JO1 與那城奨、令和版「WOW WAR TONIGHT」を語る 浜田雅功に直談判したカバーは「身の引き締まる思い」
■直談判でカバーが決定 浜田の反応は?
――課題曲になった「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)」は、ダウンタウンの浜田雅功と小室哲哉のユニット、H Jungle With tによるミリオンセラーを獲得した伝説的な楽曲です。何でもメンバーの皆さんで使用許可を取りに行かれたんだとか。
メンバー数人と一緒に浜田さんのところにご相談に行かせていただきました。緊張していたんですが「もう好きにせえ!」と言っていただけて(笑)。
――そんな本楽曲をカバーする上で大事にしたポイントを改めて教えてください。
昔の良さを取り入れつつ、僕たちJO1らしさも取り入れたところです。ゆっくりとしたAメロから始まって、サビで誰もが知ってる「Wow Wow~」という歌詞が出てくるのですが、そこまで行く間に僕たちの色であったり、ダンスブレイクという新しい部分をプラスさせていただいたりと、飽きがこない構成になっています。原曲の平成初期のポップな魅力と共存する令和ならではの要素を大事にしました。
それと、自分が挑戦することに対して後ろめたく思ったり、なかなか1歩目を踏み出せない人って多分少なくないと思うんですよ。でも「時には起こせよムーブメント」と歌詞にある通り、思い立った瞬間に「やってやろう!」という思いを全力で出し切ることが大事だったりする。そんな歌詞が僕たちはすごく気に入っているので、歌やダンスで表現することも意識しました。
――なるほど。ちなみに浜田さんから、カバーver.に対して何か感想はありましたか?
番組で歌わせていただいたのですが、その際に「そこで見るから。お前ら失敗すんなよ!」と言っていただきました。そこからずっと身の引き締まる思いで歌わせていただいています。頑張ってます僕たち! 浜田さん!
――(笑)。本楽曲には「時代が追いついてくる」という歌詞がありますが、デビューから今までひたむきに走り続けるJO1の姿に重なるように思えます。京セラドームでの初の単独公演を経験した4年目を経て、5年目のJO1はどんなところに注目してほしいですか?
僕たちはコロナ禍にデビューして、無観客から始まって、やっと有観客でライブができるようになり、そして海外のイベントにも出させていただけるようになりました。 今まで1歩1歩進んできているので、これからも自分たちの歩みを止めることなく、今までやってこれなかったことにチャレンジして、新しいJO1を見せていけたらいいなと思っています。
――今後のJO1の活動も楽しみです。今回でコンテスト自体は一区切りとなりますが、本楽曲やJO1にTikTokで出会い、動画を作ってみようと1歩踏み出す方もいるかもしれませんね。
TikTokはすごくシンプルで使いやすいですし、「やってみたい」をかなえられるプラットフォームだと思います。それこそ今回は僕たちの映像と楽曲を使っていただくコンテストでしたが、友達と何気ない日常を撮影してみたり、踊ってみたり、流行にのってみたりと、気軽に楽しんでみてほしいです。何もすごい作品じゃなくてもいいんです。自由に楽しんで! 僕たちもTikTokの動画を通して、いろいろな方の目に止まるきっかけをいただいているので、またいろいろと挑戦していけたらと思います。