戦隊45作品目に「プレッシャーはない」 主演・駒木根葵汰が語る『ゼンカイジャー』への思い
スーパー戦隊シリーズの第45作目であり、1人の“人間”ヒーローと4人の“ロボ”ヒーローが主役を務める、これまでにない斬新さで注目を集める『機界戦隊ゼンカイジャー』。今回、テレビシリーズ放送前に、2月20日(土)から劇場版『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』が公開されるとあって、ますます注目が高まっています。そんな本作の主演・駒木根葵汰に今回インタビューを実施。大役を務めることに「プレッシャーはない」と語る、“新世代”のヒーローの今の思いをたっぷりと聞いてきました。(取材・文=望月ふみ/写真=松林満美)
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■サプライズの合格発表に「やり直したい…」
――本作は、第45作記念となるヒーローです。不安やプレッシャーはありますか?
不安は全くないです。ワクワクしかない。記念すべき45作品目ですが、自分としては“やるべきことをやればいい”かと思っています。5年後には50作品目が来ますし、いつでも頑張ることに変わりはないので、特にそこへのプレッシャーはないです。
――本作の出演はオーディションで決まったんですよね? 決まったときは、どんなお気持ちでしたか?
今までのオーディションとは全然違っていて、演技の審査は少しだけで、あとは質疑応答でした。「これでいいのかな?」と思ったくらい(笑)。合格は事務所で知ったのですが、別のオーディションがあると呼ばれていて、「ダメだったんだ」と思って行ったんです。「動画審査なので、紙を見てカメラに向かって即興で答えてください」と。で、紙に「主演決まりました」って書かれてたんです。
――サプライズですね。
いや、でも僕はもう落ちたと思っているので、全然理解できなくて(笑)! カメラも回っているのに、リアクションがうまく取れないし、「発表の仕方が間違ってるよ!」と思いました。やり直したいです。もっとうまくできたのに(笑)!
――1月15日(金)には、主演俳優としての発表会見が行われました。
年明けって「明けましておめでとう」メールが来ますよね。それが僕、1件だけだったんです…(笑)。なのに、発表が終わったあとに携帯を見たら50件くらいメールが来ていて、本当にビックリしました! SNSでもいろんな方からメッセージをいただいて、それまではどこか現実味がなかったのですが、改めて事の大きさに気がつきました。
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