ジョン・ヴォイト、共演のL・シュレイバーを絶賛「すごくセクシーで、すごく危険」

『HOMELAND/ホームランド』や『DEXTER/デクスター』など、数多くの人気ドラマシリーズを輩出してきた米ケーブル局SHOWTIMEの最高傑作『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』が、スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送される。本作で主演を務める、トニー賞受賞のリーヴ・シュレイバーとアカデミー賞俳優ジョン・ヴォイトの2人が出演を決めた理由や作品の魅力、さらにはテレビドラマ界の人気について語ってくれた。
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初回放送でSHOWTIME史上ナンバー1の視聴者数を記録し、第2話以降で視聴者数を落とすどころか、なんと数字を大幅アップ!さらに放送開始から約2週間後にはシーズン2の製作を早々に発表と、全米中が大熱狂&大注目する本作。主人公レイ・ドノヴァンは、ハリウッドセレブたちのトラブルを、あらゆる手段を使って解決する敏腕フィクサー。寡黙でクール、非情さを持つ仕事人であると同時に、優しき家庭人でもあるレイの前に、父親ミッキー・ドノヴァンが仮出所し、20年ぶりにレイの前に現れる。敵か味方かわからない父親の存在は、レイの人生は徐々に狂わせていく…。華やかなハリウッドの裏側を赤裸々に描きつつ、レイと父親を中心に濃密な人間ドラマが展開。乾いた空気感と抜群の緊張感が共存する、ハードボイルド調の作品となっている。
「まず、渡された台本が、素晴らしく面白かったんだ。本当によく書けていた。それに、依頼されたキャラクターがすごくクレイジーでね。実際に登場するシーンは少ないのに、どのシーンもすごくダイナミックだった。何より、こんなキャラクターはそれまで観たことがなかった」と、作品とキャラクターへの第一印象を口にする父親ミッキー役のヴォイト。そして、レイ役のシュレイバーについては「彼は素晴らしい役者だし、最高の主役になるだろうと思ったんだ。すごくセクシーで、すごく危険で、本当に良い役者だ。パワフルだし、ユーモアもあるし、優しさや弱さもある。とにかくレイにはぴったりだと思ったんだ」と話す。
一方、ヴォイトから絶賛されたシュレイバーは、「レイは象徴的なアンチヒーローで、主人公っぽくないところが面白いと思ったんだ。また、二面性はあるけれど、根底には強いモラルを持ち、情に厚い部分も有している。そういった部分がレイの好きなところかな。それに、レイは良いだけの人間でもないし、悪いだけの人間でもない」と、レイについて分析する。もちろん、シュレイバー同様、ヴォイトも自身が演じるキャラクター、ミッキーを絶賛する。「これほど特徴のある男を演じられるなら、自分の持っているすべてを駆使したいと思うんだ。演じていてすごく楽しいし、撮影現場に行くと、『さあ始めよう、楽しもうじゃないか』と幸せな気持ちになれる。最高だよ」。
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