社会人に大切な賢い“お金”の使い方! 浪費に見えて実は節約なこと

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2020年4月25日 08:00
社会人に大切な賢い“お金”の使い方! 浪費に見えて実は節約なこと
“お金を使わないこと=節約”ではありません  ※写真はイメージ

 この春から新社会人となり、一人暮らしを始めた人も多いと思います。親元を離れて、実際お給料をもらって生活してみるとわかると思いますが、家賃、水道光熱費、通信費など出ていくお金が思った以上に多く、お金のやり繰りは大変です。しかし、今後のライフプランを考えると社会人1年目の頃から毎月貯金はすべきで、そのためには“節約”が重要です。“節約”と聞くと、切り詰めた生活ばかり想像してしまい仕事へのモチベーションまで下がってしまいそうですが、“お金を使わないこと=節約”ではありません。そこで、今回は社会人1年目から知っておいてほしい“浪費に見えて実は節約なこと”を紹介します。(文:如月柊)


■電化製品は省エネ性能に優れたものを買う

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 一人暮らしだと、電化製品を買う時、最低限の機能だけの安い商品を買いたいと思ってしまいがちですが、多少高くても省エネ性能に優れたものを買う方がいいでしょう。というのも、電化製品は一度買うと比較的毎日、長く使い続けるものが多く、ものによっては10年以上使うことになります。そうすると、省エネ性能に優れたものの方がお得になるのです。

 例えば、電球一つとっても、安価な白熱電球と、高価な電球形LEDランプでは、9ヵ月程度でコストが逆転するという試算もあります。(経済産業省 資源エネルギー庁「白熱電球と電球形LEDランプのコスト比較例」より)

 これが、エアコンや冷蔵庫などの高額な家電になっても、5年、10年という期間で考えれば省エネ性能で優れた上位モデルの方がトータルで得になる場合があるのです。

 電化製品は、長く使うものだからこそ、値段だけで決めず、性能もしっかり確認してみてください。1回あたりのコストも抑えて、生活の質も上がる、一石二鳥の買い物になるかもしれません。

■予算を決めて趣味にはお金をかける

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 節約によって、趣味や楽しみまで奪われると生活はとたんにつまらないものになってしまいます。もし、あなたの趣味がファッションなら、毎月予算を決めて服や小物にお金をかけましょう。好きなことにお金をかけると、「来週発売の〇〇を買うために、今週も仕事頑張ろう!」といったように目的が生まれ、仕事へのモチベーションも上がりやすくなります。

 また、自分は〇〇にお金をかけているから、飲み会は必要最低限に、ドリンクはマイボトルを持参など、節約していることに理由が生まれ、余計なものにお金を使いにくい心理状態を作ることができます。そうすると、必然的に無駄遣いが減っていきお金は貯まっていきます。

 心が満たされたら、節約はそれほど苦痛には思わないものです。そのためにも、これだけは譲れないというものでしっかり心を満たしましょう。

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