『恋あた』第7話に「もう最終回でいい」の声 樹木が下した“驚きの決断”を振り返る
■新谷、再起動
「言いたいことがあるなら、ちゃんと言え」と言う浅羽 (C)TBS
結局りんごのキーホルダーは、浅羽から新谷誠(仲野太賀)の手に渡った。その際、新谷は、里保に黙って温泉へ行った浅羽を少し責めたが、浅羽は新谷が心配する“嫉妬心”を理解できなかった。煮え切らない様子の新谷に、浅羽は「言いたいことがあるなら、ちゃんと言え。言葉にしてくれなくちゃわからん」とピシャリ。
恋の快進撃を見せた新谷(仲野太賀) (C)TBS
新谷は「拓兄にだけは言われたくないわ!」と茶化しつつも、「言葉だけじゃダメだよなぁ」と、想いを伝えるためには、言葉以上に態度も必要なことを再確認する。人の気持ちを誰よりも汲み取ることができる繊細な新谷。これまで、大胆でありながら、相手を考えすぎるゆえに遠慮の残るアプローチを仕掛けてきたが、ここから新谷の恋の快進撃が始まった。
■“初めてのスイーツ”を樹木に
「まこっちゃんはいいよね」「アイディアとか決断とか人に丸投げでさ、楽な仕事だよね」。第4話でスイーツ課が分裂したとき、樹木は怒りに任せて、新谷の欠点をぶちまけた。その言葉は、第6話になっても新谷の胸から取れず、「耳が痛かった」「アイディア出せないからベンダーになったんだ」と実家を継がなかった理由を里保に打ち明ける。
「1番最初に樹木ちゃんに食べてほしい」とスイーツをわたす新谷と、樹木(森七菜) (C)TBS
でも、もう新谷は逃げない。「自分の道をちゃんと見つけたい」と決意を固めた彼は、自分の手でオリジナルのスイーツを作り上げていく。かつて初めてクッキーを焼いたのは好きな人のためと語った新谷が、今回は樹木を想いながら、“初めて自分で考えたスイーツ”を完成させた。「1番最初に樹木ちゃんに食べてほしい」。そう言いながら、新谷はケーキを手渡す。
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