『THE SECOND』初代優勝はギャロップ! 松本人志からの優勝後アドバイスに反省も
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結成16年目以上という参加基準のもと、今年新たに新設された『THE SECOND~漫才トーナメント~』のグランプリファイナルが20日にフジテレビにて開催され、結成19年目のギャロップが、記念すべき初代チャンピオンに輝き、優勝賞金1000万円を獲得。林健と毛利大亮が番組終了後の囲み会見に出席し、漫才への熱い思いを吐露した。
【写真】見事優勝を果たすも番組での“反省点”を明かしたギャロップ・林健
『THE SECOND~漫才トーナメント~』は、結成16年以上という参加基準のなか、漫才師たちが渾身(こんしん)のネタでしのぎを削る新たなお笑い賞レース。M‐1グランプリの4分という時間に対して、本トーナメントは6分で行われた。
グランプリファイナル1回戦で、先輩であるテンダラーを撃破したギャロップ。“関西ダービー”と称された戦いで勝利をおさめ「ここで勝てたらなんとかなるんじゃないかな(毛利)」、「勝ったら優勝できる(林)」と自信を胸に、一気に頂点に駆け上がった。
「まだまだ実感が湧いていない」という二人は、優勝直後に「くすぶっているみんな!夢めちゃくちゃあるよ」と語っていたが、その夢はさらなる漫才への思いへ向かっているようだ。優勝賞金1000万円の使い道について、林は「まったく縁がないと思っているときは、好き勝手使いたいものの話をしていましたが、実際手にしたら、老後のことを考えて使えない」と言いつつも、毛利が「漫才に恩返しできれば」と思いを語ると、林も同調。
また今後出てみたい番組について聞かれた際も、毛利は真っ先に「漫才の番組に出たい」と答えると、林も「僕も一通りいろいろな番組に出させていただいたあとは、漫才番組に出て、ずっと漫才の舞台に立っていたい。できれば70歳ぐらいでも漫才をしていたい」と熱い思いを吐露する。
一方で反省点もあったようで、林は「番組の最後15~20秒ぐらいでコメントを求められたのですが、熱くなってしまって、大声で普通のことを言うだけでした」と振り返ると「番組が終わったあとに、(アンバサダーを務めた)松本(人志)さんから『あそこは後ろを向かないと』とアドバイスを受けたんです。本当にその通り。もう浮かれている自分がいた」と苦笑い。林の後頭部が映るたびに大きな笑いが起きていることに最後気づかず、おいしいところを活かせなかったことを反省していた。