『仮面ライダーセイバー』内藤秀一郎の素顔に迫る! 「大好物はおばあちゃんの梅干し」
■家族の反対を押し切っての芸能界
――『仮面ライダーセイバー』の主人公を演じることが発表された時、周りの反響はいかがでしたか?
すごかったです! あまり連絡を取ってなかった高校の友達や、芸能界の友達からも連絡をもらいましたが、1番喜んでくれたのは親かな…。僕は親が看護師で、高校卒業後はその道をいく予定でした。でも、ギリギリになって「東京で芸能活動をしたい」と言ったら、親にめちゃくちゃ反対されました。
――高校生の時に芸能界を目指したきっかけは何かあったのですか?
高校3年間、ミスコンでずっと1位を獲って、ちやほやされたのがきっかけで…。卒業したら芸能の道に進もうと決めて、家を勝手に飛び出して上京しました。でも、うちの親は意外とやさしいから、応援してくれていたみたいで、今回やっと、親孝行できるなと思いました。
あと、おばあちゃんが、僕が出ている番組は、深夜の放送でも必ずリアルタイムで観て、LINEとかを送ってくれるんです。「おばあちゃん、寝てよ」と心配になって「録画で観てくれればいいから」と言ったんですが、どうやら録画もしているけど、リアルタイムでも観ているらしくて…。『仮面ライダー』なら、放送が朝9時からなので、ちょっと安心しました(笑)。
――やっぱり家族は1番喜んでくれますね。
僕には1つ下と、4つ下の弟がいるのですが、全然尊敬されてないし、よく喧嘩をするし、僕のことを「お兄ちゃん」と呼ばず「秀一郎」と呼び捨てにするんです(笑)。でも、今回、『仮面ライダー』が決まった時は「秀一郎のことを初めて尊敬したわ…これはマジですごい!」と初めて褒めてくれたので、うれしかったです。
■おばあちゃんの「梅干し」が大好き
――海外ドラマがお好きだとか。どんなジャンルの作品を観ているんですか?
『フレンズ』(ジェニファー・アニストン主演のシチュエーションコメディ)は、お母さんがずっと観ていて、うちにDVDがあったので、めちゃくちゃハマりました。あとは『ゴシップガール』などの、恋愛ものも好きで結構観ています。
――運動神経がよく、小さい頃からいろんなスポーツをされてきたそうですね。
器械体操、水泳、サッカー、野球をやっていました。器械体操は、親父が(器械体操の)選手だったので、やっていたのですが、無理やりやらされていた感じだったのでバク転ができるようになる前に辞めちゃいました(苦笑)。でも、アクションシーンに役に立ちそうなので、もう1回チャレンジしてみようかなと思っています(笑)。
――これからますます忙しくなると思いますが、パワーチャージしたい時に決まって食べるものはありますか?
おばあちゃんが作るめちゃくちゃ酸っぱい“しそ漬け梅干し”が大好きで、疲れた時や体調が悪いなと感じる時は必ず食べます! でも、でっかい南高梅をぱくぱく食べてしまうと、次の日むくんで撮影に支障をきたすことがあるので、最近は控えています(笑)。
――これから挑戦してみたい役やジャンルはありますか?
1年間、ヒーロー役を演じるので、その後は悪者や性格悪い系の役柄などにもトライしてみたいです! また、学園モノのキラキラ系もあまりやってこなかったので、挑戦してみたいです!
――今後、演技以外でやってみたいことはありますか?
タイで写真集を出したいです。
――かなりピンポイントですね(笑)。
タイに行ってみたくて…。もともとタイ料理も、辛いものも好きですし、今の状況が落ち着いたら、いつか行ってみたいです。
――『仮面ライダーセイバー』主演のニュースが出た時、SNS上にファンの方の喜びの声が多数あがっていました。最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。
『仮面ライダーセイバー』の神山飛羽真役は、表情の振り幅がすごいので、新しい一面をお見せすることができると思います。ぜひ楽しんで観ていただきたいです。あと、この役が決まってから「遠くにいっちゃった」と言われるファンの方もいたのですが…全然そんなことはなく、ずっと応援してくれているファンの方は覚えています! これからもよろしくお願いします。