地域を盛り上げる「わっかフェス2025」が富山で初開催! ゆずが郷土芸能と『栄光の架橋』大合唱
アーティストのゆずが、3月26日(水)に、富山・オーバード・ホールで行われた「わっかフェス」に出演。富山県と石川県の郷土芸能団体をはじめ、地元の高校生や首都圏の大学生と共演し、北陸から日本を盛り上げるパフォーマンスを行った。
【写真】ゆずが『夏色』『栄光の架橋』など人気楽曲を披露! 「わっかフェス」の様子
■2023年に再始動!
今年で3回目の開催となる「わっかフェス」は、未来を担う若者たちやアーティストと一緒に、郷土や伝統芸能の魅力を発信しながら、地域を盛り上げていくイベント。2014年から2022年まで開催した、歌のチカラで被災地の復興への歩みを後押しする「復興支援音楽祭 歌の絆プロジェクト」の後継として2023年に再始動した。
「わっかフェス」の様子
今年は、2014年と2015年の「復興支援音楽祭 歌の絆プロジェクト」に出演したアーティストのゆずが昨年に引き続き出演。初開催となる北陸の魅力を、パフォーマンスと郷土芸能とのコラボレーションで表現した。
郷土芸能のトップバッターに登場したのは、「富山県立南砺平高等学校・郷土芸能部」。日本最古の民謡の「こきりこ」、平家の落人伝説を唄った「麦屋節」の2曲を披露。女性の唄声と男性の合いの手に合わせ演奏が行われ、やわらかな女性の踊りとキレのある男性の踊りで会場を魅了した。
続いては、ニューヨーク・タイムズの「2025に行くべき52カ所」に選ばれた富山県の「富山県民謡越中八尾おわら保存会」が登場。「横浜国立大学 民謡研究会合唱団」のメンバーも参加して、民謡「越中おわら節」を披露した。
また「新湊・放生津地区の獅子舞行事 二の丸町獅子方若連中」は迫力のある映像からスタート。全長約6mの百足獅子を7人で演じ、演目の途中からは「キリコ」という花笠をつけた子どもたちが登場した。
郷土芸能のラストを飾ったのは、石川県指定無形民俗文化財に指定されている「御陣乗太鼓」。ピンスポットに1つの太鼓と1人のパフォーマーが無音の状態でたたずむところからはじまり、6人のパフォーマーが入れ代わり立ち代わり舞台上に登場。1つの太鼓を3人がぶつからないように交互に叩くシーンは圧巻だった。
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