『恋はDeepに』伏線つながる“美しきラスト”に反響! 人魚にまつわる“衝撃の事実”も
■海音の足先がヒレのように変化
衝撃の事実を知る海音 (C)日本テレビ
それは、地上で恋をした人魚も最後には海に帰らなければならないというもの。加えてパネルには”人間を不幸にしてしまう“と記されており、海音は大粒の涙を流す。咄嗟(とっさ)に海に向かった海音だが、ついには立ち止まる。そして追ってきた倫太郎は、海音の足先がヒレのようになっていくことに気付く。
これまでの伏線がつながり、海音が人魚であることがほぼ確証された第7話。海に落ちたウロコの色から、海音のヒレがピンク色であろうことまではっきりした。人魚というと、アンデルセンの童話やディズニーアニメーションの『リトル・マーメイド』を想起する人が多いだろう。地域ごとに描かれ方や伝説の内容が異なる人魚だが、その発端になった海洋生物はジュゴンやリュウグウノツカイではないかと言われている。第7話の博物館には人魚の絵だけでなく、リュウグウノツカイも展示されており、細部にまでこだわった演出を感じた。
海に戻ろうとする海音 (C)日本テレビ
さらに西洋では、人魚は歌声を武器に男性を惹きつけたり、荒天をもたらし船を難破させるために船乗りたちから恐れられていたことも語られている。遊園地で海音が目を輝かせたアトラクションが船をモチーフにしたものであったことや、倫太郎がすっかり別人のように海音に夢中になっている姿からも“人魚”への表象を感じさせる。海音の人魚姿についてSNS上では「令和版人魚姫だ」「やっぱり人魚なのか」「ヒレはブルーかと思っていた」などさまざまな感想が寄せられた。
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