「全日本マジック選手権」のチャンピオンが決定！ 今年の「Magic Academy Award」受賞者も発表
マジック日本一を決めるためのコンテスト「Japan National Championship of Magic（全日本マジック選手権）2023」が、東京・六本木にある「MAHOU Dining Bar OSMAND～イアラクトの門～」で開催。全国各地の予選を勝ち抜いた決勝進出者8名が“技”を披露し、栄えあるチャンピオンが決定した。
【写真】全国各地から強豪マジシャン参戦！ 「Japan National Championship of Magic 2023」出場者
■「Magic Academy Award」の表彰式も同日開催
今回開催された「Japan National Championship of Magic 2023」は、The MAGIC ACADEMY of TOKYOが主催するマジックの全国大会。観客の目の前で繰り広げるマジックによる“クロースアップ部門”と、大掛かりなマジックによる“ステージマジック部門”があり、クロースアップ部門ではIbukiが、ステージ部門では鈴木駿が見事チャンピオンに輝いた。
小学2年生からマジックを始めたというIbukiは、「Rising Star Close‐up＆Stage Contest」をはじめとする数々の大会で受賞歴を持ち、SNSに投稿した『君の名は』の音楽に合わせたマジック動画は、新海誠監督も引用ツイートするほど話題に。現在、200万回再生を突破している。今大会では、得意とするボタンとハンカチを使った斬新な演技を披露。奇想天外な発想と緻密に計算された詐計や高度な技術などが評価された。
そしてステージ部門のチャンピオン・鈴木駿は、マジック界のオリンピックといわれる「FISM」の日本代表にも選ばれ、TVメディアでも活躍。楽器の演奏をテーマにした音楽と奇術によるハーモニーを披露し、独特の世界観と研ぎ澄まされたマニピュレーション（指先の技術）が評価された。
MAGICIAN of The YEARに選ばれたJONIO
さらに、最も活躍したマジシャンに贈られる「Magic Academy Award」の表彰式も同日に開催。過去1年間に日本国内で最も活躍したマジシャンを決める「MAGICIAN of The YEAR」には、2022年の「FISM」で世界3位となったJONIOが、世界で影響を与える殿堂入りマジシャンを表彰する「Hall of Fame」には、マジック専門店「マジックランド」の創設者である小野坂東が選ばれた。
