プロジェクトは、同じく中目黒で定期開催される、食と体験プロジェクト「中目黒村マルシェ」と連動していくことで、更なる活性化を目指す。「中目黒シネマズ」の今後の展開に注目したい。

  • フランシス・フォード・コッポラ監督の選ぶ映画TOP5に入った「用心棒」

    Q・タランティーノ、M・スコセッシ、F・コッポラ、W・アレン、M・マン監督の選んだ映画ランキング

    映画

     Sight&Sound誌の選ぶ10年に1度の名画ランキング“映画監督が選んだ作品”第1位に、小津安二郎の「東京物語」(53)が輝いた。また、マーティン・スコセッシ、クエンティン・タランティーノ、ウディ・アレン、フランシス・フォード・コッポラ、マイケル・マン監督ら、それぞれが選ぶTOP10も発表された。 @@cutter   世界中の映画監督358人が選んだ作品TOP10は以下の通り。()の中は日本公開年。 1.「東京物語」(53) 2.「2001年宇宙の旅」(68) 2.「市民ケーン」(66) 4.「8 1/2」(65) 5.「タクシードライバー」(76) 6.「地獄の黙示録」(80) 7.「ゴッドファーザー」(72) 7.「めまい」(58) 9.「鏡」(80) 10.「自転車泥棒」(50) マーティン・スコセッシ選TOP5 1.「8 1/2」(65) 2.「2001年宇宙の旅」(68) 3.「灰とダイヤモンド」(59) 4.「市民ケーン」(66) 5.「山猫」(64) クエンティン・タランティーノ選TOP5 1.「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」(67) 2.「地獄の黙示録」(80) 3.「がんばれ!ベアーズ」(76) 4.「キャリー」(77) 5.「バッド・チューニング」(93未) ウディ・アレン選TOP5 1.「自転車泥棒」(50) 2.「第七の封印」(63) 3.「市民ケーン」(66) 4.「フェリーニのアマルコルド」(74) 5.「8 1/2」(65) フランシス・フォード・コッポラ選TOP5 1.「灰とダイヤモンド」(59) 2.「我等の生涯の最良の年」(48) 3.「青春群像」(59) 4.「悪い奴ほどよく眠る」(60) 5.「用心棒」(61) マイケル・マン選TOP5 1.「地獄の黙示録」(80) 2.「戦艦ポチョムキン」(67) 3.「市民ケーン」(66) 4.「アバター」(09) 5.「博士の異常な愛情」(64)

  • 「あの子はいい子」

    ヒット続きの大御所監督、お騒がせセレブ=リンジー・ローハンにベタ惚れ!?

    セレブ&ゴシップ

      最新作であるロマンティック・コメディ「ミッドナイト・イン・パリ」が自己史上最高の興行収入を記録、76歳にして絶好調の大御所監督ウディ・アレンが、トラブル続きのリンジー・ローハン(25)にベタ惚れのようだ。 @@cutter   先月ニューヨークでディナーをしているところがパパラッチされたウディとリンジー。もしやウディの次回作にリンジーが出演するのでは!?とも報じられたが、この件に関しウディ自らこう話している。   「現在のところ具体的に出演してもらう話があるわけではないが、僕の作品にリンジーを使うのはいつだってOKだよ。なぜって彼女はとても才能のある女性だからね」。   ここ数年、裁判沙汰やリハビリ施設への入退院が続くリンジーだが、「彼女のプライベートは関係ない。法的に問題ないならいつでも一緒に仕事をしたい」と断言するウディ。   「リンジーは絶対に良い仕事をしてくれるだろう。彼女にぴったりの役があればいつでもオファーするよ」。   ウディ作品に出ることになれば、リンジーにとって何よりのキャリアアップとなることは間違いないだろう。しかし次々回作くらいまで既にキャスティングが決まっているため、実現するにしても当分先になりそう…。

  • 絶好調のウディ・アレン監督、ローマが舞台の新作「To Rome with Love」日本公開決定

    映画

      現在、“パリ”の魅力を余すとこなく描いた「ミッドナイト・イン・パリ」が大ヒット公開中のウディ・アレン監督最新作の日本公開が早くも決定した。今度の舞台は“ローマ”、そのタイトルもズバリ「To Rome with Love(ローマへ愛を込めて)」だ。 @@cutter   6月の全米公開に先駆けて、ご当地イタリアでは4月末に公開。「ミッドナイト・イン・パリ」を超えるオープニング成績をたたき出し、公開後約1ヵ月で既に「ミッドナイト~」に迫る興行収入を記録している。   本作は、アレン扮する音楽プロデューサーと妻が、イタリア人と結婚すると言い出した娘のフィアンセに会うためにローマを訪れるところから物語が展開する。様々な男女によって繰り広げられるコミカルでロマンス溢れる人間模様が、情熱の都を舞台に綴られてゆく。   監督・脚本はもちろんのこと、今回はアレン自身が久々に登場することでも話題に。出演者にはアレン作品でお馴染みのジュディ・デイヴィスやアレック・ボールドウィンのベテランから、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ、「JUNO/ジュノ」のエレン・ペイジというフレッシュな顔ぶれに加え、「それでも恋するバルセロナ」(08)でアカデミー助演女優賞に輝き、ミューズとなったペネロペ・クルス、そしてロベルト・ベニーニという“異色な”俳優まで、多彩なキャスティングとなっている。   パリの次は「恋のロンドン狂騒曲」(今秋、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開)、そして来年は「To Rome with Love(原題)」と、立て続けに上映される、ウディ・アレンの“三都物語”から目が離せない!   「To Rome with Love(原題)」は2013年公開

  • 「ミッドナイト・イン・パリ」

    日本でも最高興行成績を樹立!?ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」が大ヒットスタート!

    映画

    本年度のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の脚本賞をW受賞したウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」が5月26日、いよいよ日本公開を迎えた。これまでのアレン映画の中で最高の興行成績を打ち立てた本作だが、ここ日本でも、アレン史上最高の興行成績を樹立するかもしれない。@@cutter 都内では新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーを含む計8スクリーン、全国でも46スクリーンでの上映と決して大規模とは言えないスタートを切った本作だが、初動2日間の観客動員数は20,484名、興行収入は2,700万円超えて大ヒットを記録。都内の上映館では往年のアレンファンと見られるシニア層から“アレン初体験”を含む若者層まで幅広い客層を集客し、満席になるシアターも続出したとか。 週末の国内興行収入ランキングでは、本国アメリカでそれまでトップを独走していた「アベンジャーズ」(8月17日 日本公開)を抑え1位に躍り出た「メン・イン・ブラック3」が堂々の1位をマーク。続いてジョニー・デップ主演の「ダーク・シャドウ」や大ヒット中の邦画「テルマエ・ロマエ」などの強豪が名を連ねているが、そんな中、本作「ミッドナイト・イン・パリ」は10位にランクインするという快挙を見せた。 全国規模の上映作の中で、わずか46スクリーンの作品がランクインするとは、劇場での盛況ぶりが見て取れる。 北米でアレン史上最大のヒットを記録したように、日本でも過去最高の成績を樹立する可能性が見えてきた「ミッドナイト・イン・パリ」。そのTVスポットを入手した。 「ミッドナイト・イン・パリ」は現在、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国映画館にて絶賛公開中。

  • 上映前に登壇したウルリッヒ・グレゴール氏(中央)とカンヌクラシック部門ディレクターのヴァン・パパドプーロス氏(右)

    木下恵介監督「楢山節考」がカンヌで上映、客席から惜しみない拍手が沸く

    映画

      16日に開幕したカンヌ国際映画祭の「カンヌクラシック」部門にて、18日(現地時間)、木下恵介監督の「楢山節考」(1958年)が上映された。 @@cutter   今回「楢山節考」が上映されたカンヌクラシックは、修復された名作や偉大な映画人に改めてスポットをあて顕彰する部門。今年はセルジオ・レオーネ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」やスティーブン・スピルバーグ「ジョーズ」、デヴィッド・リーン「アラビアのロレンス」などの映画史上の名作の修復版やウディ・アレンに関するドキュメンタリーが同部門で上映されている。   「楢山節考」は、貧しい寒村に代々伝わる姥捨山の風習に従い、お互いを思い合う母と息子が「楢山へゆく日」を迎える様を描く物語。製作当時にヴェネチア映画祭のコンペ部門で上映され、フランソワ・トリュフォー監督が絶賛し、国内の数々の映画賞にも輝いたという傑作だ。2012年に木下監督が生誕100年を迎える機会にあわせ、松竹とIMAGICAがデジタル・リマスターによる修復を行い、画質も音質も最高の水準で復元された。   上映前には、映画史家のウルリッヒ・グレゴール氏がゲスト・スピーカーとして登壇。1958年にヴェネチア映画祭でこの作品に出会った際に受けた衝撃を語り、木下作品をいま“発見”することの重要性を、一面からだけでは語りきれないその作風の幅広さに加え、様式美や哲学性、荘厳さが調和する映画の構造性から強調した。また、この「楢山節考」は名作がずらりと並ぶ木下監督のフィルモグラフィの中でも、重要な位置にあることなどを解説した。   会場の「ブニュエル・シアター」には300名を超える各国のプレスや映画関係者が集まり、上映後には客席から惜しみない拍手が続いた。大きな注目を集めるカンヌの場での紹介は、今後、様々な国での上映につながっていくだろう。既にブラジルや香港、ニューヨークなど世界10都市での木下特集が予定されているという。デジタル・リマスター版「楢山節考」は11月23日から開催される第13回東京フィルメックスでの木下恵介生誕100年特集での凱旋上映のあと、東劇ほか松竹系映画館での特集上映が予定されている。楽しみにして秋を待ちたい。(文:岡崎 匡)

  • 「ミッドナイト・イン・パリ」のウディ・アレン監督次回作の邦題が「恋のロンドン狂騒曲」に決定

    映画

      まもなく公開の「ミッドナイト・イン・パリ」(5月25日公開)では自己最高の興行成績を打ち立て、本年度のアカデミー脚本賞も受賞したウディ・アレン監督の次回作の邦題が「恋のロンドン狂騒曲」に決定。今秋、日本公開される。 @@cutter   今度の恋の舞台はロンドン。失った若さを取り戻そうと長年連れ添った妻の元を去り、若くて自由気ままなコールガールに入れあげる老人を中心に、三角関係、四角関係へと広がる愛のかたちが描かれる。   アレン監督・脚本のもとに集まったのは、アンソニー・ホプキンス、ナオミ・ワッツ、アントニオ・バンデラス、ジョシュ・ブローリン、フリーダ・ピントなど錚々たる俳優たち。主人公の老人にホプキンス、その娘にワッツ、その娘の夫で一発屋の作家にブローリン、その作家が夢中になる神秘的な女性にピントがキャスティング。さらにワッツ演じる娘が心惹かれるギャラリーのオーナー役でバンデラスが出演している。   時として愚かで滑稽な人間模様をユーモアと皮肉と辛辣さをないまぜにし、描き出すアレン監督。本作でも“話術の達人”ぶりを遺憾なく発揮、彼のの面目躍如たるストーリー展開が光る。   「恋のロンドン狂騒曲」は2012年秋、TOHOシネマズ シャンテほかで公開

  • 女優完全復帰へまた一歩前進?

    TV映画で主役を射止めたリンジー・ローハン、今度はウディ・アレンのミューズに!?

    映画

      先日、TV映画「Liz & Dick(原題)」で大女優=故エリザベス・テイラー役を演じることが正式に決定し、女優本格復帰を目指すリンジー・ローハン(25)と、「それでも恋するバルセロナ」(08)や「ミッドナイト・イン・パリ」(5月26日公開)で知られる奇才ウディ・アレン(76)がふたりっきりのディナーを楽しんでいるところが目撃された。 @@cutter     アレンとローハンは現地時間5日の夜、マンハッタンのダイナーPhilippe’sで食事をし、その後は別々の車に乗り込み店を後にしたとか。   ローハンの母ディナは米エンタメニュースサイトAccess Hollywoodに対し、“ディナーミーティング”だったとコメント。これによって、監督が次回作のミューズ候補にローハンを挙げているのではないかと噂されている。   ローハンに近しいという情報筋によると「二人は数年来の友人であり、ウディはリンジーの最大の後援者」なのだという。   アレン監督作のミューズとして知られるスカーレット・ヨハンソンのような活躍を見せることができるだろうか。

  • 新作コメディでは俳優業に専念!

    ウディ・アレンが新作コメディで久々、俳優業に専念!共演はシャロン・ストーン

    映画

     「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」のジョン・タートゥーロが監督と脚本を担当、出演もする新作コメディー「Fading Gigolo(原題)」 に、昨今は自身の監督作にも出演していない「ミッドナイト・イン・パリ」のウディ・アレンが出演することになった。 @@cutter  本作は親友2人がジゴロ・ビジネスに乗り出そうとするストーリーで、この2人を演じるのがジョンとウディ。「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀」のシャロン・ストーンがウディの顧客のひとりの役で出演するという。  撮影は4月からニューヨークでスタートする。制作はMK2。(SCREEN6月号より)  「ジョニー・デップ2大最新作主演作」巻頭特集ほか、「いまハリウッドで最もパワフルな50人」BIGスター10最新インタビュー集も掲載!SCREEN6月号は絶賛発売中。

あわせて読みたい


トップへ戻る

news_genre reco_personal filmography present cic civ info news_link news_match news_new photogallery photogallery2 ranking recommend drama_jp drama_os opening_this_week ranking_access