原嘉孝、目黒蓮を「素直に応援できない」過去から成長 「タイプロ」にかける“夢”も告白
■目黒蓮とは「大きく成長した上でまた共演したい」
――少しさかのぼって、目黒さんとのドラマ共演は8年ぶりでしたが、撮影を振り返っていかがでしょう。
原:画面に2人しか映っていない時とか、当時の僕らでは想像できなかったのでエモいというか…。
劇場版『トリリオンゲーム』場面写真 (C)2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会(C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館
僕が4話から出演だったので、3話の最後に次回予告で少し映ったんです。当時は目黒と「あと1、2分後にお前が世に放出される」みたいな、さり気なく映るまでのカウントダウンをやり取りしていました。「ファンのみんなが反応してくれて、トレンドとかに上がるといいね」って話をしていたら10分後ぐらいに“はらめぐ”が1位になっていたので、「目黒!!!やったよ!!!!」って(笑)。
でも、これで終わらせる気はお互いないし、僕は目黒が今活躍しているから出させてもらっているっていうことの方が大きいと思っているんです。なので、 早く本当の意味で肩を並べて、もっともっと大きく成長した上でまた共演したい。今は目黒が常に先々を見ているからこそ、俺も見られるというか。通過点という感じですね。
――いい意味でお互いの活動は気になる?
原:気になります。『トリリオンゲーム』で共演する前に『アイ・アム・冒険少年』に出た時は悔しさの方が強かったので素直に応援できない自分もいたんですけど、ドラマで共演するってなってからは、やっぱりちゃんと向き合おうと思いました。そこから自分自身もちょっと成長できた気がします。
劇場版『トリリオンゲーム』場面写真 (C)2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会(C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館
――原さんは今年30歳になりますが、30代に向けての目標とか挑戦してみたいことがあれば教えてください。
原:30という数字をあまり気にしていなくて、常に小さい壁も大きい壁も目の前にはあるので、いい意味で変わらないですね。新しいことを経験するとまた新しい欲がどんどん枝分かれで出てくるので、28歳や29歳でドラマとか出始めて、こうやって映画とかの現場を踏んだみたいに、30歳も変わらずに自分の欲に素直になって、やりたいことをやりたいって言える自分でいたいなと思います。
――そんな原さんの「timelesz project」への参加というのは、“アイドル”としての再挑戦のような?
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