内山昂輝&梅原裕一郎、畠中祐のキャラ分析にツッコミ!?『バッテリー』インタビュー
野球を通じて、中学生たちの成長を描き、様々な人間関係を描く『バッテリー』。登場キャラクターも誰ひとりとして同じような性格などはおらず、一人ひとり丁寧に人物を描いている。自身が演じたキャラクターを含め、登場人物全員の中で誰が自分に似ているか、3人にズバリ聞いてみた。
「巧を演じる中で、“理解できない”という印象はなかった」と、自身が演じた巧の名をあげた内山。「気持ちの流れといいますか、言わんとするところはわかりました」。畠中は、「豪も近いのですが、豪に吉貞感を足さないと…」と少し照れた様子で口にする。「豪のように、物事を考えているのかと言ったらそうでもないので…吉貞の少しお調子者なところを足して2で割る感じです」と自身を分析する。
そんな内山、畠中から驚きの声が上がったのは梅原の発言。「似ているか似ていないかというより、共感できたのは展西です」と、巧をリンチし部の存続問題にまで発展させた人物の名を挙げた。「あれが普通の反応なんじゃないかと思ったんです。リンチはやり過ぎですけど、人間ってああいう部分もある気がします」梅原のコメントに、内山、畠中の2人も“言われてみれば…”というように顔を見合った。
物語も佳境に入り、巧と豪のバッテリーがギクシャクしてくるTVアニメ後半。畠中は「何で二人が話さなくなっていくのか…キャラクターの心の機微に注目してほしいです」。「二人の会話が減れば減るほど、海音寺がしゃべります(笑)」と梅原。「二人がギクシャクしている時の海音寺のわちゃわちゃ感が面白いと思います」とそれぞれアピールする。
最後に内山は「野球をテーマにしつつも、中学生たちの人間関係や、彼らと親との関係など、そういう人間ドラマを描いている作品です。後半は念願の試合に向けてストーリーが動いていきますが、彼らの未来に思いを馳せたくなる結末になっていると思います」。(取材・文:ほりかごさおり)
TVアニメ『バッテリー』は、フジテレビ“ノイタミナ”にて毎週木曜24時55分放送。ほか各局でも放送中。
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