橘田いずみ、『ヴァンガード』実写デビューについて「神のような気持ちで見守って」

大人気の新世代カードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」が、『劇場版カードファイト!!ヴァンガード』となってスクリーンに登場。アニメと実写の2本立てというユニークな試みで楽しませてくれる。そこで、両方に出演し、実写演技デビューを果たした声優・橘田いずみを直撃。演技のイメージとなった意外な大女優、自身にとっての“ヴァンガード=先導者”までを教えてもらった。
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TVアニメシリーズは、開始から4年目に突入。当初からミサキ役として出演してきた橘田にとっては、待望の劇場版となった。「ついに来たか!」と喜んだが、その一方、実写版にも出演が決まるや、「マジか!」と更なる驚きが加わった。
というのも、橘田にとって本格的な実写演技は初挑戦。「顔が映った状態でお芝居をするのは初めてで。しかも、台本を読んだらがっつり出ているんです! みもりん(三森すずこ)にも『どうやって台本って覚えるの?』と聞いてみたんですが、『気合いだよ』と軽くあしらわれて(笑)」と不安もあったとか。
演じるのは、主人公・DAIGOをサポートする女刑事役だ。「『イメージは真矢みきさんです』と言われて。いやいや、私に真矢みきさんは無理だろうって!」と振り返るが、見事にパンツスーツを着こなし、クールな女刑事になりきった。そこには、アニメ版で演じるミサキ役への思いも込めたという。
「実写とアニメの両方に出ている者としては、二つをつなげる役割になりたいなと。実写で演じた女刑事とミサキは、職種は全然違うけれど、元の性質は似ていると思うんです。ミサキはとても正義感が強いので、いつか刑事になってもおかしくない。私の中では将来、ミサキが女刑事になったらこんな感じかなという思いがありながら演じました」。
ミサキへの愛情が溢れ出すが、彼女は橘田の夢を叶えてくれた存在だという。「声優になる前に、カードゲームを紹介する番組に出演をしたことがあって。カードゲームと出会ってもう、9年ほど。大会にも何回も出て、泣いたりしたこともあります。人と顔を合わせて、コミュニケーションをとりながらファイトするカードゲームは、世界中の人とつながれるツール。すっかり虜になって、声優デビューしてからは、いつかカードゲームのアニメに出たいと思っていました」。
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