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ジョン・ヴォイト、共演のL・シュレイバーを絶賛「すごくセクシーで、すごく危険」

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 また、ヴォイトはミッキーと共通点について「まず、この男がサバイバーだということ。ミッキーは常に何かしらの問題を解決しようとしている。何が起きているのかを見極めようとし、この状況をどうやって切り抜けるか、もしくはどう利用できるかを考えている。そういう部分は私にもあるんだ。それに、子どもがいる父親として、子どもたちの生活に関わりたいと思う部分も似ているかな。これは私も経験したからね」と話し、共通点があるからこそ演じ甲斐のあるキャラクターであることを教えてくれた。

 シュレイバーはレイを演じることで、「この業界の“セレブ”という文化は、1つの大きなビジネスでもある」と、改めて痛感したそうだ。「だから、ビジネスと私生活をきっちり区別してプライバシーが欲しいと思うのなら、それはすごく大変なことなんだ。そのへんは、(ドラマが)すごくリアルだし、真実に近い。ただ、僕は長いことこの世界にいるから、多分レイよりハリウッドに慣れているし、レイほどのこの世界をシニカルな視点で、うんざりしながら見てはいないと思う」。

 最後に、『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』を含む、テレビドラマ界の人気について聞くと、「特にケーブルテレビはすごく面白くて、視聴者も満足のできる作品が多い。それに、映画ほどお金をかけずに済むぶん、才能のある人たちに仕事が回る。だから、たくさんの素晴らしい脚本家や監督、才能ある役者たちが、特にケーブルテレビに出演するようになってきていると思う」と話すのは、シュレイバー。

 キャリアの長いヴォイトも「今はやはり、テレビドラマの黄金期なんだと思う。予算をいとわずに才能のある監督に自由に仕事をさせて、実力のある役者をキャスティングした。その結果、トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグの『バンド・オブ・ブラザース』のような作品が生まれた。テレビが急に、才能ある人たちがいい作品を作る場所になったんだ。今や、テレビでは素晴らしい俳優たちがたくさん活躍している。次はどんな波が来るのかはわからないが、もう誰かが何かを計画しているだろうね」と、盛り上がるテレビ業界の理由を語ってくれた。

 そんな才能ある人々が集まるテレビ業界で、素晴らしい俳優2人が名演技を闘わせる『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』は、海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて3月14日(金)22時より独占日本初放送。

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