中本悠太が選ぶ『スペシャルズ』のダンスを踊ってほしい“NCT”メンバーは? ソロ活動への今の思いも告白

インタビュー
2026年3月5日 17:30

■3年前は考えられなかった交友関係

――桐生の表情からも彼の心情が伝わってくるようでした。先ほどオーラの話もありましたが、セリフがないシーンはどんなことを意識していましたか。

中本:心の中でハッピーなことを考えてみるとか、桐生の気持ちをイメージしながら撮影しました。例えば、桐生がお母さんに気持ちを伝えるシーンでは、孤立する前の純粋な桐生を思い浮かべてみたり。桐生って殺し屋ですけど、お母さんを大切にしている時点で悪いやつじゃないと思うんです。なので、心を許した人にはとことん優しく尽くすイメージで、お母さんと話すシーンは(殺し屋の時と)全然違った顔を見せたいと思って演じましたね。


――本作は銃撃戦(ガンアクション)も見どころの1つだと思います。中本さんは映画『HiGH&LOW THE WORST X』でアクションシーンを経験されていますが、銃を持っていることで難しさに変化はありましたか。

中本:今回は本当に難しかったです。自分で言うのもなんですが、『HiGH&LOW THE WORST X』の時に「アクションシーンが初めてにしては上手だったよ」って、けっこう褒めてもらえたんです。だからガンアクションも「よし、やったろう!」という気持ちで臨んだんですけど、実際に弾が出ていない中で相手が撃ってくる状況を想像して動くことに慣れなくて…。拳だと手が出て顔の近くに来るまでが想像できるけど、銃はそれが分からないからめっちゃ難しい。

――銃があるだけで感覚がかなり変わる。

中本:全然違いますね。銃の持ち方や間合いもあって、「自分の体から離れたものがあるだけでこんなに違うのか」ってくらい難しかったし、三人でにらみ合うシーンとかは、目の前の銃を気にしながら別の銃も気にしないといけない。でも、一流の殺し屋だからキョロキョロしすぎてもよくないとか、変な粗(あら)が目立たないようにいろんなところに気を配ってました。

『スペシャルズ』場面写真 (C)2026『スペシャルズ 』フィルムパートナーズ
――本作で初めて内田監督の作品に出演された中本さん。内田監督の印象や現場での思い出深い出来事などあれば教えてください。

中本:内田監督は独特な雰囲気を持っている方なんですけど、話すとすごく熱いところがあって。もっとお話ししたかったなってタイミングで撮影が終わってしまったので、別の作品にもぜひ参加してみたいです。現場はアットホームな雰囲気で、「すごく恵まれてるな」と思うステキな環境でした。僕は今まで自分の中にある感覚や怒りとかの感情を引っ張り出して役作りをしてきたんですけど、今回素晴らしい役者さんたちと共演させていただいて、1から役を作れる役者になりたいと思うようになりました。

――“スペシャルズ”のメンバーからもたくさん刺激を受けた?

中本:受けすぎました! 皆さん演技が上手で、さっきまで笑っていた方たちが一瞬で役に入るんですよ。楽屋のシーンとか、アットホームな空気があったからこそ感情を出すことができた気がして、現場に引っ張られるってこういうことなんだろうなって実感しました。

――そうそうたるメンバーがそろった作品ですが、撮影に入る前は緊張などされましたか。

中本:「怖いんじゃないか」ってめちゃくちゃ緊張してました(笑)。でもいざ撮影が始まると、皆さん本当に気さくで、隠れてダンスの練習をしている桔平さんに小沢さんが「コソ練してんじゃねぇよ!」って声をかけたりなんかして、すごく和気あいあいとした雰囲気でしたね。撮影から1年半くらい経っているんですけど、いまだに連絡を取り合ったりもしてるんです。コンサートに来てくれたり、桔平さんは韓国まで来てご飯に連れて行ってくれました。

作品を通したつながりって僕にとってすごく貴重なんです。韓国にずっといたから日本の芸能人の皆さんとの交流がほとんどなくて、『HiGH&LOW THE WORST X』から始まり、いろんな方たちとつながるというのは、3年前くらいまで考えられなかったので感慨深いです。

次ページ:年齢的にも悩んだ2024年

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

イチオシ!

ユウタ(NCT)

NCT

NCT 127

映画

取材

インタビュー

あわせて読みたい

[ADVERTISEMENT]

公式アカウント

おすすめフォト

【行きたい】今読まれている記事

【欲しい】今読まれている記事

【イチオシ】今読まれている記事