INI 高塚大夢が魅せる5年の成長 自己実現をかなえる天才、自分と向き合いさらなる高みへ<結成5年記念連載>
■高塚の内面的な魅力とは?
ここまでは高塚の世間的なイメージ、ファンにも多く支持されるであろう歌声にフィーチャーしてきたが、今回はあえて内面的な魅力も紹介したい。
個人的に、高塚はグループの中でもトップクラスで自己実現をかなえる天才のイメージがある。そう思う1つが、高塚がいろんな形で歌を仕事にしているからだ。
例えば、昭和、平成、令和と時代を超えて数々の名曲と、豪華なアーティストや人気クリエイターがコラボレーションし、オリジナルコンテンツを配信していく『Re:Re:Re:TUNE』というYouTube番組に、単身で出演しKOH+の「最愛」などを披露。さらに、INIの冠ラジオ番組『From INI』がきっかけで親交を深めたマルシィの吉田右京に楽曲を提供してもらいリリースしたり、INIの木村柾哉、後藤威尊、田島将吾と組んだ4ピースバンド、ナチュラルウォーター(仮)でギターを務めたりと、とにかく“歌”という1つの軸において、多面的な魅力を見せている。
たしかに彼の強みは歌だが、その一点突破で全てはかなわないはず。自分自身をしっかりと分析し、努力を重ね、そして思ったことを言葉にして発信しているからこそ、彼には多くの歌の個人仕事が集まるのではないだろうか。
そう考えるのには、グループ結成間もない頃にINIの公式YouTubeチャンネルで公開された「INI | 合宿準備」の動画で紹介された大量のノートの存在もあるかもしれない。
高塚は、オーディション時に気づいたことが書かれているノート、INIになってから気づいたことを書くノート、歌詞を書いているノート、日記をつけているノートの4冊を使い分けていて、それらがマストアイテムであると告白。この動画を見た時に、自分の感情としっかりと向き合うのが上手だと感じたのを覚えている。
実際、高塚のインタビュー中の発言や、ラジオ番組での発言には彼の考え方がにじみ出ていて、ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』では「どうやって夢を見つけましたか?」と中学1年生のリスナーから聞かれた際に「これをこうして、ここに入って、こういう仕事をしてとか、何もビジョンはなかったけど、歌を歌いたいなっていう気持ちに乗っかって、アンテナを張ってたら、今の仕事に繋がった」と自身の経験を述べたことがある。
高塚自身、グループになる前も、そしてINIになってからも、自分のアンテナを拾い集めて、ここまできたのだろう。そんな姿を見て「応援したい」と思うと同時に、「私もそうでありたい」と思わせるのが彼の魅力。果たして彼は今、自分自身をどう分析し、次なる夢をどのように描いているのか。これからも、その活躍を見守り続けたい。(文:於ありさ)
※高塚大夢の「高」ははしごだかが正式表記





















