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演劇団体「いいへんじ」2年ぶり新作長編『あたたかいなみだ』来年上演 “男性同士のケア”のあり方を問う

演劇

舞台『あたたかいなみだ』ビジュアル
舞台『あたたかいなみだ』ビジュアル

 演劇団体・いいへんじの2年ぶりの新作長編舞台『あたたかいなみだ』が、三鷹市芸術文化センター 星のホールにて2027年5~6月に上演されることが決まった。

【写真】舞台『あたたかいなみだ』キャストを写真でチェック

 本作は、とあるお笑いコンビのファンである女性の視点から、彼らに内面化された男性性をまなざし、まなざす立場にある自分自身に向き合う物語。自分とは異なる立場にある人の痛みに、どのように耳を傾けることができるのか。これからのケアのあり方を問う。

 丸山愛美は子どもの頃からお笑いが大好きだった。大人になった今でも足繁く劇場に通う一方で、お笑いの世界に根強く残る“男同士のノリ”には、複雑な思いを抱くようになっていた。

 ある日、若手お笑いコンビ「さざなみ」の活動休止が発表される。ボケの植村が適応障害と診断され、舞台に立てなくなってしまったのだ。ツッコミの高原は、どのように彼と向き合えばいいのかわからないまま、ピンネタで舞台に立ち、バイトをして、筋トレをした。

 デビュー間もない頃から「さざなみ」を応援してきた丸山は、植村が疲弊してしまった理由のひとつに、“男同士のノリ”があったのではないかと考える。高原に思い切って声をかけ、植村をケアしてほしいと伝えるが、高原は「でも、笑ってたし」と言って取り合わない。その言葉に、丸山自身もまた、客席で笑い、その世界を受け入れてきた1人だったことに気づく。わたしに何ができるのか。そもそも何かができるのか?

 作・演出の中島梓織は「これまでの作品では、自分自身の経験をもとに、感じていることや考えていることを言葉にしたり、目の前の相手とどのように関係を築けるのかを模索したりしてきました。今回は、自分とは異なる経験を持つ人々の関係性について、とりわけ、男性同士のケアについて考えてみたいと思っています」としている。

 舞台『あたたかいなみだ』は、三鷹市芸術文化センター 星のホールにて2027年5~6月上演。

※コメント全文は以下の通り。

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■いいへんじ主宰 作・演出 中島梓織コメント

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【公演概要】

舞台『あたたかいなみだ』
舞台『あたたかいなみだ』ビジュアル

舞台『あたたかいなみだ』

■日程・会場:2027年5~6月 三鷹市芸術文化センター 星のホール

■作・演出
中島梓織

■出演
櫻井成美 遠藤雄斗 大宮二郎(コンプソンズ)
藤田恭輔(かるがも団地) 冨岡英香(マチルダアパルトマン) 瀬安勇志(南極)
横手慎太郎(シンクロ少女) もりももこ(劇団かもめんたる)
飯尾朋花(いいへんじ) 小澤南穂子(いいへんじ)

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