平成中村座 十月大歌舞伎 特別企画「四世 片岡亀蔵を囲む会」開催決定 ゆかりの俳優が集結
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昨年11月に惜しまれつつ急逝した四世片岡亀蔵をしのび、平成中村座 十月大歌舞伎にて特別企画「四世 片岡亀蔵を囲む会」を開催することが決まった。平成12(2000)年の「平成中村座」誕生以来、おなじみの顔として、数々の名舞台で魅了した舞台姿とその素顔を、ゆかりの仲間たちとしのぶ。
【写真】2025年11月に急逝した四世片岡亀蔵
平成12(2000)年に十八世中村勘三郎の熱い想いで実現した「平成中村座」――。四世片岡亀蔵は、浅草・隅田公園での記念すべき第一回公演から「平成中村座」に出演。第一回公演で演じた『隅田川続俤 法界坊』番頭正八の役は、得も言われぬ独特の動きで観る者の度肝を抜き、以降、十八世中村勘三郎の『法界坊』には欠かせない存在として唯一無二の当り役を創出した。時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役など幅広い役柄をこなし、存在感のある確かな演技力で観客を魅了し、亀蔵は「平成中村座」でもおなじみの顔として愛された。
令和4(2022)年10、11月の前回の浅草での「平成中村座」公演では、宮藤官九郎 作・演出『唐茄子屋~不思議国之若旦那』蛙ゲゲコの役で圧倒的なインパクトを残す一方、令和6(2024)年の「名古屋平成中村座」公演では、『弁天娘女男白浪』の南郷力丸の役を古風な造形で演じ上げ、喝采を浴びるなど、硬軟自在に演じるその姿は記憶に新しいところ。
10月13日に開催される特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」では、その舞台姿と蔵出し映像で織りなす「特別映像」を上映し、四世片岡亀蔵をしのぶ。そして、四世片岡亀蔵を囲む「座談会」では、中村勘九郎、中村七之助をはじめ、「平成中村座 十月大歌舞伎」出演の中村鴈治郎、中村扇雀、中村芝翫に加え、ゲストとして亀蔵と数々の舞台で共演した笹野高史を迎える。
今回公開された「四世片岡亀蔵を囲む会」ビジュアルでは、四世片岡亀蔵が「平成中村座」で演じた役々が四世片岡亀蔵を囲む。右上から時計回りで『雪暮夜入谷畦道』按摩丈賀、『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし』物持ちの娘おそめ、『源平布引滝 実盛物語』瀬尾十郎、『極付幡随長兵衛』坂田兵庫之介公平、『唐茄子屋~不思議国之若旦那』蛙ゲゲコ、『隅田川続俤 法界坊』番頭正八、『菅原伝授手習鑑 車引』藤原時平、『仮名手本忠臣蔵 七段目』斧九太夫、『菅原伝授手習鑑 寺子屋』春藤玄蕃、『弁天娘女男白浪』南郷力丸という十役――その幅広い芸域が偲ばれる、「平成中村座」での「亀蔵十種」が映されたビジュアルとなっている。
平成中村座 十月大歌舞伎 特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」は、10月13日16時30分より平成中村座にて開催。
【公演概要】
平成中村座 十月大歌舞伎 特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」
10月13日16時30分:東京・平成中村座
一、四世片岡亀蔵を偲んで 特別映像
二、四世片岡亀蔵を囲んで 座談会
<座談会>
中村勘九郎
中村七之助
笹野高史
中村芝翫
中村扇雀
中村鴈治郎
進行
吉崎典子