『野ブタ。をプロデュース』から20年! 亀梨和也&山下智久ら豪華キャストやミリオンヒット主題歌、数々の名台詞 人気平成ドラマの魅力を振り返り
■「野ブタパワー注入!」「バイセコー」 台詞も話題に
放送当時、亀梨はKAT-TUN、山下はNEWSに所属しており、グループの垣根を超えた共演となった。お調子者でクラスの人気者だが本音を隠している修二と、クラスではどことなく浮いているが正直に生きている彰は正反対。友人らとの間でたびたび「修二派? 彰派?」と話題にしたことを覚えている。
信子のプロデュースをきっかけに生まれていく3人の絆は唯一無二。イジメなどを扱っている作品でもあり、テーマは決して軽いものではないが、明るく軽快な場面も多い。特に修二と彰、信子がお互いに影響されて変わっていくストーリーは胸に響くものがある。20年ほど前の作品だが、いつ見返しても新鮮に胸に残り、コロナ禍の2020年には特別編として放送された。
また、「野ブタパワー注入!」という台詞やポーズも話題に。これは、いじめられていた信子にパワーを与えるために彰が発案したもの。この台詞とともに、ピースを顔の前で横向きに作るポーズも流行した。さらに、修二が去り際に使う「バイセコー」というあいさつを真似した記憶のある人も少なくないだろう。
ちなみに、2016年に放送された亀梨主演の日本テレビ系ドラマ『怪盗 山猫』第6話では、亀梨と堀北が約10年ぶりに共演。その際に「野ブタパワー注入!」「バイセコー!」というやり取りが繰り広げられ、大きな反響を集めた。
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