『ユニコーンに乗って』明かされた真実が「泣ける」と話題! 一方、予告編の“小鳥”西島秀俊に「かわいすぎる」の声も
仕事に恋に真っすぐ生きる大人の青春ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系/毎週火曜22時)。7月19日(火)に放送された第3話では、成川佐奈(永野芽郁)と須崎功(杉野遥亮)の間にあった淡く切ない恋の思い出が明かされた。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
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■佐奈と須崎の間にあった切ない恋
須崎が恋心を寄せていることに、佐奈は気付いていないものだと思っていた。恵まれた環境を投げ捨てて、佐奈の夢を支えてきた須崎。それなのに、ビジネスパートナー以上の気持ちは抱いてもらえない。一緒に働くためには、あふれる思いをひた隠しにするしかないのだ、と。
しかし、第3話では意外な真実が明かされる。ドリームポニーが社内恋愛禁止になった裏には、淡く切ない恋の思い出があったのだ。
須崎功(杉野遥亮)&倉田凛花(石川恋) (C)TBS/撮影:加藤春日
佐奈と出会う前の須崎は、親が決めた人生を歩むことに疑問を抱かず生きていた。親のコネで入った会社で経験を積み、親の会社を継ぐ。きっと彼は、自分の人生を俯瞰(ふかん)して見ることがなかったのだろう。立ち止まる隙もなく、親が進むべき方向に導いてくれるから。
成川佐奈(永野芽郁)&須崎功(杉野遥亮) (C)TBS/撮影:加藤春日
須崎の周りにいる友人も、同じような生き方をしていた。どうしたら、ラクに単位が取れるか? 就職に有利なゼミは? と、打算で動いている人ばかり。大学で学べるありがたさを感じることもなく、“なんとなく”で授業を受けていた。そんな時に、佐奈のように夢を追ってキラキラしている女の子に出会ったら…。惹(ひ)かれてしまうのは、必然だったのだろう。
大学時代から、一途に佐奈の夢を支えてきた須崎。親に勘当されても、幼なじみの倉田凛花(石川恋)に猛反対をされても、佐奈のそばにいることを選んだ。きっと佐奈も、須崎の恋心には気付いていたはずだ。目を合わせた時に、佐奈の瞳からこぼれる“好き”の気持ち。須崎がキスしようとしても、拒む様子はなかった。二人は、両思いだったのだと思う。
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