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キティちゃん猫じゃない騒動、サンリオ広報が振り返る「当時は大わらわでした」

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 「ロサンゼルスの全米日系人博物館で行われている『キティのスーパーキュートな世界』(2015年4月26日まで開催)の事前取材で、キュレーター(展覧会責任者)の方が『じつは猫じゃない』と言ったのが発端でした。現地では英語の『kitty』が日本語の『子猫』の意味なので、驚いたみたいですね。その発言が現地の新聞『LAタイムス』に掲載されて日本にも飛び火し、当時は私も大わらわでした(笑) 最終的に9月の映画『くるみ割り人形』試写会で弊社の代表取締役社長・辻が『キティちゃんはキティちゃん』とコメントして、終息を迎えました」。  
 
 そして最後に、今年はキティちゃんが40周年を迎えたが、キキララでおなじみのリトルツインスターズやマイメロディも40周年を迎える2015年を見据えて、この先の展開を聞いた。  
 
 「キティちゃんのメンズブランド発足をはじめ、従来のキャラクターはもちろん、新キャラクターも続々と展開していきます。また、ピューロランドなどでじかにふれあえる『ライブキャラクター』たちの活躍を広めるべく、海外での定期公演やテーマパークにも力を注いでいきます。世代を超えてみなさんに愛されるキャラクターを、今後も世の中へ生み出していきたいと思います」。  

 同社の生み出すキャラクターたちは、世代を超えて語り継がれている。時代の流れに合わせて、日本のキャラクター業界をけん引する老舗企業としてよりいっそうの「挑戦」を期待したい。(取材・文:カネコシュウヘイ)

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