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『乱歩奇譚』櫻井孝宏×高橋李依×山下大輝が告白、人生に影響を与えた人とは?

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『乱歩奇譚 Game of Laplace』櫻井孝宏、高橋李依、山下大輝に3ショットインタビュー!
『乱歩奇譚 Game of Laplace』櫻井孝宏、高橋李依、山下大輝に3ショットインタビュー!(C) 乱歩奇譚倶楽部

 「乱歩を知っていた僕は、“今風だな”と思いましたね」。人気声優・櫻井孝宏がそう話すのは、櫻井が主人公アケチを演じるTVアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』。本作は、日本推理小説界の巨匠・江戸川乱歩の没後50年作品として、乱歩が描く耽美・奇怪・幻想の世界を岸誠二(監督)× 上江洲誠(シリーズ構成・脚本)× Lerche(アニメーション制作)の豪華スタッフ陣で描くオリジナルアニメーションだ。今回、主人公の櫻井と、コバヤシ役の高橋李依、ハシバ役の山下大輝の3人から、本作について話しを聞くことができた。

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 宮内庁公認であり、特定未成年の少年探偵アケチ、とある事件に巻き込まれたことでアケチと出会い、次第にアケチの事件捜査に協力する中学生・コバヤシ、そのコバヤシの友人でありクラス委員を務める面倒見の良い性格の持ち主ハシバをメインキャラクターに物語は進んでいく。
 
 第1話・2話で、アケチがコバヤシとハシバの2人に出会うきっかけとなる事件「人間椅子」が描かれた本作。アニメ冒頭からバラバラに切断された男性教師を“椅子”として見立て、組み立てられた他殺体が中学校の教室に置かれるという衝撃シーンから始まる。
 
 「すごくぶっ飛んでるように見えるのですが、そもそも原作がぶっ飛んでいるので…」と、苦笑するも原案となる作品も乱歩ということでその衝撃度に理解を示した櫻井。一方、原作を知らなかった山下は「純粋にすごいなと思いました。(人が)死にまくるなと…」と素直な感想をもらし、その衝撃ゆえに「原作もこんなに“ヤバイ”のかなと、気になりました」と明かす。
 
 その第1話でいきなり容疑者として疑われてしまうのが少年コバヤシ。その背格好や顔立ちで少女にも見えてしまうキャラクターであり、櫻井、山下共に本作で「1番まともじゃない」と口を揃える。そんなコバヤシを演じる高橋は「(コバヤシは)普通の生活をしている人が行うリアクションを取らないので難しいですね。普通だったら怖がるところを怖がらない。正反対な爽やかさなどでその感情を突き抜けないと、コバヤシにならないんです」と語り、独特過ぎる感情の持ち主に難しさを覚えたようだ。

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