『恋あた』注目すべきは“四人の視線” 中村倫也×石橋静河のシーンが切なく映るワケ

特集・レポート
2020年11月10日 18:00
『恋あた』注目すべきは“四人の視線” 中村倫也×石橋静河のシーンが切なく映るワケ
抱き合う浅羽(中村倫也)&里保(石橋静河) 『この恋あたためますか』第3話  (C)TBS

 とうとう四角関係が本格的に動き出した『この恋あたためますか』(TBS系/毎週火曜22時)。11月3日(火)放送の第3話では、冬の冷たさが香る切ない物語が繰り広げられた。(文=阿部桜子) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意下さい


■“配送テスト”が鍵になった第3話だったが…

 商品化は叶わなかったもののココエブリィで働けることになった井上樹木(森七菜)は、北川里保(石橋静河)が考案した「プチシューオーケストラ」を店頭に並べるための“配送テスト”をともに行う。店で作るケーキ屋とは違い、トラックで運ばなければいけないコンビニスイーツは、形状を崩さず店舗まで運べることが商品化の鍵となるという。

ココエブリィ社員になった井上樹木(森七菜) (C)TBS
 しかし、「プチシューオーケストラ」の配送は失敗続き。何種類もの容器をカタログから選び、発注し、シュークリームを詰め、トラックに乗せ、店舗まで赴いて結果を確認。この工程を何度も何度も繰り返す。開発時点で数え切れぬほど試食を重ねてきたのに、またしても商品化の高い壁が立ちはだかる。

 実は放送日の3日に変わった深夜、筆者は深夜の孤独を癒やすため「セブンイレブン」に行った。そこに並んでいたのは「恋する火曜日のチョコっとリラックシュ~」。樹木のシュークリームは落ちたはずなのに…。嫌な胸騒ぎがする。その予感は的中し、配送テストに通らなかった「プチシューオーケストラ」の代わりに、樹木のシュークリームが発売されることが決まった。

次ページ:【ネタバレあり】語らずにはいられぬラストシーン

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