PS4、2015年は躍進の年になるか? 普及のカギは2月と3月
まず船津氏がオススメするのは、2月26日発売予定の『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(スクエア・エニックス)だ。主人公を直接操作するアクションバトルで『DQ』らしいRPGが堪能できる本作は、「『DQ』キャラクターになりきって大暴れできる爽快感が魅力。アクション好きにとっても『DQ』好きにとっても待望の1本」だという。PS4のマシンパワーをアクションで実感できるといえば、3月12日発売予定の『龍が如く0 誓いの場所』(セガ)も期待の1本。「グラフィックスの進化が非常にわかりやすい。シリーズで見慣れた神室町などもすべてがリアルになり、爽快なアクションも進化し、漢(おとこ)になりきってもう1つの人生=ドラマにのめり込めます」と、船津氏も面白さに太鼓判を押す。
さらに、3月26日には『DARK SOULS』『Demon’s Souls』で知られるフロム・ソフトウェアとSCE JAPANスタジオがタッグを組んだ、『Bloodborne ブラッドボーン』(SCE)も登場。「ハードコアなゲームながら、アクションの操作感に日本の古いゲームが持っていた手触り感や、1つ1つ工夫していくことで上達していく達成感がある。もちろん、高度なグラフィックスによる世界観の構築にも注目です」と船津氏。海外タイトルでは3月5日発売予定の「狩るか狩られるか」の4対1の変則的対戦を楽しめる『Evolve』(2K Games)も大注目タイトルだとか。
船津氏いわくPS4は、「家庭用テレビの大画面で迫力ある映像を楽しめる点は、今流行のスマーフォンアプリには圧倒的に欠けている要素。一見、敷居が高いようだが、実際に触ってみれば非常にユーザーフレンドリーなマシンであることも分かると思う。多くのビッグタイトルが発売される春までの時期、以前は据え置き型ゲームにハマっていて今は離れてしまった人にこそ、PS4は遊ぶ価値があるハード」なのだとか。PS4は今が買い時かもしれない。(文:阿部美香)
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