森川智之、声優デビューから30年「ひとつの役と長く付き合ってみたい」
森川にとって、“相棒”と言える存在はいるだろうか?「僕は車が好きなので、自分の車は相棒と言えます。人だといろいろな相方がいて。檜山修之さんとはもう20年くらいトークライブを一緒にやっていて、久しぶりに会ってもいくらでも面白い話ができる相棒。僕は歌も歌っていて、立木文彦さんと“2HEARTS”というボーカルユニットを組んでいるので、立木さんも相棒ですね」と、たくさんの相棒との化学反応を楽しんでいる様子。
また、バディものは念願だったことも告白する。「僕はもともと、刑事ものの海外ドラマが好きだったんです。この仕事に就くにあたっても、『刑事スタスキー&ハッチ』みたいなものをずっとやりたいと思っていて。僕が中学生くらいの頃に放送されていたんですが、“やるんだったらスタスキーがいいな”とか思いながら見ていました。(吹き替えの)下條アトムさんの話し方のマネをしたりしていましたね。最近だと、映画『ズートピア』でもバディものをやらせていただいて。大人気ですか?ありがとうございます!」。
声優デビューから30年となったが、その中でも本シリーズは少年期の思いが叶った作品だった。加えて「実は僕、これだけキャリアがあるんですけれど、長寿番組に出会ったことはそんなにないんです。(カレン役の)クリス・オドネルもエピソードが進むにつれて、考え方や演じ方も変わってきていると思う。僕もそういう経験をしてみたいし、なるべくひとつの役と長く付き合ってみたいと思っています」と長寿番組への参加が、宝物となっていることを明かしていた。(取材・文・写真:成田おり枝)
『NCIS:LA極秘潜入捜査班』は全国無料のBSテレビ局ディーライフにて、[二]毎週水曜21時、[字]毎週火曜25時より放送中。
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