“枕”の正しい洗濯方法をライオンが伝授! ダニ&ニオイ対策に効果的な洗い方と干し方を素材別に紹介

ライフ
2024年12月30日 07:00

■枕のダニ対策には水洗いがおすすめ

 続いて、枕本体の洗濯方法をみていこう。汚れを放置していると変質して落ちにくくなるだけでなく、汗や皮脂、角質などの汚れをエサとするダニ対策、ニオイ対策としても、定期的な洗濯を心がけたいところ。

 ライオンによると、ダニのアレルゲンは、天日干ししたり叩いたりするだけでは効果的に落とすことが難しいが、水に溶けやすい性質があるため水洗いすることで除去できるそう。

 はじめに、枕についている洗濯表示をチェックして、家庭で洗えるかどうかを確認しよう。タグの注意書きから適切な洗剤を選んだら、メーカーの取扱説明書に従って洗濯をしていく。

 ポリエステルわたや羽毛は、枕が浸るくらいの水におしゃれ着用洗剤を適量入れて洗剤液をつくり、枕を浸して全体を上下に20〜30回程度優しく押し洗いする。すすぎも“洗い”と同じ操作で行い、脱水はバスタオルなどに挟んで上から押して水分を吸い取ろう。洗った後は水をよく切ってから風通しの良い場所で陰干しし、時々両側から軽く叩いて中のわたや羽毛をほぐすとよい。

 またパイプ・ポリエチレンの枕の場合は、網目の細かい洗濯ネットに入れたのち、同様の方法で洗濯をする。乾かしている途中で時々振ったり、向きを変えたりし、完全に乾かすことが大切だ。

 そして、そばがらやウレタンパフなどの洗えない素材の枕には、普段から枕カバーをつけるとともに、頻繁に枕カバーを洗濯することを推奨する。ダニ対策や菌対策のためにも、そばがらは天日干し、ウレタン素材は陰干しを定期的に行うとよいだろう。

 なお、枕の中は乾きにくいので、天気のよい日に洗濯するようにしよう。干す際には形を整え、洗濯ネットごとハンガーに吊るすと、早く乾くそうだ。新年を迎える前に、枕&枕カバーの汚れをすっきりさせてみてはいかがだろうか?

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