Z世代向け「スマホ断食サワー」なぜ話題? 半年かかった商品化までの道のりに驚き<ネオ焼肉ふたご>
■半年かけて製作
企画担当者に「スマホ断食サワー」の開発経緯を聞くと、「焼肉ふたご」ではスタッフが肉を焼いてくれるが、その際に食べながらスマホを見ている人が多いため上手くコミュニケーションが取れないことがあったと明かした。実際、スタッフにも食事中のスマホ使用率について聞くと3人に1人から「気になっている」という意見が多かったという。
「スマホ断食サワー」はレモネードスカッシュでも提供可能
そこで思いついたのが「スマホ断食サワー」。「じゃあどうやったらスマホを置いてもらえるだろう?っていう話になり、映えるんだけどスマホを置く、映えてるんだけど写真を撮れないみたいな、そういうのが面白いんじゃないかと思ってできました」。
しかし特殊な形のグラスは製作までの苦労が多かったそうで、実際に5軒以上もの工房に断られ、完成まで半年かかったという。企画担当者に「スマホ断食サワー」が無地に商品化した際の感想を聞くと、「めっちゃ感動しました」と満面の笑みで思いを明かしてくれた。
ホイッスル係(?)のみっき~さん
今後Z世代を中心に人気が出そうな「スマホ断食サワー」だが、グラス1つに1万2000円ほどの製作費がかかるそう。スタッフに「スマホ断食サワー」を注文した際の注意点を聞くと、「酔っ払い過ぎない!」そして「(グラスを置くときは)ちゃんと見て置くように!」と力強く語っていた。
ちなみに、食事中にスマホを使用すると、スタッフのみっき~さんからホイッスルの注意が入る可能性が。「スマホ断食サワー」を注文した際は、スマホの使用をグッと我慢して、おいしい料理の味に集中するのが良さそうだ。
【「渋谷ネオ焼肉・ホルモン ふたご」概要】
オープン日:5月25日(木)