食欲不振・無気力を感じる人へ 5分でできる「初夏にオススメのヨガポーズ」【癒しの月ヨガ】
「健康的で楽しいおうち時間」をテーマに、誰でも簡単にヨガを体験できる新連載がスタート! 東京都内を中心に、心身の乱れを自然体に戻す「癒しの月ヨガ」レッスンを展開されている高橋エマさんを講師に迎え、時節の体調の変化に応じたヨガをお伝えしていきます。(写真=高野広美)
【写真で解説】梅雨に試してほしいヨガポーズ
■「癒しの月ヨガ」とは
「癒しの月ヨガ」は月の満ち欠けのサイクルに合わせてアーサナ(ヨガのポーズ)を行い、体と心を本来の姿に整えるヨガです。
月の満ち欠けのサイクルに合わせて、体と心を整えましょう ※画像はイメージ
新月から満月までの期間を「アクティブ期」、満月から新月までの期間を「デトックス期」と呼びます。「アクティブ期」は月が満ちていくように様々な栄養を吸収していく姿勢でヨガと向き合い、「デトックス期」は月が欠けていくように老廃物を排出する姿勢で向き合います。
新月・満月のタイミングに合わせて体と心に効果的なアーサナを紹介していきます。初めての方でも簡単にチャレンジできるアーサナをピックアップしていきますので安心して楽しんでください。
■今回のアーサナ:半分の魚の王のポーズ
半分の魚の王のポーズ
梅雨の名残と夏本番の便りを知らせる7月初旬は気温差が激しく体調を崩しやすい季節です。自律神経が気温差に応じて体内バランスを維持しようと多くのエネルギーを消費するため疲労が溜まり、肝臓や腎臓など体内の毒素を排出する機能が低下します。「食欲不振」や「無気力」を感じるのはそのためです。
何事も億劫な気分になってしまったときこそ試していただきたいアーサナが「半分の魚の王のポーズ」です。「ヨガの始祖」ともいわれているインド神話の最高神シヴァからヨガを学んだ魚の王マツィエンドラ(上半身は人間、下半身は魚の尾)の姿を表しているといわれています。
座位のツイスト運動は腹部に刺激を与え内臓機能を活性化させます。また、肩・腰・首・背中のストレッチ運動により体のゆがみを改善しリラックス効果を得ることができます。
満月から新月に変わる、7月5日(日)~7月20日(月)にかけて行うとデトックス効果が高まるポーズです。
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