Z世代「仕事のやりがいより生活重視」は約7割! 「週休3日にしたい」は半数以上に【若年層の働き方に関する意識調査】
新年度がスタートして1ヵ月。コロナ禍で新卒入社した世代も社会人3年目に入り、今後のキャリアを考えはじめている人も多いのではないだろうか。そこで今回は、いわゆるZ世代と呼ばれている若手社員がどんなことを重視して働いているのか、BIGLOBEが実施した「若年層の働き方に関する意識調査」の結果を紹介していきたい。
【グラフ】意外と高い? Z世代の「管理職になりたい」割合<若年層の働き方に関する意識調査>
■半数以上が「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」
今回「BIGLOBE」が行った意識調査は、全国の18歳から29歳までの若年層の男女600人を対象に、若年層の働き方に関する意識調査を、アンケート形式で実施したもの。
賃金が下がったとしても週休3日にしたい(対象:全国の18歳から29歳までのZ世代の男女600人と比較対象として30歳から69歳の男女400人)
まず、18歳から29歳までの若年層の男女600人と、比較対象として30歳から69歳までの男女400人に働き方について質問したところ、「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」と回答した人は、18~24歳のZ世代で「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせて54.8%と半数を超える結果に。25歳~29歳は50%、30代~60代は47.3%と、若い世代ほど「賃金が下がったとしても週休3日にしたい」という人が多いことが明らかになった。
仕事のやりがいよりも普段の生活を重視したい(対象:全国の18歳から29歳までの男女600人と比較対象として30歳から69歳の男女400人)
また、「仕事のやりがいよりも普段の生活を重視したい」については、18~24歳のZ世代では、「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ67.2%と、約7割が「仕事のやりがいよりも生活重視」と考えていることが分かった。なお、25歳~29歳では72.8%、30~60代では72%と、Z世代よりも生活重視の割合が上回る結果となった。
さらに、「管理職になりたい」かについては、「管理職になりたくない」と回答した人の方が多い結果に。18~24歳のZ世代では、「あてはまる」、「ややあてはまる」をあわせ「管理職になりたい」人は39.1%、25歳~29歳は35.2%、30代~60代は22.8%と、若い世代の方が「管理職になりたい」と思っている人は多かった。
■「柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思う」は7割強
柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思う(対象:全国の18歳から29歳までの男女600人と比較対象として30歳から69歳の男女400人)
次に、「柔軟な雇用形態の推進は少子化対策に有効だと思う」か質問をすると、「思う」、「やや思う」をあわせ、18~24歳のZ世代の72.9%が「有効だと思う」と回答。
なお、25歳~29歳で67.2%、30代~60代で76.6%と、10代20代の若年層に比べ、30代以上の方が「有効だと思う」と思っている人が多いことがわかった。
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