『カラーラッシュ』ヨヌの“怪物化”を示唆する衝撃シーンが! 目が離せない第5話&第6話

カルチャー
2021年4月7日 19:00

■色の世界と重なりあう二人

 展示会ではしゃぐユハンとヨヌの姿は、仲のよい普通の高校生にしか見えない。メディアアートで造られた、日常にある色とは違う世界に高揚するヨヌ。花と一体化したユハンとヨヌ、そして二人の重なり合う手が、ヨヌに映る世界をより一層美しくさせた。それと同時に、この先危険を犯してでも、色を見たいという本能にヨヌは気付いてしまう。

■マスクを外したユハンの素顔

 また、ヨヌがカラーラッシュに慣れたことにより、今回からユハンがマスクを外す機会が増えた。特別な時だけ見れたユハンの素顔は、想像していたよりも柔らかい印象だ。「色を見せてあげる」というユハンの言葉は、今までとは違い、弄んでいるのではなく、ヨヌを想うあたたかさが感じられる。

 まだ謎を残すユハンだが、素顔を見れることで、視聴者も一歩近づけた気持ちになったのではないだろうか。

■失踪した母親のカチューシャの色

 ところで、第1話の冒頭のシーンを覚えているだろうか。ヨヌの失踪した母親の記憶のことだ。記憶の中に映るのは、母親がカチューシャの色を“イエロー”だと伝えるが、どんな色かがわからない幼いヨヌ。そして、誰かが溺れているような場面に一転し、突然現在のヨヌが飛び起きる。第3話でもこの時と同じ記憶がよみがえり、気絶をするシーンがあった。

 そして第5話でヨヌは、父が描いたカシューシャをしている母親の絵の“色”を知るために、ユハンを自宅に招くことにした。ユハンが力を貸してくれたおかげで、カシューシャの“黄色”を認識できるようになる。ずっと知りたかった色がわかった嬉しさと、今なお戻らない母の存在にヨヌは涙が止まらない。

 その後、優しく慰めてくれるユハンを見て、「キレイな顔をしてるんだな」と声をかけたヨヌには、誰もが同じように思ったことだろう。

 ちなみに、ABEMAビデオにある「ヨヌキャラクター紹介」という動画によると、この母親の絵を色付きで見るシーンは、ヨヌ役のユジュンが彼を一番表現できた場面だと語っており、注目したいシーンである。

次ページ:ヨヌが怪物化…? 衝撃シーンが描かれる第6話

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

イチオシ!

カラーラッシュ

ヨシン(ライター)

ホ・ヒョンジュン

ユジュン

韓国ドラマ

ABEMA

カルチャー

あわせて読みたい

[ADVERTISEMENT]

Disney+dアカウント以外の申込<年間プラン>

おすすめフォト

【行きたい】今読まれている記事

【欲しい】今読まれている記事

【イチオシ】今読まれている記事