クランクイン!

前川優希&橋本真一「身も心も委ねられる」関係値 『文豪メランコリーRevue』絆感じるインタビュー

演劇

(左から)橋本真一、前川優希
(左から)橋本真一、前川優希 クランクイン! 写真:双海しお

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前川優希

橋本真一

 狂音文奏楽『文豪メランコリーRevue』が、12月に幕を開ける。文豪たちの作品や人生を、歌とダンスで鮮やかに描いてきた「文豪メランコリー」シリーズ。その最新作で、夏目漱石と芥川龍之介という師弟を演じるのが、前川優希と橋本真一だ。「真ちゃん」「前ちゃん」と呼び合い、互いに全幅の信頼を寄せる2人。一度は演じ切った役を改めて生きる今作について、終始にこやかに語り合ってくれた。

【写真】前川優希&橋本真一、優しい秋コーデのソロショットも

■文メラ“らしさ”と“違い”が共存する新作

――今回「Revue」というタイトルを聞いて、率直にどんなことを感じましたか。

前川:「レヴュー」という単語に聞きなじみがなくて、宝塚歌劇くらいでしか聞かない言葉だなと思ったんです。でも、エキセントリックなことを、きらびやかな衣裳や音楽で表現してきた「文豪メランコリー」なら、確かに似合うのかなという気はしました。

橋本:僕も「レヴュー」と聞くとショー的なイメージがありつつ、「re‐view=見せ直す」みたいな解釈もできるなと、個人的に思っていて。初演で、芥川の人生も夏目の人生も、没するところまで見せている。だからこそ、今回はどう見せて、どこまで深掘りするのか。そこが「Revue」というタイトルと関連づけると、すごく大事になってくるのかなと感じたので、初演以上のものをお見せしないといけないな、と思いました。

前川:なるほどね~。真ちゃん、それ正解だわ!(笑)

橋本:いや、まだ分かんないけどね(笑)。

――お2人とも初稿を読まれたとのことですが、橋本さんがおっしゃった「見せ直す」意味も含めて、本作の意義をどう感じましたか。

橋本:シリーズものって基本、続編をやっていくものじゃないですか。でも、夏目と芥川の人生は初演でもう語られているし、死後の世界もやった。そこから何をどう描くのかな、と。いざ読んでみると、生きてから死ぬまでの話という大枠は変わらないけど、それをより掘り下げて描いている。ライブ形式でお届けしてきたこのシリーズに、お芝居の要素が新しく入っていて、もっと深いところで芝居ができるというのを感じました。僕ら2人が主演という立場に据えてもらった意味は、物語を引っ張るというより、みんなより一段深いところで「もう一度人生を見せる」ことにあるのかなと思ったし、そうしていきたいなと思いました。

前川:文メラらしさを抽出しながらも、お芝居の部分はこれまでとは明らかに違う部分もあって、シリーズ作品ながら新しい感動とともに臨める、新鮮な気持ちになる脚本だなという印象です。文メラ自体が、何度でも解釈し直せる、味わい直せるというテーマを持つ作品ですし、一度演じた芥川と夏目の人生を、Revueで再び見つめ直し、味わい直せるのが、今回のおいしいところなのかなと思います。

橋本:本当にそうだよね。シリーズで新作が出ると、知らない物語を提供するととらえがちだけど、同じ人物の人生を、より深めて再び見せるのって、なかなか他にないじゃない。

前川:(大きく頷く)

橋本:同時に、今回登場する他のキャラクターには新しい物語もあって、すごく面白い構成だなと思いました。

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■「真ちゃん」「前ちゃん」絆感じる関係値

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【公演概要】

狂音文奏楽『文豪メランコリーRevue』

■日程・会場:
12月19日〜27日 東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

■脚本・演出:磯貝龍乎

■出演
芥川龍之介:橋本真一
夏目漱石:前川優希
芥川文:三浦海里
菊池寛:樋口裕太
谷崎潤一郎:校條拳太朗
夏目伸六:安井一真
正岡子規:内藤光佑
森鴎外:原貴和

GUEST
谷崎松子:和合真一
江戶川乱歩:君沢ユウキ
宮沢賢治:佐藤弘樹
石川啄木:谷佳樹
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