デビュー前から大注目の「PRIKIL(プリキル)」 過酷なオーディションで支えになったものとは

インタビュー
2022年5月23日 10:00

■過酷なオーディション中、5人の支えになったものとは

ーー『Who is Princess?』での過酷なレッスンを経てのデビューですが、オーディション期間中、どんな思いだったのでしょうか?

NANA:15人中5人しかデビューできないということで、周りみんながライバルではありました。私はすごく人見知りなのもあって、始まる前は誰とも話せないぐらいだったのですが、合宿の中で徐々に打ち解けて最後は本当に仲良くなりました。同じ目標に向かってみんなと一緒に頑張ったあの期間は、今振り返ると楽しい時間だったなと思います。

YUKINO:私はずっと脱落に近いCHALLENGER組だったので、悔しい思いをたくさんしました。でも、みんなが「ユキちゃんならできるよ」って励ましてくれたり、アドバイスをたくさんくれたりして、勇気づけられながら、終始楽しい気持ちでオーディションを終えられました。

NANA
ーーオーディション当時、皆さんの支えとなっていたものがあれば教えてください。

RINKO:私はお母さんが作ってくれたアルバムです。そのアルバムには友達との写真とか、今までの思い出の写真、お父さんとお母さんからのメッセージが入っていました。その中で、お母さんからは「考えすぎちゃうと、周りに言えなくて辛くなっちゃうところがあるから、溜め込まないで言いたいことは言って、仲良く過ごしてね」というメッセージがあって、その言葉をオーディション中ずっと大切にしていました。

UTA:週に1回お母さんと電話する時間が心の支えだったなと思います。「今日の夜ご飯なに?」みたいなたわいもない話をすることが多かったのですが、お母さんの言葉に何度も救われました。

NANA:一緒に頑張ってきた14人のメンバーの存在です。期間中、辛いことも多かったのですが、同じ状況の人が14人もいるというそれだけで頑張れました。

RIN
RIN:私は未来の自分のことを考えて、頑張っていました。自分の好きなアーティストのヒョナさんを想像して、「ここでデビューできたら会えるかも」というのをモチベーションに頑張りました。

YUKINO:私はお母さんの顔を思い出して、頑張っていました。私を合宿に送り出すとき絶対寂しかったと思うのに、なるべくそれを見せずに笑ってくれていたんです。それを見て「お母さんがそんな思いで送り出してくれたのに、何も成し遂げずに帰るのは嫌だな。“デビューメンバーに選ばれたよ”という結果を持って帰ろう!」と強く思って頑張れました。


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於ありさ(ライター)

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