Stray Kids、日本最終公演で“再会”を約束! STAYからのサプライズに「まるで海みたい」と感動
■ユニット楽曲を披露! 貴重な即興コーナーも
Stray Kids 写真:田中聖太郎
暗転後、伝統的な韓服を羽織って舞うメンバーたちとバンドメンバーが登場。チャンビンが、迫力のあるアカペラのラップで魅せると「Thunderous」に突入し、ステージ背面に映し出された水墨画の映像と合わさった、韓国舞踊のようなダンスがオリエンタルな雰囲気を醸し出していた。そして、途切れることなくロック調にアレンジされた「DOMINO」「God's Menu」を披露。ハンが「バンド演奏が入るとライブ感が増してかっこいいですよね」と満面の笑みで話し、「CHEESE」「YAYAYA + ROCK」も同じくロック調で続けた。
ライブ後半には、アルバム『ODDINARY』のユニット曲を披露。バンチャン、リノ、スンミン、アイエンは、爽やかな衣装に包み伸びやかな歌声で「Waiting For Us」を、チャンビン、ヒョンジン、ハン、フィリックスはヒップホップ調の衣装でリズミカルなラップ曲「Muddy Water」をメインステージとサブステージを使いながら披露した。ユニット曲の準備時間には即興コーナーが設けられ、スンミンがOfficial髭男dismの「Pretender」を美しい声で歌い上げる貴重な場面もあった。
そして、JAPAN 2nd Mini Album『CIRCUS』の収録曲「CIRCUS」を、サーカス団のような赤い衣装を着てパフォーマンス。日本語曲の「Scars」では、バラード調でありながらキレのあるダンスがSTAYたちの目を奪う。
さらに、実はセットリストにはなかったバンドVer.の「Your Eyes」を会場に届け、感謝の気持ちを伝えた。それから畳みかけるように本編ラストの「Hellevator」「TOP ‐Japanese ver.‐」「Victory Song」を披露。終盤とは思えないエネルギッシュな歌声とダンス、こだわり抜かれた演出に、会場からはこれまで以上にクラッパーの音が鳴り響いた。
■STAYからのサプライズにメンバーも感動
アンコールでは、グッズTシャツ姿で登場したメンバーが、メンバー紹介曲「FAM」を歌い上げ、そのまま「MIROH」へ。リラックスした様子のメンバーたちは、手を振って思い思いの方法でSTAYとのコミュニケーションを楽しんでいた。
最後のMC前には、Stray Kidsへのサプライズとして、STAYたちの映像&メッセージをプレゼント。さらに、入場時に配られた青いスローガン「Stray Kids おかえり」を掲げると「海みたい」とメンバーたちを感動させた。
Stray Kids 写真:田中聖太郎
一人ひとりの最後のコメントでは、メンバーそれぞれが熱い思いを伝える中、「まだ食べていないプリンたちは待っててね」と、プリン好きのリノらしいお茶目なメッセージも。感謝の言葉とともに、“必ず戻ってくる”と再会を約束すると、アップテンポな「Star Lost」「Haven」で締めくくり、3時間半におよぶライブの幕を下ろした。
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