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神作続出!? 20年前の春ドラマラインナップが今見てもヤバすぎる

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(左から)篠原涼子、草なぎ剛、上戸彩
(左から)篠原涼子、草なぎ剛、上戸彩 クランクイン!

 さかのぼること20年前、2005年4月期に放送された連続ドラマを振り返ってみると、ヒット作を連発する人気脚本家の代表作や30年以上にわたって芸能界の第一線を走り続ける人気俳優の主演作など話題作が目白押し。ここでは、そんな2005年春ドラマを振り返ってみたい。

【写真】元SMAPメンバー主演作が2本! 2005年春ドラマラインナップを写真でチェック

■『タイガー&ドラゴン』

ドラマ『タイガー&ドラゴン』脚本の宮藤官九郎
 2005年1月にスペシャルドラマとして放送され、4月から金曜ドラマ枠で放送されたのが『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)や『不適切にもほどがある』(TBS系)などの作品で知られる宮藤官九郎脚本の『タイガー&ドラゴン』(TBS系)。本作は、ヤクザの虎児(長瀬智也さん)を主人公にした異色のコメディ。虎児をはじめ、彼がひょんなことから弟子入りすることになる大御所落語家・林屋亭どん兵衛(西田敏行さん)や周囲の人々が巻き起こす騒動を古典落語のストーリーと絡めながらコミカルに活写した。

 他キャスト陣も豪華で、岡田准一や伊藤美咲、蒼井優に加えて笑福亭鶴瓶や春風亭昇太といった落語家も俳優として登場。1月放送のスペシャルドラマは第42回ギャラクシー賞のテレビ部門・選奨を獲得し、連続ドラマは第43回同賞のテレビ部門・大賞を受賞。落語ブームを巻き起こすなど社会にも大きな影響を与えた。

■『エンジン』

ドラマ『エンジン』に出演した小雪
 今年11月には倍賞千恵子との共演作『TOKYOタクシー』の公開も控えている木村拓哉が主演を務めた『エンジン』(フジテレビ系)は、2005年4月期放送の月9ドラマ。チームメイトとのトラブルが原因で契約を切られ日本へ帰国した著名レーシングドライバー・神崎次郎(木村)が、実家の児童養護施設で暮らす子どもたちとの交流を経て、再起を目指す姿を描き出した。

 本作は『ギフト』(フジテレビ系)や『GOOD LUCK!!』(TBS系)、近年では『BG〜身辺警護人〜』シリーズ(テレビ朝日系)、『Believe‐君にかける橋‐』(テレビ朝日系)といった木村の主演作を多数手掛けている井上由美子によるオリジナル脚本。次郎の養父役で原田芳雄が出演しているほか、児童養護施設の職員役に小雪と堺雅人、入所児童の役で上野樹里、戸田恵梨香、夏帆らもキャスティングされている。

■『アタックNo.1』

ドラマ『アタックNo.1』主演の上戸彩
 スポ根マンガの代名詞的作品を実写ドラマ化したのが『アタックNo.1』(テレビ朝日系)。1969年にテレビアニメ化され、バレーボールブームを巻き起こした本作で主演を務めたのは、2004年放送の『エースをねらえ!』(テレビ朝日系)で主人公・岡ひろみを演じていた上戸彩。主人公・鮎原こずえ(上戸)がバレーボール部のキャプテンとして、仲間たちと数々の苦難を乗り越えていく姿を描いていく。選手たちをスパルタ指導する監督の猪野熊大吾を船越英一郎が演じていた。

■『Anego‐アネゴ‐』

ドラマ『Anego-アネゴ-』主演の篠原涼子
 林真理子の小説を、現在放送中の連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合)を手がける中園ミホの脚本で連続ドラマ化したのが、篠原涼子主演の『Anego‐アネゴ‐』(日本テレビ系)。30代独身女性の会社員・奈央子(篠原)を主人公に、彼女がイケメン新入社員・明彦(赤西仁)と恋に落ちる様を描いた。

 結婚、出産、キャリア形成etc…働く女性たちの悩みや葛藤に加えて恋愛模様もリアルに映し出した本作は視聴者からの高い関心と共感を集め、平均視聴率15.7%、最終回では最高視聴率の17.5%を記録した。最終回放送後、番組の公式サイトに続編を期待する声が多数寄せられたことから、年末にスペシャルドラマ『anego〜アネゴspecial〜』も放送されていた。

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SMAP主演作がなんともう1本! めちゃくちゃ現実とリンクしたドラマだった

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