SixTONES・松村北斗『恋マジ』で視聴者をとりこに! 「声帯までもが国宝級」と早くも評判
恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)が、4月18日(月)にスタートした。本作の主人公・桜沢純(広瀬アリス)は、「恋なんて、人生の無駄遣い!」と豪語する27歳。刹那恋愛主義の長峰柊磨(松村北斗)は、彼女の心を溶かすことができるのだろうか。さらに、安定志向の早婚レス妻・清宮響子(西野七瀬)と、愛され中毒のパパ活女子・真山アリサ(飯豊まりえ)の恋愛模様も気になるところ。第1話では、柊磨の色気に、視聴者がノックダウン! また、SixTONESが歌う挿入歌も話題となった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
【写真】飯豊まりえ、西野七瀬らも出演! 『恋マジ』第1話を振り返る
■共感するのは、どのキャラクター?
「恋なんて、本気でやってどうするの?」 あまりにも挑戦的なタイトルに、思わずグッと引き込まれてしまった。
たしかに、本気で恋をすると、相手にペースを乱される。本気を出さなければ、ケンカをしてイライラすることだってないだろう。きっと、「どうでもいいや」と思って諦められるから。ちょっとのことでヤキモチを焼いて、「ムカつく!」と言いながら、ビールをあおる夜だってなくて済む。
けれど、本気でない恋なんて、恋だと言えるのだろうか? 好きすぎて苦しくなったり、思いが伝わらずに涙したり。本気で恋をしたからこそ得た経験は、いつか自分の糧になる。そしていつか、「この人に出会うために、生まれたんだ」と思える瞬間が来るかもしれない。私たちは、そんな一瞬を探して恋をしていくのだろう。
ただ、現代にはたくさんの娯楽があふれている。SNSが発達したことで、私たちは簡単に他人とつながれるようになった。昔と比べて、孤独を感じづらい世の中になっている。そう考えると、「恋愛も、デジタルで合理的に!」と思う人が増えているのも、自然の流れなのだろうか。
純&響子&アリサ (C)カンテレ・フジテレビ
本作に登場する3人の女性たちも、「本気の恋なんていらない」というスタンスで生きている。性格や恋愛観はそれぞれ異なるが、根本にある思いは一致してしまっているのだ。どこか、恋愛を諦めているというか…。
まず、主人公の純は、幼少期のトラウマにより、恋愛に興味を持てずにいる。27歳にして、恋愛経験はゼロ。長年思い続けていた初恋相手は、あっさり社内の部下と結婚してしまい、二人の結婚式の2次会幹事まで担当することに。とほほな展開ではあるが、今後、この空いた心の隙間に、柊磨が入り込んでいくのだろうか。
そして、早婚レス妻の響子。20代前半で初彼氏と結婚した彼女は、自分に興味を持たない夫に、物足りなさを感じている。安定を求めた響子の対極にいるのが、愛され中毒のパパ活女子、アリサだ。不倫中のアリサは、既婚者の響子と何かと言い合いになりやすい。
アリサ&内村克巳(岡山天音) (C)カンテレ・フジテレビ
刺激的な恋愛を求めるアリサに、安定するために結婚した響子。そして、人生から恋愛を排除しようとしている純。あなたが共感するのは、どのキャラクターだろうか。
早速、SNS上では、「純の性格のなかで、共感できるところが何個かあったのでとても刺さる」「アリスちゃん演じる純に感情移入しすぎて泣いたよね」「響子ちゃんの家のシーン、リアルでめっちゃわかるってなってる」「ファーストインプレションだけど、飯豊まりえのキャラが好き」など、さまざまな声が上がっていた。
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