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PS4、2015年は躍進の年になるか? 普及のカギは2月と3月

ゲーム

PS4のキラーソフトとして注目を集める『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』
PS4のキラーソフトとして注目を集める『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(C)2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

 2014年8月にはプレイステーションハード史上最速の全世界累計実売台数1000万台を突破したプレイステーション4。今年1月からは中国でもPS Vitaと共にPS4の販売が開始されるなど意気上がるPSファミリーだが、日本国内に限ってはPS4の勢いはスローペースが続いていた。だがそんな状況も2014年まで! 2015年はいよいよ日本でのPS4躍進の年になると業界では目されている。その理由と注目のPS4近日発売予定のタイトルについて、ゲーム専門サイト「GAME Watch」編集長・船津稔氏に聞いた。

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 そもそもなぜPS4が、ゲームユーザーの期待を集めつつも国内で販売台数を思ったより伸ばせないのか。その背景を船津氏は、「欧米と日本のライフスタイルにおけるエンターテイメントの楽しみ方の違い」だと分析。

 「エンターテイメントコンテンツが過当競争状態にある日本では、潤沢な時間を必要とする据置型のゲームが以前ほど競争力を持てない状況があります」と言う。だが同時にPS4は、「ネットワークサービスが充実しており、これまでにない“プレーヤー間の横の繋がりを持ったゲーム”が登場、増加しつつある」ことから、「1人プレイとマルチプレイがシームレス化する『Destiny』(SCE)や『THE CREW』(ユービーアイソフト)といった新しいタイプのゲームや遊び方がユーザーにも徐々に定着している」と船津氏。「3D世界に入り込めるバーチャルリアリティーシステム“Project Morpheus”の登場も予定され、より新しいコンテンツを楽しめるのだという“夢”が広がる」とPS4に対する期待感が高まってきた実感があるそう。

 しかし、いかにPS4の魅力が理解できても、実際に遊ぶゲームがなければハード自体の購買意欲には結びつかない。そこで注目したいのが、PS4そのものを買おうと思わせる魅力的なゲームタイトルだ。昨年までのPS4タイトルは海外メーカーの大作が目立ったが、今年、とくに2月から3月にかけては国内メーカーのビッグタイトルが顔を揃え、PS4ブームが本格化すると予想される。

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