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世界一のエアギタリスト・名倉七海、『進撃の巨人』を見て必殺技を研究

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元アイドル・名倉七海はなぜ「エアギター世界選手権」で優勝できたのか?
元アイドル・名倉七海はなぜ「エアギター世界選手権」で優勝できたのか? クランクイン!

 2014年8月末、「エアギター世界選手権」で日本人女性が優勝したというニュースがネットや新聞を賑わせた。19歳という大会史上最年少で優勝をしたのは、元アイドルの名倉七海。彼女はなぜこの大会に出場し、そして優勝できたのか。本人を直撃し、エアギター世界チャンピオンになるまでの道のりを聞いた。

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 「自分を表現することが好きだった」という名倉は、9歳の頃からダンスを習い、高校1年の夏にオーディションを受けて芸能界入り。その後、エアギターアイドル“テレパシー”のメンバーとして活動をスタートさせ、2013年の年末にはエアギターの世界チャンピオンになるという目標をファンに宣言。エアギター世界チャンピオンへの道がスタートした。

 しかし、テレパシーはその直後に解散してしまった。「心にぽっかりと穴が開いたような気持ちでした」と、当時の心境を語った名倉は、大学生活が始まり慌ただしい日常を送る中でも、寂しい気持ちは消えず「みんなと約束したことを成し遂げてケジメを付けて、テレパシーの終わりをファンの人に見せたかった」と大会出場を決意した。

 まず、国内大会に向けて始動した名倉は「筋トレやランニングから始め、ギタリストさんやエアギタリストさんの動画を見て研究しました」と基礎からトレーニング。さらに曲を使うこともあって、アニメ『進撃の巨人』を見て必殺技を研究したという。

 迎えた国内大会では予選を2位で通過。決勝戦では「強い人が集まっているので、ここで最後かもしれない」と覚悟を決め、「ファンの人に感謝の気持ちを伝えたくて、テレパシー時代の衣装やおもちゃのギター使いました。ファンの方の声援もパワーになりました」と全力でパフォーマンス。結果、見事優勝し日本代表として世界大会出場の切符を手にした。

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