松坂桃李 関連記事

  • 『新聞記者』ティザービジュアル

    シム・ウンギョン×松坂桃李W主演『新聞記者』特報&ビジュアル公開

    映画

     韓国の女優シム・ウンギョンと俳優の松坂桃李がダブル主演を務める映画『新聞記者』の全国公開が6月28日に決定。緊張感みなぎる内容の特報映像とティザーチラシも併せて公開された。@@cutter 本作は、東京新聞記者・望月衣塑子氏のベストセラー『新聞記者』(角川新書)を原案として、政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者・吉岡エリカ(ウンギョン)と、理想に燃え公務員の道を選んだ若手エリート官僚・杉原拓海(松坂)との対峙と葛藤を描いたサスペンス・エンターテインメント。メガホンを取るのは、俳優の山田孝之がプロデュースする映画『デイアンドナイト』の藤井道人監督。  解禁された両A面のティザーチラシは、吉岡と杉原が国会議事堂を背に並び立ち、お互い真逆の方向を向く姿に、「この映画を、信じられるか――?」というコピーが被さったものがひとつ。もう1枚は、スポットライトの当たる国会議事堂と、そこに向かう車の流れが印象的な夜の霞ヶ関の風景に、「たった今、権力の闇の中へ――」という別のコピーが踊ったものになっている。  併せて公開された特報映像は、国会議事堂に向かって必死に駆けていく吉岡の後ろ姿、携帯越しに何事かをまくし立てる杉原の深刻な表情などを映し出した後、「ひょっとしたら政権がひっくり返るかも知れないぞ…」という何者かの声で幕を閉じている。  松坂と初共演を果たしたウンギョンは、「私にとって本作品は、芝居だけではなく日本語のセリフという乗り越えないといけない課題がありましたが、松坂さんの柔軟なお芝居に頼らせていただきながら頑張ることができました」とコメント。  松坂もウンギョンについて、「やはり目力がすごい方です! パッションみたいなものが、目から伝わってくるので、そこはすごく刺激を受けました。強く吉岡が迫ってくるところは、非常に記憶に残っています」と振り返り、「妥協のなさというか、求め続けていく姿勢には大いに刺激をもらいました」と称賛している。  映画『新聞記者』は6月28日より全国公開。

  • 第92回 キネマ旬報ベスト・テン表彰式に出席した安藤サクラと柄本佑

    安藤サクラ、夫・柄本佑と共に「キネ旬ベスト・テン」W主演賞で号泣

    映画

     第92回キネマ旬報ベスト・テン表彰式が10日、都内にて行われ、主演女優賞の安藤サクラと、主演男優賞の柄本佑夫婦がそろって登壇。司会者から二人でステージ中央に来るように促されると、安藤は緊張の糸が切れたのか号泣。柄本と共に受賞を喜ぶシーンが見られた。@@cutter 先にスピーチをしたのは、映画『万引き家族』で主演女優賞を受賞した安藤。「光栄です。ありがとうございます」と挨拶するも「どうしよう。緊張しちゃってうまく話せない」と苦笑い。続けて、劇中演じた柴田信代という役がいまだにつかめず、是枝裕和監督をはじめ、キャスト、スタッフによって導いてもらえたと思っているため「飛び上がって喜ぶことができなかった」と胸の内を明かす。    一方、『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『ポルトの恋人たち 時の記憶』の3作品で受賞した柄本は「実感がないんです」と正直な気持ちを述べると「でも関係者の方々から、たくさん『おめでとう』という連絡をいただくと、賞というのは周囲の方が幸せになってくれるんだな、いただいて本当に良かったなと思いました」と笑顔を見せた。    続けて柄本は、昨年10月に他界した実母で女優の角替和枝さんに触れ「直接、この賞の報告はできませんでした。でも上(天国)には報告しましたし、今日の式が行われる場所も知らせたので、きっとこの会場のどこかにいると思います。うちの母の口癖が“なんでもない日、万歳”でした。でもさすがに今日は“なんでもなくない日、万歳”といって喜んでくれていると思います」と思いを語っていた。    柄本のスピーチが終わると、司会のフジテレビ・笠井信輔アナウンサーから「少々じれったい、夫婦でのダブル受賞です。前へどうぞ」と促される安藤と柄本。ためらう柄本だったが、安藤は「もうこんなこと一生ないから」と柄本の腕を引っ張り舞台中央へ。そこで「ご主人が賞をとったと聞いたとき、どんな気持ちでしたか?」と聞かれると、安藤は号泣。すると柄本は「ちょっと待って、夫婦で泣いている写真出るぞ」と制するも「でも、こんなお祭り騒ぎないからいいかなと思って」と感情を爆発させていた。さらに、笠井アナは、柄本にも、夫婦受賞の感想を聞くと安藤は「それはいいんです。男はどしっと構えていれば」と発言し、大歓声を浴びていた。    この日は、安藤、柄本のほか、木野花(助演女優賞)、松坂桃李(助演男優賞)、木竜麻生(新人女優賞)、寛一郎(新人男優賞)、川瀬陽太(日本映画監督賞、瀬々敬久監督代理)、内田也哉子(特別賞受賞、樹木希林代理)らも出席。松坂は、安藤と柄本の微笑ましいスピーチに「夫婦っていいなと思いました」としみじみ語っていた。 「2018年 第92回キネマ旬報ベスト・テン」各受賞者 ▼作品 日本映画ベスト・テン第1位『万引き家族』 外国映画ベスト・テン第1位『スリー・ビルボード』 文化映画ベスト・テン第1位『沖縄スパイ戦史』 読者選出日本映画ベスト・テン第1位『万引き家族』 読者選出外国映画ベスト・テン第1位『スリー・ビルボード』 ▼個人 日本映画監督賞 瀬々敬久『菊とギロチン』『友罪』 日本映画脚本賞 相澤虎之助、瀬々敬久『菊とギロチン』 外国映画監督賞 マーティン・マクドナー『スリー・ビルボード』 主演女優賞 安藤サクラ『万引き家族』 主演男優賞 柄本佑『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『ポルトの恋人たち 時の記憶』 助演女優賞 木野花『愛しのアイリーン』 助演男優賞 松坂桃李『孤狼の血』 新人女優賞 木竜麻生『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』 新人男優賞 寛一郎『菊とギロチン』 読者選出日本映画監督賞 是枝裕和『万引き家族』 読者選出外国映画監督賞 マーティン・マクドナー『スリー・ビルボード』 キネマ旬報読者賞 立川志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」 特別賞 樹木希林

  • 「第61回ブルーリボン賞」授賞式にて

    松坂桃李、ある記者との秘話を明かす【第61回ブルーリボン賞授賞式】

    映画

     第61回ブルーリボン賞授賞式が6日に都内で開催され、俳優の松坂桃李、女優の門脇麦らが出席した。映画『孤狼の血』で助演男優賞を受賞した松坂は、とあるスポーツ紙の記者との秘話を明かした。@@cutter ブルーリボン賞では、在京スポーツ7紙の映画担当記者の投票によって賞が決定する。柚月裕子の同名小説を基に、ベテラン刑事・大上(役所広司)と新人の日岡(松坂)が、広島におけるヤクザの抗争に巻き込まれていく様を描いた『孤狼の血』で助演男優賞を獲得した松坂。スピーチでは、かつてスポーツ紙の記者が、自身のデビューから約5年が経ち、主演を張るようになった頃に「態度の違い」を指摘する内容の手紙を送ってきたことを回想。  「それを読んだときに、すごく背筋がピッとする思いだったんですね。その記者さんのお陰で、こうやっていろいろな方たちの声を聞こうと、改めて思えるようになって。それで今、こうやってブルーリボン賞の授賞式に立てているのかと思うと、本当に感謝の思いでいっぱいです。選んでいただいた記者の皆さまもそうなんですけども、そういう言葉をくれた、あるスポーツ紙の記者の方にも、お礼を言いたいです」と感慨深そうに語った。  故・若松孝二監督の映画制作を、助監督だった吉積めぐみ(門脇)の目線を通じて描いた『止められるか、俺たちを』で主演女優賞に輝いたのは門脇。「この賞が本作に関わった方、そして若松プロに関わった皆様に、少しでも良いものとして、うれしいものとして、届けば幸せだなと思います」と言い「きれいごとかもしれないけども、これからも私は映画にときめき続け、きれいごとだからこそ、より強くその一番純粋な気持ちを持って、これからも映画作りに関わっていけるように、毎作品毎作品、誠心誠意、向き合っていきたいなと思います」と語った。  当日の司会は、昨年の主演男優賞と主演女優賞をそれぞれ獲得した、阿部サダヲと新垣結衣が担当。お互いを「結衣」「サダヲ」と呼び捨てし合うなど愉快な掛け合いで会場を沸かせ、そんな二人の掛け合いを前にした門脇は「来年、司会できるのかなあ」と笑っていた。 第61回ブルーリボン賞 受賞一覧と登壇者は下記の通り。 ・作品賞 『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督 ・監督賞 白石和彌『孤狼の血』『止められるか、俺たちを』『サニー/32』 ・主演男優賞 舘ひろし『終わった人』 ・主演女優賞 門脇麦『止められるか、俺たちを』 ・助演男優賞 松坂桃李『孤狼の血』 ・助演女優賞 松岡茉優『万引き家族』『ちはやふる ‐結び‐』 ・新人賞 南沙良『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』 ・外国作品賞 『ボヘミアン・ラプソディ』

  • 第40回ヨコハマ映画祭表彰式にて

    東出昌大、『ヨコハマ映画祭』主演男優賞受賞! 共演者からの「何考えてるかわからない」に苦笑

    映画

     俳優の東出昌大が3日、神奈川県・横浜にて開催された『第40回ヨコハマ映画祭』の表彰式に出席。映画『寝ても覚めても』で主演男優賞を受賞した東出だが、共演者の唐田えりかから「何考えてるかわからない」と言われ苦笑、会場を沸かせた。@@cutter 同映画祭で主演女優賞を受賞した安藤サクラ(授賞式は欠席)と同じ事務所であるという東出。「事務所に入ったのが6年前。お芝居って今もよく分かっていなくて。毎現場怖いですし、同じ役は2つとしてないので、いつも精一杯やっているんですけど、次に繋げられるかというと毎回リセットしてしまう」と俳優業の“怖さ”について語る。  続けて「でも、先日瀬々敬久監督とご一緒して、その時に『主演って受け芝居が多いな』って冗談の中で仰っていて。受け芝居ってなんなんだろうって思うんですね。主演男優って1つの作品で人間的成長が描かれることが非常に多いんです。それはほかの共演者の方々が喋るセリフや台本の影響を受けて、最後までカメラ前に立ち続けているのが主演なのかなと思うと、こういう栄えある賞をいただけたのも、周りの方々の影響を現場で受けられたからだと思っています」と、スタッフや共演者への感謝の思いを述べた。  また、東出が『寝ても覚めても』で1人2人を演じていたことに絡め、共演した伊藤沙莉、唐田が東出の印象を聞かれ、伊藤が「読めない感じがします」と言えば唐田は「何考えてるかわからない」と答え、東出が苦笑、その様子に客席は大盛り上がり。伊藤が「ミステリアスなんですよ」とうまく締める一幕も。  同映画祭で助演女優賞を受賞した伊藤と松岡茉優は子役時代からの仲間ということで、以前から仲が良いという。伊藤は受賞の挨拶で「親友の松岡茉優と受賞できたことが本当に嬉しい」とコメント。松岡のコメントの際に伊藤が司会者に促され2人が舞台に揃うと、松岡は「以前2人で『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』というドラマをやっていたときから、いつか助演女優賞を2人でもらいたいね、と言ってたんです。でも予想としては35歳をこえてからって言ってたんですけど、ちょっと早かったね(笑)」と語り、会場を沸かせた。 『第40回ヨコハマ映画祭』受賞結果は以下の通り。 作品賞:『寝ても覚めても』 監督賞:濱口竜介『寝ても覚めても』 監督賞:瀬々敬久『菊とギロチン』『友罪』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』 森田芳光メモリアル新人監督賞:野尻克己『鈴木家の嘘』 脚本賞:沖田修一『モリのいる場所』 撮影賞:佐々木靖之『寝ても覚めても』『体操しようよ』 主演男優賞:東出昌大『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『OVER DRIVE』 主演男優賞:役所広司『孤狼の血』 主演女優賞:安藤サクラ『万引き家族』 助演男優賞:松坂桃李『孤狼の血』 助演女優賞:松岡茉優『万引き家族』『blank 13』『ちはやふる -結び-』 助演女優賞:伊藤沙莉『寝ても覚めても』『榎田貿易堂』 最優秀新人賞:唐田えりか『寝ても覚めても』 最優秀新人賞:吉沢亮『リバーズ・エッジ』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』 最優秀新人賞:木竜麻生『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』 審査員特別賞:『カメラを止めるな!』公開に係る全てのムーブメント、関係者 特別大賞:山崎努

  • 映画『居眠り磐音』場面写真

    松坂桃李『居眠り磐音』、まなざしから伝わる優しさと強さ…場面写真初解禁

    映画

     俳優の松坂桃李が時代劇初主演を務める映画『居眠り磐音』より、松坂が優しく穏やかなまなざしと、悪に対峙する鋭いまなざしをのぞかせる場面写真2枚が初解禁された。@@cutter 本作は、シリーズ累計発行部数2000万部を突破した佐伯泰英の同名時代小説を初めて映画化したもの。昼間はうなぎ屋で働き、夜は両替商の用心棒として悪と戦う“時代劇史上最も優しい主人公”坂崎磐音の活躍を、映画『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督のメガホンとテレビ時代劇『ちかえもん』の藤本有紀の脚本で描く。松坂が磐音に扮するほか、木村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介、ピエール瀧、陣内孝則、谷原章介、中村梅雀、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣がキャストに名を連ねている。  剣の達人にして、人情に厚く、礼節を重んじる好青年・磐音は命により幼なじみの琴平を討ち取ったことからすべてを失い、脱藩して江戸に出奔。浪人として長屋暮らしを始めた磐音は、両替商・今津屋の用心棒の仕事を紹介してもらい、なんとか生活の工面をしていた。周囲から次第に頼られる存在となり、江戸での暮らしにも慣れ始めた矢先、騒動に巻き込まれた今津屋を守るべく、磐音は用心棒として立ち向かう。  初解禁された場面写真では、磐音が江戸・深川の長屋で物腰柔らかく、人を包み込むような表情をのぞかせる場面と、用心棒として悪に対峙した磐音が鬼気迫った鋭い目つきで相手に剣を構える姿を捉えた場面を活写。優しさの中に強さを持った磐音の人柄が感じられるものとなっている。  映画『居眠り磐音』は5月17日より全国公開。

  • 『パーフェクトワールド』に出演する松坂桃李と山本美月

    松坂桃李×山本美月『パーフェクトワールド』、4月スタート

    エンタメ

     俳優の松坂桃李が、4月スタートのドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)で主演を務め、女優の山本美月がヒロインを演じることが発表された。本作について松坂は「連ドラとしては初めてのラブストーリー、全力で頑張ります!」と意気込みを語っている。@@cutter 本作は、累計部数170万部を超える有賀リエによる同名コミックを実写化したラブストーリー。事故で脊髄を損傷し、車いす生活を続けている建築士の鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、二人が心を通わせ合う姿を描いていく。  松坂が演じる主人公の樹は、大学時代の事故により車いす生活を余儀なくされる青年。事故から数年がたった現在も幻肢痛に悩まされ、合併症の不安を抱えているが、建築士としてバリアフリー住宅の設計を推進することに力を入れているというキャラクターだ。  一方、山本が演じるヒロインのつぐみは、樹の高校時代の同級生。大人になってから再会した樹が車いす生活を送ることにショックを受けるが、彼の仕事への情熱や、前向きに生きる姿に心打たれ、あきらめかけていた夢を再び追う決意をする。  松坂は「実は、連続ドラマで純粋なラブストーリーに挑戦するのは初めてなので」と明かすと「自分の中では新鮮で、『ラブストーリーやるのか~、そわそわするな』と嬉しい面もあれば、表情が崩れるような、正直こそばゆい面もあります」とコメント。また本作で初共演となる山本については「思い切りがすごくいい印象というか。監督の意図に沿って全力でやるというイメージがあります」と評した。  山本は本作について「色々な形の障がいがあるとは思いますが、それを2人でどう乗り越えるかを一緒に考えながら、時にぶつかり合いながら、共に進めていけたら素敵だと思います」と語っている。  ドラマ『パーフェクトワールド』は、カンテレ・フジテレビ系にて4月より毎週火曜21時放送。

  • 松坂桃李30歳、『ヘンリー五世』に挑む

    松坂桃李、攻め続けて30歳 蜷川幸雄氏の「怠けるな」に今も背筋正す

    エンタメ

     松坂桃李ほど若手時代に培ったパブリックイメージを脱する挑戦を行い、成功した俳優もいないのではないだろうか。そう思えるほど、近年の彼の出演作は挑戦的な作品が多く、作品ごとに違う顔を見せてきた。2018年10月に迎えた節目の30歳。意外にも「危機感、不安感は常に抱えてます」と語る松坂に、2019年に臨む心境を語ってもらった。@@cutter 松坂の2019年は、吉田鋼太郎演出の舞台『ヘンリー五世』から始まる。故・蜷川幸雄氏の演出による2013年の『ヘンリー四世』に続き、2作目のシェイクスピア挑戦となるが、この6年で松坂の俳優としてのキャリアはぐっと厚みを増した。  2017年、2018年に公開された作品だけでも、不倫に溺れる狡猾なデパート社員を演じた『彼女がその名を知らない鳥たち』、舞台と映画で限界ギリギリの過激な性描写にも挑んだ『娼年』、血みどろの暴力の中で正義が揺らぐ青年を繊細に演じた『孤狼の血』…。ドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』(日本テレビ系)、『この世界の片隅に』(TBS系)など比較的パブリックイメージに近い役の傍ら、あえてそれを壊すような作品、役柄に挑み続けてきたのは、この先の10年、つまり30代を俳優として生き残るための戦略だったという。 @@insert1  「どの作品をやるにも、来年、再来年…30代、40代、50代の自分は何をやってるんだろう、と未来の自分を考えながら仕事に取り組んでいます。性格もあるんでしょうね(笑)。でも、作品1つひとつを代表作にしようという思いは、30歳になってからの方が強いです。20代はわりとがむしゃらだったので」。  「守りに入るよりも、攻め続けるほうが性に合っている」とも語る実際の松坂は、その自己分析とも、近年の強烈な作品のイメージとは全く異なる好青年。同じ事務所の後輩である俳優・菅田将暉のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』にたびたびゲスト出演しては『遊戯王』のアプリゲームについて尋常じゃない熱さで語る一方、同じ事務所の先輩俳優・中村倫也と菅田には同番組で「ストレスの発散が下手そう」とも心配されている(2018年10月15日放送)。  「ちゃんと発散してます! アウトドアとか旅行とか、分かりやすい発散方法を持ち合わせていなくて…基本的に地味なんです。家にこもってゲームをしたり漫画読んだりお酒飲んだり、のんびり過ごすと元気になるので、記事にしても全く面白くない(笑)。でも、仕事が続くとそういうリセットできる時間がやっぱり必要になってきます」。  以前、松坂は性格診断で「精神年齢が小学校高学年~中2のままで止まっている」と言われたことがあるという。オフに存分に“少年”に戻っているからこそ、どんな役にも飛び込んでいけたのだろう。ただ、そんな内面の自分と、30代の自分にはまだ少しギャップもあるようだ。  「30歳になった途端、子どもを持つ父親役のオファーが続いたんですよね。そうか、30歳って世間一般的にはそうなのか、と。次はそこに向けて動いていかなくちゃいけないなと思います」。 @@insert2  攻め続けて迎えた2019年、『ヘンリー五世』では満を持しての再会が待っている。今回演じるヘンリー五世は、『ヘンリー四世』で松坂が演じたハル王子が成長した姿。2016年5月に逝去した蜷川氏の後を継ぎ、演出を手がける吉田は『ヘンリー四世』ではハル王子の相棒役だった。以降も共演が多く、吉田の言動を挙げては「あのフザけたおじさんは何を考えているんでしょうね(笑)」と突っ込む松坂の笑顔には、とてつもない信頼がにじむ。  「当時の鋼太郎さんは、シェイクスピア独特の言い回しや蜷川さんが言ったことを僕に細かくひも解いて教え、役柄でも私生活でも相棒として支えてくれたんです。その鋼太郎さんが今度は演出家も兼任し、僕が舞台の中央に立つ。なんだか、蜷川さんからのバトンを鋼太郎さんに渡されるようにも思えるんです」。  松坂が初めて演劇の舞台に立ったのは、デビュー作『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)を終えて程なくの『銀河英雄伝説』(2011年)。『ヘンリー四世』はその2年後だが、「舞台に立つことへの恐怖心やトラウマがまだまだあって、悩むことも多かったのですが、それらを取り払うことができたのは、蜷川さんの存在があったからだと思います」と振り返る。  その蜷川氏には、舞台本番、地方公演と回る中で言われた忘れられない言葉があるという。 @@insert3  「『おい、桃李! 怠けるんじゃないよ。お前はすぐに手を抜く癖があるんだよ!』って。背筋がバッと伸びましたね。毎日舞台に立つプロである以上、当たり前に持っていなくてはいけない“鮮度”が落ちていたんだなと。この言葉は、今でも頭の中に出てきます」。  再会もまた、かつての自分を越えていくという新たな挑戦。「この先の10年がどうなるかは、まだ明確には見えてきてないです」と語りながら、「30代は20代と違い、しっかり、じっくりと向き合っていく挑戦の仕方をしたい」と語る松坂。彼の“攻め”の姿勢を、私たちはまだまだ楽しむことができそうだ。(取材・文:川口有紀 写真:高野広美)  彩の国シェイクスピア・シリーズ第34弾 舞台『ヘンリー五世』は、彩の国さいたま芸術劇場公演2019年2月8日~24日、仙台銀行ホール イズミティ21公演3月2日・3日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演3月7日~11日上演。

  • NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』新たな出演者発表会見の様子

    星野源&松坂桃李&松重豊、大河ドラマ『いだてん』新キャストに

    エンタメ

     俳優の松坂桃李、星野源、松重豊、中村勘九郎、阿部サダヲが、14日に都内で開催された2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合/毎週日曜20時)の新出演者発表会見に出席。劇中で阿部が演じる主人公の右腕に扮する松坂は、過去にゲス男役で阿部と共演したことに触れ「この作品で阿部さんの信頼を取り戻し、一緒にオリンピックを目指そうかなと思っております」と意気込みを示した。@@cutter 宮藤官九郎が脚本を手掛ける本作のテーマはオリンピック。物語は、前半でオリンピックに初参加した男・金栗四三(中村)、後半でオリンピックを呼んだ男・田畑政治(阿部)にフォーカスし、彼らが歩む激動の半世紀を描いていく。この日は、制作統括の訓覇圭も出席した。  東京招致に際して伝説のスピーチを打った外交評論家・ジャーナリストで、お茶の間のマダムキラーとも称される平沢和重を演じる星野は「調べれば調べるほど、ものすごくかっこいい、人間的にとても素敵な人だなあと思いながら、演じさせていただきました...と言いたいんですが、ここにいる勘九郎さん以外の僕ら、ほとんど撮っていないんですよね(笑)。で、この中で最も撮っていないのが僕です」と自嘲。  一方、田畑の右腕となる日本オリンピック委員会常任委員で、いつも美人に囲まれている色男・岩田幸彰を演じる松坂は、過去に阿部と共演した映画で、自分がゲスな役柄を務めたことに言及。「阿部さんは、僕に対する印象は最悪というか『松坂嫌い』っていうのをなにかのニュースで見た」としたうえで「この作品で阿部さんの信頼を取り戻し、一緒にオリンピックを目指そうかなと思っております」と白い歯を見せた。  その後、松坂は本作の前に宮藤が脚本を手掛けた作品に出演した際は、童貞の役だったとコメント。これを受けた星野は「僕もずっと童貞なんです。宮藤さんの脚本だと」と明かして会場を沸かせた。なお、松重は時の東京都知事・東龍太郎に扮する。当日は、小泉今日子、岩松了、永島敏行、柄本時生、大方斐紗子、ベンガル、根岸季衣の出演も発表された。  NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』は、NHK総合にて2019年1月6日より毎週日曜20時放送。

  • (左から)シム・ウンギョン、松坂桃李

    シム・ウンギョン&松坂桃李ダブル主演映画『新聞記者』製作が決定!

    映画

     韓国の女優シム・ウンギョンと俳優の松坂桃李がダブル主演を務める映画『新聞記者』の製作が決定した。1人の新聞記者の姿を通し、メディアは権力にどう対峙すべきかを問う本作について、河村光庸プロデューサーは「一個人の新聞記者を美化・礼賛する内容ではなく、報道メディアに関わる全ての人たちにエールを送る映画でもあり、政治サスペンスとしても楽しめるエンタテインメントです」と話している。@@cutter 映画『かぞくのくに』(2012)や、菅田将暉とヤン・イクチュンが共演した『あゝ、荒野』(2017)などで知られる河村プロデューサーが手掛ける本作のテーマは「国家権力と報道メディア」。東京新聞記者・望月衣塑子氏のベストセラー『新聞記者』(角川新書)を原案とし、政権が隠ぺいしようとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者と、理想に燃えて公務員の道を選んだエリート官僚が繰り広げる対峙、そして葛藤を、オリジナルストーリーで描く。  最近では映画『娼年』『孤狼の血』などで新境地を開いた松坂とダブル主演を務めるシム・ウンギョンは『サニー 永遠の仲間たち』(2011)や『怪しい彼女』(2014)などに出演してきた韓国の若手トップ女優。メガホンを取るのは、山田孝之がプロデュースした映画『デイアンドナイト』の公開をひかえる藤井道人監督だ。  河村プロデューサーは「昨今、世界的な潮流として、権力者や集団の指導者は同調圧力を使い『個』を分断、対立を促し、孤立化を煽る傾向にあります。そのような状況下、官邸に“不都合な質問”を発し続ける東京新聞・望月さんの登場は、正に『個』が集団に立ち向かう姿を日本中の報道メディアに見せつけたのです。映画『新聞記者』は、そんな望月さんの姿にインスパイアされ企画した映画です」とコメント。  またシムに関しては「複数のアイデンティティと苦悩や葛藤を持つ役柄を言語を超えて表現できるのは彼女以外のキャスティングは思い付きませんでした」と称賛。松坂については役柄を「国を動かす正義と個人が信じる正義の“二つの正義”の間で葛藤します」としたうえで「この非常に繊細な心を表現する役には、類い稀なる演技力が必要とされ、これを演じてもらうのは幅広い役柄にリアリティを与えることに定評がある松坂桃李さんしかいないと思いました」と明かしている。  映画『新聞記者』は2019年全国公開。

  • 松坂桃李主演『居眠り磐音』に木村文乃、芳根京子らの出演決定

    木村文乃&芳根京子、松坂桃李主演『居眠り磐音』でWヒロイン 特報も解禁

    映画

     俳優の松坂桃李主演の映画『居眠り磐音』の追加キャストが解禁され、女優の木村文乃と芳根京子がダブルヒロインを務めることが発表された。併せて公開された特報映像には、本作に集結した豪華キャストの姿が収められている。@@cutter 本作は、シリーズ累計発行部数2000万部突破のエンターテインメント時代小説シリーズ『居眠り磐音 決定版』を映画化した本格時代劇。江戸で浪人として暮らしながら、昼間はウナギ屋で働き、夜は両替商の用心棒として悪と戦う“時代劇史上最も優しい主人公”坂崎磐音の活躍を、『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督のメガホンと『ちかえもん』の藤本有紀の脚本で描いていく。  本作で木村が演じるのは、浪人暮らしとなった磐音が江戸で身を寄せる金兵衛長屋の娘・おこん。本格時代劇初挑戦となる木村は「京都の撮影所も初めてで不安も多かったのですが、改めて京都という町とスタッフの皆さんが好きになった撮影でした」と振り返った。  一方の芳根の役柄は、磐音の許婚として祝言を間近に控えながら、悲しい運命に翻弄される小林奈緒。芳根は本作について「磐音様を、ひたむきに愛し、強く想い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います」と語った。  追加キャストには木村と芳根の他に、奈緒の兄で磐音の幼なじみ・小林琴平役に柄本佑、磐音の幼なじみで琴平の妹・舞の夫でもある河出慎之輔役に杉野遥亮、磐音の剣の師匠・佐々木玲圓役に佐々木蔵之介、関前藩国家老・宍戸文六役にピエール瀧、遊郭「三浦屋」の主人・庄右衛門役に陣内孝則、両替商・今津屋の主人の吉右衛門役に谷原章介、磐音が住む長屋の大家・金兵衛役に中村梅雀、両替商・阿波屋の主人の有楽斎役に柄本明がキャスティングされている。  映画『居眠り磐音』は、2019年5月17日より全国公開。

  • 「第10回TAMA映画賞」授賞式に登場した松岡茉優

    松岡茉優、安藤サクラに嫉妬心あらわ「追いつきたい、追い越したい」

    映画

     女優の松岡茉優が17日都内で、最優秀女優賞を受賞した第10回TAMA映画賞授賞式に出席。受賞の喜びを語った他、『万引き家族』で共演した安藤サクラに対して「いつか追いつきたい、追い越したい」と本心を吐露した。@@cutter 松岡は今回、『勝手にふるえてろ』や『万引き家族』『ちはやふる ー結びー』『blank13』の演技が支持されて最優秀女優賞を獲得。  壇上で賞や花束を受け取ると「うれしくてたまらない」とニコリ。冒頭の挨拶では、『万引き家族』で安藤サクラが展開するラストシーンに触れて「私はあのシーンを見て『悔しい!』と思った。2年前、このTAMA映画祭で新人女優賞を獲ってからの一番の成長は、あのシーンを見て『悔しい!』と思えたこと。それまでの私だったら、あのシーンを見て、ただ感動していただけだと思う。『サクラさんにいつか追いつきたい、追い越したい』と思ったのは、ここで俳優として認めてもらったからだと思う」と語った。  『勝手にふるえてろ』について問われると、「今、勝手にふるえております」と言って会場を笑わせて「今までの全てだと思う」とキッパリ。「『全て』と言ったのは、この映画は出ずっぱりだった。クリスマスも年末感もなく、ただただ走りきった思いがある。技術的にも気持ち的にも、8歳の子役時代からの全てを出しきらないと演じきれない仕事だった」と話した。  再び『万引き家族』に関して尋ねられると「『勝手にふるえてろ』で出し切った私にとって、“今までの全て”じゃあ敵わない現場だった。是枝組は、今までのものが1個も通じない。『今までの十何年、お芝居のレッスンをしてきた日々は何だったんだろう』と思った。“今までの全て”ではOKが出なかった」と壁の厚さを語り、さらなる成長を誓った。 ■主催コメント(松岡茉優の最優秀女優賞受賞の理由) 「こじらせ型のヒロインに血を通わせ、強いシンパシーと共に観客の心をふるわせるバイタリティに圧倒させられた」(『勝手にふるえてろ』) 【第10回TAMA映画賞受賞一覧】 ■最優秀賞 ・万引き家族 ・寝ても覚めても ■特別賞 ・沖田修一監督、山崎努、樹木希林及びスタッフ・キャスト一同(『モリのいる場所』) ・上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同(『カメラを止めるな!』) ■最優秀男優賞 ・東出昌大 ・松坂桃李 ■最優秀女優賞 ・安藤サクラ ・松岡茉優 ■最優秀新進監督賞 ・今泉力哉監督 ・三宅唱監督 ■最優秀新進男優賞 ・吉村界人 ・吉沢亮 ■最優秀新進女優賞 ・深川麻衣 ・伊藤沙莉

  • 「第10回TAMA映画賞」授賞式に登場した松坂桃李

    松坂桃李、鬼マネージャーとの10年を回想「メンタルはボロ雑巾」

    映画

     俳優の松坂桃李が17日都内で、第10回TAMA映画賞授賞式に登壇。10年に及ぶ役者人生において、松坂へ厳しい言葉を投げ続けるマネージャーとの二人三脚の日々を振り返って「メンタルはボロ雑巾のようになった」と告白した。@@cutter 松坂は今回、『孤狼の血』や『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』の演技が評価されて最優秀男優賞を受賞。  10年目を迎えた同映画祭と同じく、松坂の役者人生も10周年。特製トロフィーを握りしめて「初めてドラマが決まった時、チーフマネージャーから『松坂君はバーターだから』と言われた」と告白。壇上で「事務所の、売れている方の力を使って(ドラマなどに)出させてもらうやり方」とバーターの意味を自ら解説し、「(マネージャーから)『この現実を受け止めろ』と1年目で言われた」と述懐した。  2年目には「今年が勝負。今年、ちゃんと結果を出さないと終わり」と言われ、3年目には「ここで結果を出さなければ、本当におしまいだ」と言われたと回想。10年ずっと二人三脚でやってきた同マネージャーに「けっこう精神的に辛い言葉をかけられ続けた。おかげ様で、メンタルがちょっと強くなった」とニコリ。「感謝している。メンタルはボロ雑巾のようになったけど」と付け加えた。  『孤狼の血』については、役所広司との共演に言及。「贅沢でしたね。包み込むようで、厳しい空気もある。いてくださるだけでキュッと締まる。あの背中は大きかったなとつくづく思う」とコメント。撮影時は「役所さんの背中に食らいついていくことで精一杯だった。とにかくこの背中を追いかけていこうと思って駆け抜けた感じ」と話し、撮影終了後にもらったライターをジャケットから取り出して目尻を下げた。  『娼年』に関してコメントを求められると「たぶんもう、濡れ場はしばらくないんじゃないかというくらいスゴい濃厚な経験だった」と照れ笑いを浮かべた。  また今年10月には、30歳になった松坂。「30(歳)以降からは、たくさん受けた恩を、1個1個の作品に向き合って返していきたい」と前を向いた。 ■主催コメント(松坂桃李の最優秀男優賞受賞の理由) 「作品ごとにまったく異なる境遇に生きる若者の姿をほとばしる情熱で息衝かせた迫真の演技は、観客を魅了した」 【第10回TAMA映画賞受賞一覧】 ■最優秀作品賞 ・万引き家族 ・寝ても覚めても ■特別賞 ・沖田修一監督、山崎努、樹木希林及びスタッフ・キャスト一同(『モリのいる場所』) ・上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同(『カメラを止めるな!』) ■最優秀男優賞 ・東出昌大 ・松坂桃李 ■最優秀女優賞 ・安藤サクラ ・松岡茉優 ■最優秀新進監督賞 ・今泉力哉監督 ・三宅唱監督 ■最優秀新進男優賞 ・吉村界人 ・吉沢亮 ■最優秀新進女優賞 ・深川麻衣 ・伊藤沙莉

  • 吉田鋼太郎

    吉田鋼太郎、“報われぬ恋”に苦しんだ2018年に「大変だった」

    エンタメ

     『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)など、今やテレビでもおなじみとなった吉田鋼太郎だが、彼の本領は“シェイクスピア作品”にあると言っていい。昨年冬には故・蜷川幸雄さんが手がけていた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」芸術監督を引き継ぎ、演出家兼出演者として『アテネのタイモン』を手がけた。そしてシリーズ再開第2弾は、主演に松坂桃李を迎える『ヘンリー五世』だ。@@cutter 吉田はこのシリーズの常連俳優だっただけでなく、もともとシェイクスピア作品を上演する劇団「シェイクスピア・シアター」出身。しかも自身の劇団「AUN」でも多くシェイクスピア作品を演出している。そんな吉田をしても、『アテネのタイモン』で感じた“受け継ぐものの重さ”は想像以上だったようだ。  「僕は稽古場でいつも蜷川さんの言われることに『その通りだな』と思っていたし、蜷川さんと積み重ねてきた時間もある。だから最初はそこまでプレッシャーを感じず、むしろワクワクの方が大きかったんですよね。でもいざ荷物を背負ってみたら、思った以上に重かった(笑)。稽古初日から藤原竜也はとばすし、蜷川組のスタッフはガッツリ動いてくれるし、もうすべてのスケールがでかい。3、4日目でやめたくなりました(笑)」。  長く続いてきたシリーズだからこその観客の期待もある。  「自分の劇団でも演出をやってますけど、小劇場だし実験的なこともやっちゃえ、是か非かはお客様が決めてくれるだろうという甘えもどこかにあったんでしょうね。でもこのシリーズに関しては、観客が10人いたら10人が口をそろえて『面白かった』と思うことを目指さないといけない。蜷川さんはやはり、すごいことをやってたんだなぁと。でも、この立場じゃないと経験できないことも多い。そういう意味では貴重です」。  今回ヘンリー五世を演じる松坂桃李は、2013年に同シリーズで上演された『ヘンリー四世』で王の息子・ハル王子を演じた。このハル王子が長じてヘンリー五世となるので、松坂は違う作品で同一人物を演じるという珍しいケースだ。そして吉田はその『ヘンリー四世』で、ハル王子の相棒で無頼者の酔いどれ騎士フォルスタッフを演じていた。今回は共演者だけでなく演出家という立場も加わるが、俳優・松坂桃李には絶対の信頼を寄せる。  「基本的に難しいんですよ、シェイクスピアのセリフって。難しい言葉は多いしレトリックはややこしいし、急に大きな声出さなきゃいけないこともある。でも彼は、シェイクスピア作品は初めてだったはずなんですけど、最終的にシェイクスピアの言葉を“自分の言葉”としてしゃべっていた。びっくりしましたね。それに、シェイクスピア作品に出てくる“王子”とか“若い王”“恋人”というような役柄を演じられる品の良さもあるし、イギリス全土を背負うようなスケールの大きさもある。こういう俳優ってなかなかいないんですよ」。@@separator 『ヘンリー五世』には、シェイクスピア作品ならではの面白さがしっかりと詰まっている。主役こそヘンリー五世だが、彼の周りの人物たちも丁寧に描かれていく、いわば“群像劇”に近い作品だと吉田は語る。しかも王侯貴族だけでなく、兵士や侍女といったさまざまな階層の人が活躍するのも『ヘンリー五世』の特長だ。  「シェイクスピア作品のすごさって、“普遍性”なんです。『ヘンリー五世』にも戦争が出てきますが、今だって戦争はなくならないし、戦争を起こした人たち、実際に戦地で戦わなくてはいけない人たち、彼らを送り出す家族たち、戦場近くの街で犠牲になる人たち…そういう人たちがいる。昔の作家が書いているから関係ないや、とはならないんですよね」。  そしてこの普遍性こそが演劇の面白さでもあると、吉田が出演して話題になった『おっさんずラブ』を引き合いに出して語ってくれた。  「今年、日生劇場でフランスの古典を基にした『シラノ・ド・ベルジュラック』という作品に出ながら、ドラマ『おっさんずラブ』を撮影していたんですよね。それはそれでなかなか大変だったんだけど(苦笑)。でも『おっさんずラブ』を観て興味を持って舞台を観に来てくださった方もいたみたいで。片や現代の映像作品、片や100年以上前に書かれた海外戯曲ですよ」。  「それを同じように楽しめるというのもこの時代の良さだし、しかも両方とも“報われない恋に苦しむ”役だったという(笑)。同じなんですよ、面白いですよね。だからこそ『シェイクスピアかぁ、ハードル高いな』と思わず、ぜひ観に来て欲しいです。僕らも難しいものを作るつもりは全くないし、絶対楽しめると思います」。  そう語る吉田の表情は、今の自身の状況も面白がっているようにも見えた。(取材・文・写真:川口有紀)  彩の国シェイクスピア・シリーズ第34弾 舞台『ヘンリー五世』は、埼玉公演2019年2月8日~24日、仙台公演3月2日・3日、大阪公演3月7日~11日上演。チケットは11月17日10時より発売。

  • (左から)新垣結衣、石原さとみ

    新垣結衣が1位、石原さとみが2位! 「回転寿司デート」をしたい芸能人

    エンタメ

     女優の新垣結衣が「回転寿司デートをしたい芸能人」の1位に輝いた。2位には石原さとみが続いている。@@cutter 今回の結果は、全国で寿司店を展開する株式会社京樽が、11月1日の「すしの日」にちなみ20~59歳の1000人の男女を対象に「すしに関する調査」を実施、回答を集計した結果に基づくもの。  回答者500人の男性に「カジュアルな回転寿司デートをしたい芸能人」を聞いたところ、現在、主演ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系/毎週水曜22時)が話題沸騰中の新垣が1位で、2位には石原が入った。3位には綾瀬はるか、4位が有村架純、5位が吉岡里帆と続いた。2017年のアンケートでも同じく新垣と石原が1、2位を獲得しており、2人の人気の高さが伺えた。  一方女性回答のランキングでは1位が俳優の竹内涼真、2位に菅田将暉、3位に佐藤健、4位に松坂桃李、5位には明石家さんまで、お笑い芸人で唯一のランクインとなっている。

  • 映画『蜜蜂と遠雷』キャスト

    松岡茉優がピアニスト役で主演、恩田陸『蜜蜂と遠雷』映画化

    映画

     女優の松岡茉優が、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の小説を実写映画化した『蜜蜂と遠雷』に、ピアニスト役で主演することが発表された。共演に、松坂桃李や森崎ウィンらを迎える。@@cutter 本作は、「映像化は不可能」と言われた恩田陸による同名小説を映画化。国際ピアノコンクールを舞台に、4人の若きピアニストたちの葛藤と成長を描く物語。映画『愚行録』で2017年日本映画プロフェッショナル大賞の新人監督賞を受賞した石川慶が監督と脚本を手掛ける。  13歳の時に母を亡くしたことで、ピアニストとしての活動から距離を置いていた20歳の元天才少女・亜夜(松岡)。音大出身だが楽器店勤務のサラリーマンとなり、家族の後押しにより最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーした明石(松坂)。音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、優勝候補最有力の重圧に挑むマサル(森崎)。亡くなった世界最高のピアニストからの推薦状を持ち、凄まじい演奏技術を披露する16歳の少年・塵(鈴鹿央士)。異なる境遇にある4人がコンクールでのし烈な戦いを通して、互いに刺激し合いながら成長を遂げ“覚醒”していく姿が描かれる。  ピアノを習っていた経験があるという松岡は、原作を読んだ感想を「恩田先生の『蜜蜂と遠雷』は、大自然のようでした。寛大で、儚く、残酷で、美しくて。なので、読み終えた時、この作品を映像として表現するのは難しいと思いました」と明かす。続けて「音楽はそれぞれの音がある。実体化した音楽で納得してもらえるだろうか。ピアノやクラシックに興味のない人にも、楽しんでもらえるだろうか。これは戦いだと思って撮影に挑んでいきたいです。見てくれた方の頭に音楽を鳴らしたいと思っています」と撮影への強い決意をにじませた。  共演の松坂は,自身が演じる明石について「他のピアニストと比べると、生活の中にピアノがあるため、日常感を漂わせていて、最年長でもあり、いわゆる“天才”ではない人」と表し、「ピアノは初挑戦ですが、演奏も含めて、明石としっかり対話し全力で作品と向き合っていこうと思います」と抱負を語った。  原作の恩田は、「正直に言うと、ずっと半信半疑であった。そもそも、この小説は絶対に小説でなければできないことをやろうと決心して書き始めたものだからだ」と吐露。映画化を聞いたときは、「なんという無謀な人たちだろうとほとんど内心あきれていた」というが、続々とキャストが決まっていくのをみて「かくなる上は、と覚悟を決めた。完成した映画を観て、『参りました』と言う準備は今からできている」と語っている。  映画『蜜蜂と遠雷』は、2019年秋全国公開。

  • 映画『居眠り磐音』ティザービジュアル

    松坂桃李『居眠り磐音』で時代劇初主演 佐伯泰英の人気小説初の映画化

    映画

     俳優の松坂桃李が、佐伯泰英の時代小説を初めて映画化する『居眠り磐音』で、時代劇初主演を務めることが決定した。松坂は「幅広い世代の方に楽しんで頂ける作品になっていると思います」と語っている。@@cutter 本作は、シリーズ累計発行部数2000万部突破のエンターテインメント時代小説シリーズ『居眠り磐音 決定版』を映画化した本格時代劇。江戸で浪人として暮らしながら、昼間はウナギ屋で働き、夜は両替商の用心棒として悪と戦う“時代劇史上最も優しい主人公”坂崎磐音の活躍を、『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督のメガホンと『ちかえもん』の藤本有紀の脚本で描いていく。  ある事件に巻き込まれ、藩からの命令により幼なじみを斬ってしまった磐音(松坂)は、江戸で浪人として暮らし始める。そこでウナギ割きや、両替商・今津屋の用心棒として働くうちに、穏やかで優しいのにいざという時には剣が立つ磐音は次第に周囲から頼られる存在になっていく。そんな折、今津屋がある騒動に巻き込まれ、磐音は用心棒として今津屋を守るために事件に立ち向かっていく。  松坂は自身の役柄について「坂崎磐音は穏やかで静かな空気を纏いつつ心の奥底に青い炎を燃やしている、そんな男です」とコメント。また「クランクイン前に殺陣や所作に加えて、鰻捌きの練習をしてきましたが、非常に難しく心が折れそうになりました」と語り、撮影の苦労を明かした。  本木監督は「松坂桃李さんという新鮮な才能を得て、本格派の時代劇がよみがえりました」と手応えを語っている。  映画『居眠り磐音』は、2019年5月17日より全国公開。

  • 松本穂香と松坂桃李

    松坂桃李がスネる姿に「かわいすぎ」の声『この世界の片隅に』最終回

    エンタメ

     女優の松本穂香が主演を務めるドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の最終回が16日に放送され、劇中で松坂桃李演じるヒロインの夫がスネる姿に「可愛すぎ」といった声がSNSに殺到した。@@cutter 戦争が終わり、空襲に怯えることはなくなったすず(松本)たちだが、戦時中以上の物不足に悩まされ、終戦直後に海兵団に招集された周作(松坂)も未だ帰ってこない。すずは夫の無事を願いながら、前向きに日々を過ごしていた。秋のある日、実家の様子がまったく分からず気を揉んでいたすずは、意を決して広島に向かう。  冒頭、闇市を訪れたすずは、進駐軍の兵隊から声をかけられる。すずが戸惑っていると、兵士はチョコレートを差し出し「eat! eat!」と一言。このシーンに視聴者からは「子供と間違えられてるwww」「少女扱いされるすずさん。可愛いからね」などの声がSNSに寄せられた。  祖母から届いた手紙をきっかけに、単身広島へ向かったすずと入れ違いに、海兵団に召集されていた周作が北條家に帰還。周作は居間を見回し「あれ? すずさんは?」と一言。すずの不在を聞かされた周作は、居間の隅で膝を抱えて不機嫌な様子。径子はそんな周作に向かって「そないにはぶてんでも(スネなくても)」と声をかける。  このシーンにネット上は「可愛すぎか」「ハブててるかわいいw」「かわいいww周作ww体育座り(笑)」などの声が殺到。さらに周作がすずと会うために広島へ向かうと視聴者からは「すずさん探しに来る周作さん愛に溢れてて好きじゃ」「周作さん素敵やなー」「周作さんみたいな男になりたいなぁ」など絶賛の声がSNSに寄せられた。  ドラマの終盤、現代パートの節子(香川京子)が佳代(榮倉奈々)を「さて、そろそろ行こうか!すずさんにところへ!」と野球場へ案内。球場のスタンドには、広島東洋カープの選手に向かって「まけんさんなよ~!」と声援を贈る老婆の後ろ姿が。すずさんが現在も生きていることを示唆するラストシーンに視聴者から「生きてたのかー!」「やっぱりカープ応援してた!」「やばい、泣いた」などのツイートが投稿されていた。

  • 松坂桃李

    今夜最終回『この世界の片隅に』 松坂桃李の制服姿に「素敵すぎ」の声

    エンタメ

     女優の松本穂香が主演を務めるドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の公式インスタグラムが14日、出演者の松坂桃李の制服姿を投稿。ファンからは「死ぬほどかっこいい」「素敵すぎます」などのコメントが殺到した。@@cutterドラマ『この世界の片隅に』は、累計130万部を突破した、こうの史代による同名コミックを実写化したヒューマンドラマ。今夜放送の最終回では、終戦を迎えたすずが、新型爆弾が投下された広島へ向かう姿が描かれる。  本作で松坂が演じるのは、ヒロインすずの夫・周作。穏やかな物腰と優しい心で、北條家に嫁いできたすずと夫婦の絆を深めていくというキャラクターだ。  最終回を直前に公式アカウントが投稿した貴重な写真に、ファンからは「死ぬほどかっこいい」「素敵すぎます」「優しさが伝わってきて涙が出ます」などのコメントが殺到。さらに「周作さんに会えなくなるのは寂しい」「心温まる素敵な演技をありがとうございます」「終わって欲しくないですー!!」とドラマの終了を惜しむ声も多数寄せられた。 引用:https://www.instagram.com/konoseka_tbs/

  • 『この世界の片隅に』第9話場面写真

    今夜『この世界の片隅に』最終回、戦争が終わりすずと周作は…

    エンタメ

     女優の松本穂香が主演を務めるドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の最終回が今夜放送される。最終回では、松本演じるヒロインが終戦を迎え、呉から広島へ向かう姿が描かれる。@@cutter 昭和20年8月15日、玉音放送で日本国民に終戦が告げられた。すず(松本)たちは、空襲に怯えることはなくなったが、戦時中以上の物資や食料の不足に悩まされる日々が続いている。  北條家では、父の円太郎(田口トモロヲ)の再就職が決まり、義姉の径子(尾野真千子)も働きに出るようになった。しかし終戦直後に海兵団に招集された周作(松坂桃李)はいまだ家に帰ってこない。  すずは夫の無事を願いながら、近隣の人々と共に、前向きに日々を過ごしていた。そんな秋のある日、新型爆弾が投下されて以来、実家の様子がまったく分からず気を揉んでいたすずは、意を決して広島に向かうことに。  ドラマ『この世界の片隅に』最終回は、TBS系にて今夜9月16日21時放送。

  • 松坂桃李

    松坂桃李、20代最後のドラマ『この世界の片隅に』オールアップに感無量

    エンタメ

     俳優の松坂桃李と女優の松本穂香が、ドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の撮影のオールアップをそれぞれのツイッターで報告。ファンからはお祝いやねぎらいの言葉のほか、16日に控える最終回に対しての「寂しい」といった声が届いている。@@cutter 松本演じるヒロインすずの夫・周作役を演じた松坂は9日、自身のツイッターにて「本日『この世界の片隅に』無事オールアップしました」との言葉をつづり、松本とほほ笑む2ショットを披露。10月に30歳を迎える松坂は、「5月8日にインして約4ヶ月。とても優しく温かい現場で、周作として居れたこと、二十代最後のドラマがこの作品だったこと、本当によかったと心から思います。ありがとうございました」と感謝の気持ちをつづった。  一方、松本は翌10日、「昨夜、『この世界の片隅に』無事オールアップいたしました。たくさんの人に支えて頂きました。本当に、本当に、幸せでした。みなさん、ありがとう」とこちらも感謝の言葉を、オールアップの際に手渡されたと思しき花束を抱えてはにかむショットと一緒に投稿し、「来週は最終回です。すず達のこれからを、ぜひ最後まで見守ってください」と呼びかけている。  松坂と松本それぞれ投稿には、ファンから「オールアップおめでとうございます」「お疲れさまでした」といったコメントが寄せられた。また同時に、「来週が最終回っていうのは凄く淋しいのですが毎週感動させて頂きました。ありがとう」「ドラマが終わってしまうのは寂しいけど、しっかり見せていだだきます」など、最終回を控えて寂しい気持ちを訴えるコメントも多く見られた。 引用:https://twitter.com/MToriofficial    https://twitter.com/matsuhonon

  • ドラマ『この世界の片隅に』主演の松本穂香

    松本穂香の“怒り爆発”演技に大絶賛『この世界の片隅に』第8話

    エンタメ

     女優の松本穂香が主演を務めるドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の第8話が9日に放送され、劇中で松本演じるヒロインが終戦を知らされ怒りをあらわにする熱演に、視聴者からは「泣ける」「鬼気迫るものがある」「ええ芝居するね」などの絶賛がSNSに殺到した。@@cutter 北條家の人々や近所の住民たちは、広島の方角の空に見たこともない巨大なきのこ雲を発見する。噂によると広島に新型爆弾が落とされたらしい。すず(松本)は江波に住む家族が心配で仕方ないが、ひとりでできることはない。  数日後、北條家に回覧板が回ってきて、正午から重大発表があるからラジオの前で待機するようにという通達を受ける。近隣住民たちが北條家に集まり放送に耳を傾ける…。  家族が住む広島に新型爆弾が投下されたことを聞いたすずは、呉から広島へ医療支援に向かう近所の住民に「私も連れて行ってください!」と直談判。右手を失っていたすずは、決意を表すために、そばにあったハサミで長い黒髪をバッサリ切ると、「これで結う手間も省ける」と一言。ネット上には「決意がすごいよ」「すずの覚悟」などの書き込みや、「ショートの松本穂香ちゃん可愛い!」「髪切ったらさらにかわいくなった」などの声も寄せられた。  ドラマの中盤では、昭和20年8月15日の玉音放送を聞くシーンが描かれ、ついに終戦を迎えたすず。電波の状況で玉音放送の内容が聞きづらく、また内容も難しかったこともあり、なかなか事態がつかめないすずたちだったが、一緒に放送を聞いていた安次郎(塩見三省)が「戦争は終わりじゃ…」と一言。呆気に取られる一同の中ですずだけが「最後の一人まで戦うんじゃなかったんかね!!」と憤慨。空襲の犠牲にあった晴美を思いながら怒りを爆発させた。SNS上では、すず役を務める松本の演技に称賛の声が相次ぎ「すずさん…泣ける」「鬼気迫るものがある」「ええ芝居するね」「執念を感じる」などの声が殺到した。

  • 『この世界の片隅に』第8話場面写真

    今夜『この世界の片隅に』、すずは広島の実家が心配で仕方がないが…

    エンタメ

     女優の松本穂香が主演を務める、1940年代の太平洋戦争の時代に、日々を懸命に生き抜こうとする一人の女性の姿を描くドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の第8話が今夜放送。第8話は、広島の方角に巨大なきのこ雲が見える8月6日から物語が始まる。@@cutter 広島の方角の空に、見たこともない巨大なきのこ雲があがった。噂によると、新型爆弾が落とされたという。すず(松本)は江波に住む家族が心配で仕方ないが、ひとりでできることは何もない。やがて帰宅した周作(松坂桃李)に心配されるが、それでも彼女は気丈に振る舞っていた。その夜すずは、もっと強くなりたいと心に誓う。  数日後、北條家に回覧板が回ってきた。正午から重大発表があるからラジオの前で待機するようにという通達だ。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)だけでなくタキ(木野花)ら近隣住民も北條家に集まることに…。  『この世界の片隅に』第8話は、TBS系にて今夜9月9日21時放送。

  • 『この世界の片隅に』第7話場面写真

    今夜『この世界の片隅に』空襲から生き残ったすずは日々自らを責め…

    エンタメ

     女優の松本穂香が主演を務める、1940年代の太平洋戦争の時代に、日々を懸命に生き抜こうとする一人の女性の姿を描くドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の第7話が今夜放送。第7話では、不発弾の爆発に巻き込まれたすずは、一命を取り留めたものの自分を責める毎日を過ごす。@@cutter 北條周作(松坂桃李)と結婚して、呉にある北條家に入ったすずは、周作の母・サン(伊藤蘭)、姉・径子(尾野真千子)、径子の娘・晴美(稲垣来泉)らと家族として暮らす日々を送っていた。そんなある日、すずが目を覚ますと、まるで夢のように全身包帯だらけで身体が動かなくなっている。だんだんと記憶をたどると、防空壕を出たところで不発弾の爆発に遭う。  径子はすずの世話をしていたものの、悲しみのあまり不本意にもすずを罵倒してしまう。すずは生き残った自分を責め、自暴自棄になる。径子は、隣保会館で会った幸子(伊藤沙莉)と志野(土村芳)にすずの精神的なケアを依頼するのだった。  それから数日後、呉を襲った空襲によって、北條家の周辺も焼夷弾の被害に遭う。そんな中、戦局の変化で、訓練が中止になった周作が帰宅するが、夫の顔を見て緊張がゆるんだすずは倒れてしまう。  『この世界の片隅に』第7話は、TBS系にて今夜9月2日21時放送。

  • 『この世界の片隅に』第6話場面写真

    今夜『この世界の片隅に』花見に出かけた先ですずはリンと再会するが…

    エンタメ

     松本穂香や松坂桃李らが出演するドラマ『この世界の片隅に』の第6話(TBS系/8月19日22時)が、今夜放送される。第6話では、桜の名所で人ごみの中にリン(二階堂ふみ)を見つけてしまったすず(松本)が心を乱される。@@cutter 昭和20年春。呉にも空襲がやってきた。北條家に被害はなかったが、戦争の陰が日に日に濃くなっていく。そんなある日、北條家ではこんなご時勢だからと花見が企画される。その花見は幸子(伊藤沙莉)に周作(松坂)の同僚・成瀬(篠原篤)を紹介するという重大な会でもあった。  一行が公園に向かうと大勢の市民が桜を楽しんでいる。いつ空襲に遭うかわからない非常時だが、考えることは一緒らしい。サン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)は満開の桜に心を和ませていた。  しかし、すずは人ごみの中にリンを見つけてしまい、逆に心乱れる。初対面の幸子と成瀬を皆で盛りたてる中、すずは家族の輪から離れリンと接触する。お互いに言いたいことはあるのだが、すずとリンの会話は噛み合わない。しかし、すずはリンに全てを見透かされている気がしてならない。  花見からしばらく経ったある昼間、ラジオから工場が爆撃されたというニュースが。その工場には円太郎(田口トモロヲ)が勤めている。被害は軽微だと報道されているが、帰宅した周作は職場で壊滅的だと聞いていた。さらに、文官だった周作が武官になることになり、教練のため三ヵ月ほど家に帰れないという。突然の報告にすずは絶句するが…。  ドラマ『この世界の片隅に』第6話は、TBS系にて今夜8月19日22時放送。

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