原嘉孝、目黒蓮を「素直に応援できない」過去から成長 「タイプロ」にかける“夢”も告白
■ファンに「ついてきて」と言える自分でいたい
原:そうですね。この事務所に入ったきっかけというか、事務所に入って1番に目指していたものが“アイドルとしてデビューする”だったので、もう一度アイドルを目指したいなと思ったんです。俳優をやっている時にファンの方から「歌って踊っている姿を見たい」という声も届いていたので、自分のやりたいことにもう一度素直になってみた結果ですかね。
原嘉孝
――歌ったり踊ったりするのは楽しいですか?
原:めっちゃ楽しいです! 練習の後は「疲れた。早く休みたい」ってなるんですけど、家で寝る準備をしてベッドに入った時には「早く明日にならないかな」って思っているんです。常に考えるってことは、本当にやりたいことなんだなって自分でも思うし、あとはリハーサルで歌ったり踊ったりしていると、目の前に笑顔のお客さんがいるのをイメージできたりしてもっと楽しくなるんです。
――「timelesz project」に参加するにあたっての怖さとかは?
原:すごくありました。ファンの方を惑わせてしまう怖さとか、 演劇業界で僕に目をつけてくれていた方はどう思うんだろうとか。「アイドルに行くのはもったいない」って思われるかもしれない、それで自分がオーディションに落ちたらどうしよう…みたいな、いろんな怖さがありました。それでも、やっぱり最後に戻ってくるのは諦めきれない夢だったんです。
――ファンの方からの声は届いていますか。
原:届いてます! 僕がファンの皆さんに「すごく振り回してしまってる」と言葉をかけた時、たくさんの方が「そんなことないよ」と声を上げてくださいました。「やりたいことをやってほしいし、それに私たちはついていく」といった言葉も目にしますね。一方で僕が宇宙Sixにいた時から時が止まってしまっている方も絶対にいて…。そんな思いも背負いつつ、それでも納得してもらえるくらい「ついてきてください」って言えるような自分でいたいなって思います。
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