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『メンタリスト』S・ベイカー、最後は「自分の幸せを考える」“相棒”との関係にも言及

海外ドラマ

『メンタリスト』サイモン・ベイカーが語る、ファイナル・シーズンとは
『メンタリスト』サイモン・ベイカーが語る、ファイナル・シーズンとは(C)AFLO

 鋭い観察眼で人の心を読み、難事件を解決する捜査コンサルタント“メンタリスト”=パトリック・ジェーンの活躍を描く正統派ミステリー海外ドラマ『メンタリスト』。アメリカのみならず日本でも人気となった本作で、主人公ジェーンを演じているサイモン・ベイカーが、ファイナル・シーズンの見どころ、また捜査の“相棒”=リズボンとの関係を語ってくれた。

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 愛する妻子を殺害した連続殺人犯レッド・ジョンとの数年に及ぶ壮絶な戦いに終止符を打ち、新たな人生を歩み始めたジェーン。ドラマの中で公私ともに人生には欠かせない存在となったリズボンの存在についてパトリックは、「ジェーンとリズボンの強みは、複雑な事態をともに経験してきたことかな」と微笑む。一方、2人の弱みについては「自分の面倒しか見てこなかったから、かなり独立心が強いこと。ひとりで過ごす時間が多いほど、他人の感情を自分より優先させることは難しいものだからね。一緒に過ごしていて楽しいし、お互い自然体でいられるのはいいことだけれど、問題は2人の関係が仕事上の関係のうえに成り立っていたことなんだ」と分析する。

 続けて、2人の問題についてパトリックは、「お互いを好きで理解し合っている一方で、2人は仕事の中でだけ関係を育んできた。だから、カップルとなった2人の関係が仕事上よりも大きくなった時に、“仕事”が何らかの影響を与えることになるんだ」と話すと、「これまでは、2人を同僚としてしか見ていなかったから、ファイナル・シーズンの最初の数エピソードで2人のプライベートなシーンが登場するのは、ちょっと面白いね。なんというか、すごく人間的で幸せそうなんだ」と明かした。

 ずっと苦しめられてきた過去が清算され、やっと一歩を踏み出せたジェーン。辛かった彼の姿を見続けてきただけに、ファンとしても、ジェーンが幸せになるのはうれしい限りだろう。しかし、強烈すぎる過去は、フラッシュバックとして蘇えることもある。再び、過去に悩まされることはないのだろうか。「もう必要ないんじゃないかな。ジェーンにとっての終結は、気持ちの上で過去にさかのぼることだと思うんだ。つまり、もっと穏やかな状態になることじゃないか、と」。

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