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『アメトーーク!』でも話題に! マンガ『キングダム』が大人気のワケ

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『キングダム』キャラソンも発売され、原作と共にアニメも人気に
『キングダム』キャラソンも発売され、原作と共にアニメも人気に(C)原泰久・集英社/NHK・NEP・ぴえろ

 5月28日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、現在、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の歴史漫画『キングダム』が取り上げられた。番組では、人気芸人たちが、「読んだら止まらない」と語り、AmazonのKindleランキング上位を独占するなど、大反響を読んでいる。そこで、『キングダム』の魅力はどこにあるのかを分析してみた。

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 『キングダム』は、古代中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後に始皇帝となる秦王・政が中国を統一するまでを描く歴史大作。先の『アメトーーク!』でも、“キングダム芸人”たちが本作の魅力を様々語っていたが、ここでは、面白さの3つのポイントを紹介したい。

 まず、一つ目は、本作が主人公・信の成長物語という、少年漫画の王道ストーリーを基本としていることにあるだろう。そもそも信は、戦災孤児で下僕の身分だった。そこから、大臣であった昌文君と出会い、そして政と出会い、「武将になる」という夢を歩み始める。「武将」への道のりは、作中に何度もわかりやすく記される。下僕から平民へ、そして百人将、三百人将、千人将…。まるで、「島耕作」のように、わかりやすい段階を踏んで、成長し、強く、大きくなっていくのだ。

 次に、作中の登場人物たちが、個性豊かでキャラクターとして立っていることが挙げられる。本作には、史実に名を残している実在の人物と、作者が作り上げたと思われる架空の人物が登場するが、いずれも濃い性格の人物が非常に多い。また、信や政の敵であっても、それぞれの背景や思い、過去が描かれることによって、単純な勧善懲悪ではない深みが生まれる。

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