『ボス恋』中沢登場ラストに「最終回どうなんの」 『恋つづ』彷彿させる“婚約指輪”も話題
■どんどん変わっていく「MIYAVI」
高橋麻美(高橋メアリージュン)&半田進(なだぎ武) (C)TBS
第9話では、音羽堂出版が吸収合併された後の、混乱を極める編集部の様子が映し出される。まず、奈未を散々こき使い続けてきた宝来麗子(菜々緒)の行方がわからなくなってしまった。また、副編集長の半田進(なだぎ武)は、週刊誌に麗子のパワハラ疑惑を流してしまった責任を感じ、辞表を出す始末。
不満を募らせる編集部 (C)TBS
さらに、存続後の「MIYAVI」の編集長は、高橋麻美(高橋メアリージュン)が務めることに。すると、誌面の企画が命だった編集方針も変わり、ハイブランドとのコラボ付録を目玉に据えるようになった。編集部員の和田たちは「そんなの『MIYAVI』じゃない」と不満を募らせる。
■一方、麗子はと言うと
土下座作戦に出る中沢たち (C)TBS
それでは消えた麗子は、どこに行ったのか…。その答えは意外と近くに潜んでいた。奈未が、編集部に届いた備品のチェックをしていたところ、納品受領書の担当者の欄に“宝来”の文字を見つける。奈未は慌てて、備品管理部へ。なんと麗子は、もともと奈未が上京前に志望していた備品管理部で働いていたのだ。しかも、救世主的ポジションで…。それを知った新たな編集方針に納得の行かない編集部員たちは“ボス奪還作戦”と題し、麗子を編集長に戻す作戦を実行する(ちなみに公式サイトによると、あのホワイトボードの文字は達筆で有名な間宮が書いたそうだ)。
「やめちまえ!」と叫ぶ和田 (C)TBS
まず1つ目は、ストレート作戦。中沢たちは、麗子が編集部に必要だと土下座をしてまで本人に頼み込む。ところが、配達員の運んできた大きな荷物が中沢たちをかき消し、あえなく失敗する。めげずに挑んだ2つ目は、“副編集長やめないで”作戦。麗子が奈未との会話の中で唯一反応を示したのが半田の辞表提出の件だったことから、編集部は麗子の前で“副編集長やめないで”というコントを繰り広げる。
しかし、小芝居真っ只中に、半田のもとに1本の電話が。それは週刊誌への情報流出が半田のせいではなかったという内容で、半田は無罪放免となった。辞める必要がなくなり、作戦も散々な結果で、和田も思わず「やめちまえ!」とツッコミ。「ボス奪還作戦おもろすぎwww」などとTwitterでも評判だった畳み掛けるようなコメディシーンだったが、その後に続くのは、涙を誘う切ない展開なのであった。
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