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M・ナイト・シャマランが問う“サプライズ”とは TVドラマ初挑戦への思い

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『ウェイワード・パインズ 出口のない街』で製作総指揮を務める、M・ナイト・シャマラン
『ウェイワード・パインズ 出口のない街』で製作総指揮を務める、M・ナイト・シャマラン クランクイン!

 『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランが、80年代を代表するスターであるマット・ディロンとタッグを組み初のテレビドラマ製作に挑んだ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』。第1話からさっそく現れる謎が次々に新たな謎を呼び、先の読めない展開で"シャマランワールド"が繰り広げられる。撮影の裏側から自身が作る物語世界のこだわりまで、来日したシャマランに直撃した。

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 「自分自身、“これは○○っぽいな”と感じた瞬間“ウワっ”と思ってそれはやらないようにしています。ただ、原作は『ツイン・ピークス』に影響を受けた部分がすごくあるし、実際に『トワイライト・ゾーン』的要素も強いと思います。なのでこの2作は原作に入っているというか刺激になっているし、自分もこの2作はすごく好きな作品です」。

 『ウェイワード・パインズ 出口のない街』は、映画を越えるハイクオリティで、生還可能性ゼロの脱出ミステリー。失踪事件を捜査中に事故に遭い、忽然と姿を消したシークレット・サービスの捜査官イーサン(マット・ディロン)。ウェイワード・パインズという長閑な田舎町に迷いこむが、そこは“ある閉ざされた場所”だった…。

 『出口のない街』というタイトルが表す通り、一見のどかな、それでいてどこか奇妙で謎に満ちた街ウェイワード・パインズで展開される。シャマランといえば、予測不能でかつどんでん返しの待つ映画で知られるが、本作もそうしたあっと驚く結末が用意されているのだろうか。

 「今回は原作があるので、本当に先を知りたければ本を読む手はあると思います(笑)。でもシリーズを観て、少し時間が経ってから原作を読むといいんじゃないかな。今回のシリーズに関しては中盤で謎が明かされることになっていて、これはもう結構すでに話しています。こういうことをあらかじめ明かすのは、なかなかないことではあるのですが」。

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