クランクイン！の新企画として、女優として活躍中の山﨑 果倫（やまざき かりん）さんのコラムがスタート！　ここでは、彼女自身が“観たい”“書きたい”と思って選んだ映画やドラマのリアルな感想を中心に、24歳の彼女が今“感じたこと”をありのままお届けます。

■特別な｢出会い｣となった映画はありますか？

　こんにちは！　山﨑果倫です。この度、映画のコラムを書かせていただくことになりました。

　……嬉しい！！！！

　私は幼い頃からとにかく映画を観る事とお話する事が大好きです。そんな私が、映画の事をお話してそれをコラムとして見ていただける機会をいただけるだなんて、本当に光栄です。とはいえ私のことを知らない方が沢山いらっしゃると思います。

　今回は第一弾ということで、僭越ながら自己紹介をさせていただこうと思います。山﨑果倫、やまざきかりんです。｢かりん｣ってひらがなで書くとこんなにもまるいのに漢字にした途端｢果倫｣ってかちこちになります｡


　24歳､愛知県の一宮市という町で育ちました。普段の自己紹介だと、趣味・特技…など色々なお話がありますがここでは、好きだった・印象的だった映画やドラマのお話をして少しずつ私のことを知っていただければと思います。私が一番好きな映画は『宮本から君へ』という2019年公開の真利子哲也監督の作品です。

　5年前の公開当時、劇場で観てからずっとずっと、私の中で宝物のような作品になっています。この映画だから受け取れる圧倒的なパワーに何度も圧倒されて、挫けそうな時には何度でも力を貰っています。

　皆さんは､特別な｢出会い｣となった映画はありますか？　心に残り続けて、特別な日や心が枯渇した時に観たくなる、そんな映画です。実は『宮本から君へ』という映画、私も初めは人からの勧めで観た作品です。きっかけはふとした事でも、作品の持つパワーや想いがあなたの心に刺さればそれがあなたにとっての特別な出会いなんだと思います。皆様が新たに素敵な映画に出会うきっかけを私が書くこのコラムを通して届けられたら幸せだ…！という想いで、文を進めています。

　序章が長くなってしまいましたが、これからどうぞよろしくお願いします！　さて今回ご紹介する映画は、『笑いのカイブツ』という作品です。先日映画館にて鑑賞してきましたっ