くら寿司、幻の「裏メニュー」って何!?　遭遇率0．5％のコスパ最強ネタも…真相を広報に直撃

　旬の食材を使用した寿司ネタを楽しめる回転寿司チェーン「くら寿司」。実は不定期で登場する“幻の裏メニュー”が存在するそう。今回クランクイン！トレンドは、同社の広報に直撃。裏メニュー販売の背景や遭遇率ランキングについて聞いた。

【写真】遭遇率0．5％のネタも！　くら寿司、幻の「裏メニュー」一覧

■裏メニューは「もったいない精神」で誕生

　「くら寿司」広報担当に聞くと、魚介の仕入れなどに応じて“裏メニュー”を提供していることは確かだという。提供する際は、オーダー用のタッチパネルに表示されるが、「幻の」「裏メニュー」といった表示がされる訳ではないことに加え、まとまった数が販売できる場合にのみ数量限定で提供しているため、瞬時に売り切れてしまうことから幻化しているそう。

　そんな裏メニューは、同社の「もったいない精神」により誕生。ネタの加工時にどうしても出てしまう切り落としの部分や、崩れてしまったり、数が少なかったりして寿司ネタにはできないがおいしく味わえる部分を、「このまま処分してしまうにはもったいない」「何とかして楽しんでもらえないか」という思いからメニューの開発・展開につながったという。

裏メニューはなくなり次第、即販売ストップ　見つけたら早めの注文がおすすめ
　では、裏メニューにはどんなものがあるのだろうか？　広報担当に遭遇率が低い順にランキング化してもらったところ、1位には「うなきゅう巻き」が輝いた。遭遇率は0．5％と1％にも満たないため、1ヵ月毎日「くら寿司」に通っても1回も出会えない可能性もある、まさに幻のネタだ。炭火で焼き上げる過程で崩れてしまったうなぎを使用しているため、ふわっふわとした食感＆炭火の香ばしさを満喫できる。

　続く2位には、遭遇率1．8％の「幻のとろ鉄火軍艦」がランクイン。通常1貫180円で提供している中とろを、2貫で180円で提供している超お得なネタだ。広報担当も「見かけたら絶対に頼んでほしい」と太鼓判を押した一皿で、フェア期間などで大とろの提供率が上がっているタイミングでは、激レアの「中とろ＆大とろのミックス軍艦」が登場することもあるそうだ。

　そして3位以降は順に、「あさりドレッシング」（遭遇率7％）、「とろ鉄火」（遭遇率25％）、「あら汁」（遭遇率56％）となっている。裏メニューの中では「あら汁」が一番遭遇しやすいそうで、「上手くいけば2日に1回のペースで会える、裏メニューの中では気軽に楽しんでいただきやすい一品です」と広報はいう。

　ちなみに、裏メニューに遭遇しやすいタイミングは「仕込み終わりの開店直後。もしくはピーク時間帯の少し前が狙い目」とのこと。遭遇できたら超ラッキーな裏メニュー。ぜひとも「くら寿司」に足を運んだ際は、メニューを隅々までチェックしてみてはいかがだろうか？