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瀬戸朝香が語る女優業と子育て 両立のコツは“欲張らない”こと

アニメ

『リトルプリンス 星の王子さまと私』瀬戸朝香インタビュー
『リトルプリンス 星の王子さまと私』瀬戸朝香インタビュー クランクイン!

 サン=テグジュペリの不朽の名作『星の王子さま』が、出版から72年目にして初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』となった。そこで描かれるのは、権利管理者サン=テグジュペリ エステートが初めて認可した“星の王子さま”の“その後”の物語。そして、「アニメーションの吹き替えは、とにかく楽しかった」と口にするのが、こちらもアニメーションの吹き替えが“初”となる瀬戸朝香だ。彼女が担当したのは、主人公の女の子のお母さん。瀬戸自身も母親だけに、色々と思うところはあったようだ。

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 劇中に登場する母親は、女手ひとつで9歳の娘を育てているシングルマザー。それゆえ、仕事で家を空けることが多く、また、愛する娘の将来を思うあまり、分刻みで娘のスケジュールを管理し、友達を作るよりも勉強ばかり押し付けている。おそらく大半の人が、それはちょっと……と、思うことだろう。そんな母親の声を担当した瀬戸も、「彼女はやり過ぎです」ときっぱり。しかし、そのあとに出てきた言葉は、意外なものだった。

 「あそこまでできる母親って、すごいと思うんです。子どもを自由にさせていると何をするかわからないし、変な遊びをされても困る。でも、母親は仕事が忙しくて、なかなかそばにいてあげられない。だから、子ども1人でも無駄なく時間を使えるよう、細かなスケジュール管理表を作って、彼女なりに娘とコミュニケーションをとっている。人任せにせず、きちんと考えているお母さんだと思います。ただ、やっぱりちょっと極端ですけどね」。

 確かに、劇中の母親のように、仕事と子育ての両立は大変で、何かを犠牲にしなくてはいけないことも多い。だが、瀬戸は言う。「仕事も大好きだけど、子どもの成長を見守るのも大好き。どちらかを優先ではなく、欲張らずに、できる限りのことをやっていきたい」。

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