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河合優実&諏訪珠理、Amazonオーディブルで朗読に挑戦 『さよならごはんを今夜も君と』は「優しい気持ちになれる物語」

エンタメ

提供:Audible

■「誰かに作ってもらいたくなる」癒され夜食は?

ーー作中には、たくさんのおいしそうな夜食が登場します。

河合:食べることがテーマの作品ということもあり、1つ1つの描写にすごく心を奪われました。

諏訪:温かさが伝わってくる描写も多かったですよね? 僕は人にごはんを作ってもらいたくなりました(笑)。

河合:わかります。朝日さんが作ってくれるごはんで癒されていくのを感じて、素敵だな、優しい気持ちになれる物語だなって思いました。きっとどんな人が聴いても癒される、ほっとした気持ちになると思います。

諏訪:「お腹が減って、食べる」ということは、人生の中で当たり前のようにやってきたことだと思うので、いろんな人が楽しめそうですね。

ーー気になる夜食メニューはありましたか?

河合:しいたけを焼いたものにオリーブオイルと醤油をかけて食べるやつですかね。すごくシンプルなのにおいしそうです。それから落としたまごのみそ汁も気になります!

諏訪:僕はおにぎりが好きなこともあって、ねこまんまですかね。

ーー作品に登場するメニューに限らず、お二人にとっての癒されごはんを教えてください。

河合:私は、スープとか温かいものを飲むと癒されます。昨年、海外にいく機会があったのですが、みそ汁を持っていきました。

諏訪:僕は、母親の握るしょっぱめのおにぎりですね。時間が経つとしょっぱさがなじむのですが、それがすごく好きです。なぜか自分でやろうとしてもできないので、不思議だなと思います。

諏訪珠理
■小説を“聴く”という魅力

ーーお二人は、今回の作品を通して、小説を“聴く”魅力をどんなところに感じましたか?

河合:作業しているときや、手に本を持って目で追うことができないときにでも小説を楽しめるので、音声で聴くことって、すごくいいなと思いました。

諏訪:“ながら”で小説を楽しめるのは、音声で楽しむからこそできることですよね。本って、意外と読むシチュエーションが限られるので、そういう点が魅力の1つかなと。

河合:それに、先の展開が予想できないのもいいですよね。紙の本で読んでいると、あと数ページしかないのを見て「もう少しで終わるということは…」と予想立てちゃうのですが、自分から残りの再生時間を意図的に見ない限り、そこがわからない。

諏訪:たしかに。ページをめくったときに、隣のページに書いてある重要なセリフが目に入ってきちゃうことがあるのですが、そういうことはないですよね。

河合:わかります(笑)。見ちゃいけないと思うほど、見ちゃうんですよ。そういうことは絶対に起きなそうなので、先を読みたくないという方にもおすすめです。


Amazonオーディブル『さよならごはんを今夜も君と』は現在配信中。
2023年6月21日~7月18日の間、Amazonプライム会員は、Amazon・Audibleサイト経由の新規オーディブル会員登録で3ヶ月間無料になるキャンペーン中(非プライム会員は同サイト経由で30日間無料)

▶配信ページ

■ 作品詳細


さよならごはんを今夜も君と
著者: 汐見夏衛
ナレーター: 河合優実、諏訪珠理


この世で一番あったかい料理は「夜食」。
お腹がぽかぽかすれば、凍えていた心や身体から不思議と力が湧いてくる。
今なら歩いていけるはず、わたしの行きたい未来へ。
昔の自分にさよならを告げるごはん、ここで食べませんか?
朝も昼も『夜食』を出す夜食専門店『お夜食処あさひ』は、学生さんであれば誰でもワンコインで食べられる。何を食べても美味しくない学年1位の成績を誇る小春。オーガニックな料理やお菓子しか食べさせてもらえない凌真、今よりほんの少しでいいから可愛くなりたい中2の若葉……。抱え込んだ悲しみも、さびしさも、絶望も少しずつ消化できるように、店主の朝日さんがとびっきりの一皿をつくる。長い夜に迷子になりがちな君に贈りたい、汐見夏衛の渾身作。

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取材・文: 於ありさ/写真:小川遼

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